「あおきさん占い。」の監修者・青木良文さんと3人の編集&ライターが夜な夜な交わすLINEトークが、ゴシップや時事ニュースを話題に占いと照らし合わせて盛り上がっています。
今回は、2020年の年末から話題になっている「風の時代」について。すでに、その兆しを象徴するトピックスが、VERY2月号に掲載されているというトークでヒートアップ!
*以下、青木さん=青木良文さん、A・B・C=編集・ライター
A 昨年の2020年の「あおきさん占い。」でも何度か語られてきた、2020年12月22日から、約200年続いた「地の時代」から「風の時代」への移行。とうとう、その「風の時代」が始まりましたね。
B 年末には検索ワードで「風の時代」が多かったと聞いたけれど、それほど多くの人が時代の変化を知っているんだね。200年続いた当たり前が、これからどんなふうに変わっていくのか誰もが気になること!
C 所有からシェアへ、という大きな価値観の変化。その中で以前に青木さんが「家族も所有のひとつで、『地の時代』の象徴」と話していて、それが気になりずっと引っかかっていて……。
A 私も!そこに、VERY2月号でのモデル牧野紗弥さんの告白「VERYモデル牧野紗弥さん『夫婦別姓でもっといい家族の形を見つけたい』」を読んで「こういうことか!!」と思っちゃった。
B Aさん、2月号発売直後に「牧野さんの記事ってまさに、『風の時代』の新しい家族の形ってこれだよね!」って、LINEくれたよね。
青木さん たしかに、昨年2020年12月の記事「『風の時代』に乗り遅れないために!2021年上半期の運勢【あおきさん占い。】」でもお伝えしたように、“「風」の時代に目指したいのは、「自分なりの幸せのカタチ」です。たとえば、夫婦や家族の理想像だってそう。今後はもしかすると、事実婚や週末婚、別居婚をはじめ、離婚後も一緒に暮らす、血縁のない家族関係を結ぶなど、「新しい家族のカタチ」を躊躇なく選べる社会へと変わっていくのではないでしょうか“と語らせてもらいましたね! 私も、牧野さんから直接に報告をもらい、まさにこういうことか!と、腑に落ちた一件でした。
A 妻、母という肩書きに違和感を感じていた牧野さんが、今まで通りの家族の形は変えず、彼女だけ旧姓に戻し、そして、家族それぞれの役割を見つめなおして再出発、という決断。この告白は、某新聞社のLINEニュースでも大きく取り上げられたほど!
B 牧野さん自身、旦那さんやお子さんたちに理解してもらうのに試行錯誤したんだと思うけれど、それを実現できる!というロールモデルは、いろいろな人たち勇気を与えたと思うな。
青木さん 牧野さんは「あおきさん占い。」ですと「土」のエレメント。2020年は素晴らしいスタートの年でもありました。エレメントの性質でも教育の星をお持ちで、さらに白黒はっきりつけたいところもあって、クリアな決断と実行力にリスペクトです。
「地の時代」は努力、根性、は美しいものだったけれど、「風の時代」にその価値観はなし。「お母さんにとって家族が一番。そのために自分を犠牲にする」という考え方は薄れていくでしょうね。
A そういえば、話題になった記事「壇蜜さん半別居婚で1周年『“結婚してみる”ことにしてわかったこと』」で壇蜜さんが振り返った別居婚という形も、そうしたひとつの流れでみると「風の時代」の特徴なんだろうな。
C 壇蜜さんの場合、どんな人と向き合うときも自分を蔑ろにしないというところに“自愛“を感じますね。
青木さん まさに「自愛」こそ、「風の時代」を乗りこなすためのキーワード。まずは自分を愛することで、そしてまわりをきちんと愛することができる。結婚も、お互いに離れて暮らすことで、相手を認め合ってポジティブになれることってあると思う。私のまわりにも家族のカタチを変えて、改めて良い関係が築けたという知人も増えてきたんです。まさにこれからは、そうしたしなやかな考え方が必要。新しい時代、人間関係も新たに築いていくくらいの気持ちでいることも大切なのかなと思いました。そして、空間を共有する時代は終わって、時間や気持ちを共有する時代に突入したのだと感じました。
B そうか!「家族は一緒にいるべき」という常識も変わっていろんな形が当たり前になっていくんだろうな。
C 現実的には、経済的な理由などで、今すぐ“自愛優先“へ進むのは難しいという人も多いかもしれませんね。ただ、別居や離婚に踏み出すまでいかなくとも「家庭内で距離を置く」意識を持つだけでも、少しずつ風通しはよくなっていくのかも。もちろん、今ある家族という形が心地よいと感じている人はそれを大切に。夫婦の向き合い方に正解はないですもんね。
青木さん その通りですね。自分らしくいること、自分を大事にすること、それが家族を大切にすることにつながり、やがて社会とつながっていく。「○○○すべき」という常識(枠)がなくなるのが、風の時代の一番大きな特徴なんだと思います。
A そう思うと、枠のない自由な「風の時代」にワクワクを感じますね!まだまだ始まったばかり。これからが楽しみですね♪