湿気を含んだ空気に、強くなる日差し。6月は「夏の入口」でありながら梅雨寒の日も混ざる、一年でも特に服装選びが難しい時季です。蒸してストレスフルな空気に加え、屋内では強めの冷房で激しい温度変化にも悩れがちに。だからこそただ涼しいだけじゃない、快適なのにおしゃれを楽しめる服が活躍。実力派アイテムに頼って、梅雨のおしゃれ迷子を回避して。
まずは2025年の6月の気温をチェック!
*出典:気象庁ホームページ「東京(東京都) 2025年6月(日ごとの値)気温」(https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2025&month=06&day=&view=g_tem)より
上旬
最高気温は25〜30度近くまで上がる日も増え、日中は初夏らしいムード。一方で最低気温はまだ15〜20度前後と、朝晩は意外と涼しさが残る時期です。昨年の関東の梅雨入りは5月22日とかなり早めでしたが今年は例年なみの6月7日に梅雨入りしました。服装は、まだギリギリレイヤードも楽しめるタイミング。シアーシャツや半袖ジャケットといった風通しの良いアイテムが活躍します。キャミワンピにシャツ羽織りなどの軽やかな重ね方でトレンド感を。
中旬
グラフを見ると一気に気温が上昇し、30度超えの日が連続。最低気温も22〜24度前後まで上がり、湿度が増して蒸し暑さが本格的になった2025年。2026年は関東の梅雨入りが6月中旬頃と平年より遅め予想なこともあり、15日ごろまでは夏のような暑さが先行しそう。一方で、梅雨入り後は空気が急に重たく変わる可能性もあり、服選びも速乾や撥水など、雨ありきのコーデが活躍するかもしれません。
下旬
平均気温がほぼ27〜28度で安定し、最低気温も23度超えの日が続くなど夏本番の気候に。湿度の高さも相まって、体感は数字以上に重くなります。汗やベタつき対策は必須。服装は肌離れの良い素材選びがカギ。ワンツーコーデでも地味見えしないよう、立体的なシルエットのトップスや、レースやフリル、カラーアイテム投入で鮮度アップを。
暑い日
中旬以降に増える30度超えの日は、湿度も高く体感は真夏。屋外に数分いるだけで汗ばむ空気感で、「何を着ても暑い」と悩んでしまう時季です。服装はとにかく身軽に、そして通気性重視。ただしただのラフになってしまうと気分が上がらないので、リネン素材やシアーといった洒落見えするアイテムが活躍。流行のメッシュサンダルなどをさらっと取り入れるとさらに今年っぽく。
寒い日
梅雨寒の日は、気温がそこまで上がらず、風があると意外とひんやり。朝晩は20度以下まで落ちる日は、半袖一枚だと心許ないことも。こういう日は、羽織り込みでコーデを考えるのが正解。シアーカーデや薄軽ブルゾン、シャツなど、脱ぎ着しやすい羽織りアイテムが便利です。インナーはタンクや半袖で暑さにも備えて。雨の日は染みやすいスニーカーや革靴より、撥水素材や厚底スポサンなど、天気に左右されにくい選択が実用的です。
2026年6月に着たいトレンドアイテムは?
きれいめに穿けるトレンドボトムなら白デニム
夏用にデニムを新調するなら、爽やかに穿ける白デニムがおすすめ。薄手の生地&ゆったりシルエットでもたつかず、高温多湿な日も快適に過ごせます。ラフにロールアップしてもサマになるので、足元のアイテム次第で調節しやすいところも◎。インナーに白Tシャツを入れると、リンク感も出てさらにこなれた印象に。
学校シーンにも使えるネイビーの春夏羽織り
暑くてもきちんとしたい学校シーンには、サッと羽織れる1枚があると安心かつ便利。きれいめ見えも叶えつつクラシカルに寄りすぎないジャガードブルゾンは、ネイビーで落ち着きがありながら、程よいアクティブさも。肩肘張らない親しみやすさが演出できます。ホワイト×ネイビーで洗練されたコーデに仕上げながら、足元は流行のぺたんこビーサンでハズしても。
関東は上旬に梅雨入り!
蒸し暑さが本格化する6月上旬
<POINT>
・ジャケットより身軽な「シャツ羽織り」が有能
・この時季なら足元はサンダルよりスニーカーorローファーが冷えずに快適!
・きちんとシーンなら半袖ジャケットの選択肢も
真夏並みの日差しと蒸し暑さにすでにバテそうになる6月上旬は、UVカットブルゾンとサングラスで防御しつつおしゃれを楽しんで。鮮やかな赤とデニムのブルーで気分をあげつつ、ミュートカラーのブルゾン、バッグでまとめます。ブルゾンはギャザーやフリル付きを選べば、スポーティになりすぎないので場所を選ばず着られます。
雨の日が多くなる6月中旬は
快適に乗りきるアイテムに頼って
<POINT>
・晴雨兼用の撥水アイテムやレインブーツを準備
・蒸し暑く、半袖おしゃれが基本に
・うねる髪は映えるシュシュやヘアクリップを活用
実は今、撥水アイテムはスポーティなものだけでなく、きれいめアイテムにも増えてるんです。このコーデでも、タックパンツとバッグが実は撥水。雨の日も晴れの日も使えるモトとれアイテムで梅雨時期も気分は爽快。黒のニットポロとローファーを合わせて、クラシカルにまとめます。
梅雨明けはまだ先だけど気温は上昇
6月下旬のコーデって?
<POINT>
・中旬同様、梅雨時期なので撥水、防水アイテムに頼って
・ワンツーコーデでも気分が上がる、盛れるトップスが活躍
・シンプルTシャツこそサイジングにこだわると洒落る!
6月下旬はいよいよ30度越えが当たり前になってきて、野外でちょっと動くだけでも汗をかくレベルの日々に。日本の暑い夏がいよいよ始まります。高温多湿でレイヤードなんてできない日には半袖1枚で決まるトップスが◎。流行のレーストップスも着映えアイテムとして活躍します。デニムと合わせて甘さを引き算し、気負いすぎないバランスに。
快適に過ごせるおしゃれを!
暑さと高い湿度が本格化する6月は、体のベタつきや髪のうねりなども気になり、なにかとストレスフル。涼しさを優先すれば手抜きに見えかねないし、きちんと感を意識したかっちり素材のアイテムだと暑さや蒸れが気になることも…。だからこそ、洒落見えする撥水アイテムやメッシュサンダルといった旬なおしゃれアイテムを取り入れて、気分を上げたいところ。快適におしゃれを楽しみましょう!
文/楢本美菜子
*掲載中の情報は、過去誌面や過去記事を再編集したものです。掲載商品はすでに販売終了している場合があります。









