リラクシーできちんと感も叶える「黒ワンピース」。簡単に洒落て見える頼れるカラーですが、黒の面積が多いぶん、重く見えてしまいそう&地味見えが気になる……という心配も。そんなお悩みを解決する、選び方のポイントや小物の合わせ方をご紹介します。ママたちのリアルコーデにも真似したいヒントがギュッと詰まっているので、ぜひチェックして。
【2024年】おすすめの黒ワンピースは?
トレンド素材やママに嬉しいシルエットをチェック
体型カバーも鮮度アップも叶う
「コクーンシルエット」
撮影/清藤直樹 *最新『コクーンシルエットのワンピ』でスタイルアップ!“ポケットつき”も賢いより
産後ちょっぴり腰回りが気になるママには、コクーンシルエットの黒ワンピースがおすすめです。構築的なシルエットにより、気になる部分をカバーして細見えを叶える嬉しいフォルム。辛口派やモード派のママにも寄り添うスタイリッシュな今どきムードを演出します。
黒を軽やかに楽しめる
「チュール素材」
撮影/清藤直樹 *1枚で盛れてる!『リラックス黒ワンピ』はチュールつきが簡単より
きれいめ派や甘派には、今年ブームのチュール素材を使った黒ワンピースがおすすめです。黒が持つストイックなイメージを和らげ、愛らしい印象に。チュールのシアー感により、涼やかな印象になるのも魅力。着映え力抜群でオシャレ欲を満たしてくれるため、よそ行きシーンにもうってつけです。
異素材がドッキングした
「切り替えデザイン」
撮影/清藤直樹 *甘キレイな【トップス&ワンピ】5選!送迎に一枚でもコーデが決まるものだけ より
トップスとスカートを組み合わせたように見える、ドッキングワンピースも要チェック。一枚でサマ見えするためワンマイルシーンでも手抜きに見えず、忙しい朝の時短にも役立ちます。黒ワンピースで陥りがちな地味見えを、華やかな印象に導いてくれるのも嬉しいポイント。
2024年イチオシの黒ワンピースコーデ3選
ロマンティックな切り替えワンピを
白小物でクリーンな印象に
撮影/金谷章平
トップスはカットソー素材でカジュアルながらも、スカート部分のドットチュールでロマンティックな表情を醸し出す一着。腰位置を少し高めに切り替えているため、自然と脚長効果が狙えます。華奢なストラップサンダルとハーフムーンバッグでホワイトを差し、甘口モノトーンを楽しんで。
ドット柄で爽やか度アップ&
ビーサンでラフな抜け感を
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
全身真っ黒だと暗い印象にならないか心配……という人には、ドット柄の黒ワンピースを推薦。小さめドットなら子ども見えせず、大人の甘さを演出します。足元はビーサンで引き算し、カジュアルな抜けをつくると “頑張っている感” が出ない着こなしに。
トレンドのチュールワンピは
Gジャン合わせで気張らずに
撮影/金谷章平
流行中のチュール素材も、黒ワンピなら甘くなりすぎず優美な印象に。Gジャンやスウェットと合わせてカジュアルMIXさせれば、デイリーシーンでも照れずにトライ可能です。濃色のGジャンはきれいめ要素をキープしつつ、大人にちょうどいいこなれバランスを演出。
【オフィス・ママ行事・よそ行きシーンに】
黒ワンピースのきれいめコーデ6選
大人のかっこよさを醸し出す
注目度大のジレワンピース
撮影/菊地 史〈impress+〉
端正な表情を薫らせるテーラードのジレデザインで、かっこいいワンピスタイルを楽しむのも新鮮です。潔く素肌に合わせるほか、Tシャツやシアートップスとレイヤードするのもおすすめ。ローファーでクラシカルにまとめればきちんと感が高まり、オフィスや謝恩会にも重宝しそうです。
フレアワンピは
フラットシューズでキメすぎないバランスを
撮影/須藤敬一
品行方正なムードを醸し出す五分袖&フレアの黒ワンピは、保護者会からフォーマルまで幅広いシーンにマッチ。ヒールパンプスだとトゥーマッチな気分のときは、バックル付きのフラットシューズを合わせてみて。上品さはそのままに程よいこなれムードを演出します。ミニバッグで都会的な雰囲気をひとさじ添えると◎。
卒入園もOKな
クラシックなレースジレがカギ
撮影/金谷章平
ワンパターンになりがちな黒ワンピに変化球を投入するなら、クラシカルなレースジレをプラスするのも手。ショート丈のため視線が上に集まり、スタイルアップにも役立ちます。コーデが暗くなりすぎないよう、ゴールドピアスでエレガントな華やぎを加えるのがポイント。
リラクシーもきちんと感も叶える
黒ワンピ×ベージュ小物
撮影/金谷章平
リゾート地では、清涼感と大人っぽさを両立したジョーゼット素材の黒ワンピースが頼れます。シンプルながらデコルテがほんのり覗くヘルシーな一枚は、ベージュ系小物でまとめるのがおすすめ。優しげなムードを纏いつつ、レストランにも対応できる上品さがプラスされます。
エッグシルエットはモードにまとめて
鮮度の高さをアピール
撮影/菊地 史〈impress+〉
細めのストラップと丸みのある構築的なシルエットにより、華奢見えが狙える一着。髪をキュッとまとめて大きめのアクセサリーをつけたり、甲が覆われたオープントゥのサンダルを選んだりして、モードに仕上げるのがおすすめです。かごバッグで気取らない親しみやすさを薫らせるのも◎。
マキシ丈ワンピは
辛口小物で脱・無難見え
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
クルーネックのシンプルなマキシ丈ワンピースは、一枚で着たりレイヤードしたりと着回しにも重宝。とはいえ地味見えしないよう、ヒール付きのレザーサンダルで大人っぽい抜け感を演出するのがポイントです。辛口派は、クラッチバッグやサングラスで都会的に引き締めるのも一策。
【休日やワンマイルデーに】
黒ワンピースのカジュアルコーデ6選
アメスリワンピは
ラフなメリハリをつけるのがカギ
撮影/金谷章平
フィット感のあるアメスリワンピースはハードルが高いかも……。そんなときは、スポーティに振るのがおすすめです。キャップやスポサンで肩ひじ張らないラフなムードを添えると、ぐっとトライしやすく。オーバーサイズ服をざっくり肩掛けすれば、こなれ度アップ&体型カバーも叶います。
ロゴ入りオーバーシャツで
ゆるさを足すのが今っぽい
撮影/佐藤航嗣
切り替えワンピースはテクいらずでコーデにメリハリが出て、オシャレ度が高まるのが魅力。タイトトップスとボリュームスカートの抑揚で、お腹まわりのカバーやスタイルアップを狙えます。オーバーサイズのロゴ付きシャツで、ほんのりカジュアルなゆるさを加えるのもポイント。
シンプルワンピは厚底サンダルで
最旬ムードに更新
撮影/金谷章平
公園やスーパーへのちょっとしたお出かけには、ヘルシーなカットソーワンピが活躍。キャップにブローチをつけるひとワザで、オシャレ感度の高い着こなしに更新されます。ぷっくりとした厚底サンダルはベージュを選ぶことで黒ワンピの威圧感を和らげ、優しい印象に。
構築的ワンピはスポーティ小物で
日常シーンに馴染ませて
撮影/金谷章平
コンパクトなトップスとフレアスカートの立体的なシルエットのワンピースは、インパクトのある着こなしがつくれる頼れる1枚。ワンマイルシーンではキャップやスニーカーでスポーティな味付けをすると、より最旬ムードに。ワンピースの美シルエットを引き立てるミニマムな小物選びがカギ。
バルーンスカートにフィットする
甘小物でコーデにスパイス感を
撮影/来家祐介〈aosora〉
アウトドアや水際レジャーにも活躍する、UVカットや速乾機能が付いた黒ワンピースは1枚あると重宝するはず。ママリュックを背負うなら、バルーンスカートの甘さに違和感を与えない淡い色合いのものがおすすめ。
夏こそ黒ワンピが着たい!
涼しげに着るコツ&コーデ3選
白小物リンクで
涼しげモノトーンコーデに
撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
きれいめな印象をキープしつつ体型カバーが叶うコクーンシルエットの黒ワンピ。胸下の位置でシェイプし程よい立体感を演出しているため、スタイルアップも狙えます。夏はストラップサンダルとバッグをホワイトでリンクさせ、爽やかな抜けをつくるのがカギ。
夏素材のバッグで
季節感&軽やかさをプラス
撮影/金谷章平
異素材をドッキングしたワンピースなら黒の重厚感を払拭し、一枚で表情豊かに決まります。ウエストゴム仕様のためベビー連れでも楽ちんに過ごせるのも嬉しいポイント。マルチカラーのジュートバッグをアクセントにして、夏ムードを盛り上げるのもおすすめです。
露出多めなデザインは
スポーティな小物でハズす
撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
旅行シーンでは、普段なかなかトライしにくいバックオープンデザインで大胆な肌見せを楽しむのも◎。 潔く肌を見せることで黒でも涼やかな印象をアピールできます。キャップやスポサンは淡色を選び、優しげスポーティに味付けするのが今っぽく決まる秘訣です。
春・秋・冬の黒ワンピースコーデ4選
【春】ジップデザインや顔まわりアクセで
すっきり華やかに盛り上げて
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
黒ワンピースは顔色がくすんで見えそう……という人には、フロントジップデザインがうってつけ。ネックレスいらずで洗練ムードを演出します。ヘアスタイルはハーフアップやポニーテールで顔まわりをすっきりさせるひと手間が有効です。
【秋】チュール付き甘ワンピは
黒ブーツで切れ味よく
撮影/金谷章平
袖・襟・裾にチュールがあしらわれたレイヤード風ニットワンピースは、甘派ママの心くすぐる1枚。上品見えし、会食やよそ行きシーンにぴったりです。ショートブーツで甘めワンピースの糖度をおさえるのがコツ。
【秋~冬】ニットワンピースは
ちょい短め丈が新鮮
撮影/渡辺謙太郎
秋冬のママ行事に頼れるきれいめニットワンピース。シンプルなボックスシルエットをベースにしつつ、袖口の異素材フリルとパールボタンで甘めな要素が薫るデザインのものなら、シンプルになりすぎる黒コーデにアクセントが光ります。膝丈×ブーツでロング丈一辺倒だった足元に更新感を与えてみて。
【冬】ふんわりシルエットは
タイツ&ローファーでクラシカルに
撮影/渡辺謙太郎
体型カバーもシャレ見えも叶うドッキングワンピースは、異素材MIXならどこか軽やかな印象に。ブーツだとメリハリが出にくいため、タイツ&太ヒールのローファーを合わせるのがコツ。クラシカルながらほんのりモードな要素が備わります。
ママ達のリアル黒ワンピースSNAP6選
スニーカーでもきちんと感をキープする
黒同士のレイヤード術
撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
黒ワンピースにMA-1ジレをレイヤードすることで視線を上げ、スニーカーでも高バランスな着こなしに着地する技アリコーデ。子連れシーンながらカジュアル一辺倒にならず、機動力もカッコよさも兼備します。(かんだまさん)
アメスリワンピはブラウン小物で
リッチに格上げ
撮影/イ・ガンヒョン、沼尾翔平、木戸麻衣
ヘルシーな肌見せが楽しめるアメスリワンピを着用。シャツをさらっと羽織ったときにも肩まわりに抜け感が出て、こなれた表情を演出します。小物はブラウンでリンクさせ、コーデの統一感を高めるのがコツ。(井上貴江さん)
*掲載されているエルメスのアイテムは私物につき、ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。
黒ワンピ×ミニマムな白スニーカーなら
公園からレストランまで気後れせず
撮影/木村 敦
黒ワンピース×スクエアバッグにゴールドネックレスで華やぎを添えた上品コーデ。「ワンピースの足元もパンプスよりスニーカーでカジュアルダウンさせるのが好き」と話します。ミニマムな白スニーカーならきれいめコーデにマッチし、ママ行事からワンマイルまでシームレスに対応できそう。(ライター/増田奈津子)
ベビー連れからホテルランチも華麗に横断
着回し力抜群のキャミワンピが活躍
撮影/イ・ガンヒョン
一枚でも着回しにも重宝するキャミワンピースは、合わせるアイテム次第でさまざまな表情を楽しめるのが魅力。ジャケットを羽織ればレストランもOKなきちんと感が備わります。ママ友とお出かけの日は、スニーカーで親しみやすさを意識するのがおすすめ。(下田沙織さん)
秋冬の重ね着は黒を効果的に
ちりばめて
撮影/イ・ガンヒョン
ロングコートとグレーパーカーの重ね着を、黒ワンピースがキリリとシャープに引き締め。足元まで黒で繋げることで、統一感のある洗練された着こなしに仕上がります。バッグも黒を選び、ベージュコートのほっこり見えを回避。(田部郁実さん)
ハイトーンヘアとも好相性
顔色が沈まず華やかに
撮影/イ・ガンヒョン
黒ワンピースは、オシャレママが続々試しているハイトーンへアとの相性もばっちり。ブラックコーデでも沈まず、明るい印象に見せてくれるのが嬉しいポイント。細ベルトをアクセントにすれば脚長効果も狙えて、スニーカーでもバランスよく決まります。(齋藤春奈さん)
黒ワンピースで多タスクなママシーンを
シックに、軽やかに!
黒ワンピースは1枚で完結できてしまうからこそ、構築的なデザインでサマ見えを狙ったり、小物使いで季節感を出すのがポイント。夏は肌がたっぷりのぞくサンダルでラフな抜け感をつくるのも黒を軽やかに見せる秘訣です。きれいめ黒ワンピースはキャップやスニーカーでトレンドのスポーティなムードを加えると、ワンマイルシーンにも応用可能。そんな汎用性の高い黒ワンピースを相棒に、ママ行事・ランチ会・公園etc.……多様なシーンをオシャレに、心地よく過ごしましょう!
文/小林 愛
*本記事は過去掲載記事を元に再編成したものです。商品は販売終了している場合があります。