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子どもの想像力が一気に伸びる“おもちゃ×◯◯”でごっこ遊び

ママやパパが子どもと一緒に楽しめる“おうち遊び”を毎週金曜日にご紹介している「VERYこども遊び研究所」
第31回は、井出武尊さんに子どもの想像力を広げる遊びを教えていただきます。家にあるものなんでも活用OK!新しい世界で遊んでみてくださいね。

 

 

「おもちゃの組み合わせで広がる想像の世界」

 

おもちゃはとっても楽しいもの。子どもたちの遊びに欠かせないものです。

そんな楽しいおもちゃは、複数のものを組み合わせることで、より一層楽しくなる場合があります。今回はそんな楽しい組み合わせを2パターンご紹介したいと思います。

 

【1】ままごと遊び×ビーズや古雑誌でお料理!

【2】ミニカーとマスキングテープや画用紙でおうちドライブ!

 

みんな大好き“ごっこ遊び”の組み合わせで広がる遊びを考えてみよう。
ごっこ遊びは1歳半くらいから始まります。最初はママやパパの真似をするようになり、次第に想像の世界が広がります。4~5歳くらいになるとお友だちやきょうだいとも一緒になって、一つのストーリーを作り出すようになります。何かになりきったり、見立てたり。

ごっこ遊びの中で子どもたちは生活の追体験や、空想の世界を過ごすことで、社会性、創造性、あるいは記憶力や論理性なども育んでいるのだろうと思います。

まずはおままごと。おもちゃの食器セットに、ビーズを組み合わせ。

 

 

ビーズは食材やお料理に見立てられます。お鍋やフライパンの中でかき混ぜたり、スプーンを使って器に盛り付けたり。スプーンを伝ってくる手触りはまるで本物のスープのようです。

 

 

ちょっとした台になるものがあれば、コンロも再現できます。ここでは道具箱を利用してみました。お料理がより楽しくなります。

 

 

ビーズ以外のおもちゃを組み合わせても楽しいですし、古くなった雑誌やチラシなどを利用するのも遊びが広がるアイデアです。

 

 

紙ですから切ったり貼ったり丸めたり。本当のお料理のように様々な加工ができます。レタスの上にチーズとトマトをのせたサラダの完成!

 

 

次はミニカーを使います。ミニカーと組み合わせて遊ぶのはまずは画用紙にクレヨンにテープなどの工作道具。写真では帯状の画用紙を使っていますが、市販のA4サイズ等のもので構いません。

 

 

まずはマスキングテープを床に直接貼っちゃいます。するとあっという間に道路が完成。テープにはクレヨンで直接道路表示などを書き込みます。リアルな世界に子どもたちも引き込まれます。マスキングテープならばのりが残る心配もありません。※長期間放置するとのりが残る場合がありますので、ご注意ください。

 

 

さらに画用紙をアーチ状にして床に貼り付けるとトンネルになります。上を人形が歩くこともできそう。砂遊びもそうですが、どうしてトンネルって子どもたちを夢中にさせるのでしょう?

 

 

道路ができたら次に欲しくなるのは建物です。これには積木やブロックを使うと楽しそうですが、意外なところでは「本」でも立派な街並みを再現することができます。しかもただ積むだけなのでとっても簡単です。目線を下げて、ミニカー視点で眺めると高層ビル群にいるようです。

 

 

先ほどの画用紙と組み合わせると立体的な街並みの出来上がり。こうなってくると子どもたちは自由に想像の世界で遊び始めると思います。

 

 

この先はきっとそれぞれの工夫で様々な世界を生み出してくれるのではないでしょうか。「組み合わせる」ということを知ると思いもよらない組み合わせから、子どもによってまるで異なる独創的なごっこ遊びをしてくれることでしょう。

 

「やっちゃダメ」だと思っていることや「こうしないといけない」と思い込んでいることを外すと遊びはググッと広がります。もちろん危ないことはやっちゃダメですけどね。

 

最後に、この世界の住人である人形も積木で作ってみました。組み合わせは…
積木と目玉。目玉があればなんでも人形になりそうです。

 

 

 

遊んでみた様子を、ぜひ#takeruide  #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてくださいね!

\教えてくれたのは/

◉井出武尊さん Takeru IDE
2004年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。子どもと遊びの企業にて多数のプロジェクトに携わり、15年以上にわたって子どもの遊具や遊び場のデザインを手がける。幼少期における表現活動の重要性を感じており、学校教育以外の選択肢を構築するべく広く活動中。2020年4月現在、4歳3ヶ月の“姫”と毎日遊ぶ様子がSNSを通じてママたちの関心を集めている。Instagram:@takeru_ide

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