いよいよ夏らしくなる7月。上旬は梅雨がまだ残り雨が多いものの、梅雨明け以降は35度を超すような猛暑日が増えてきます。汗と湿気、UV対策と気になることも多く、暑さで参ってしまいそうになる季節だから、服選びはラクで快適なことが不可欠。今回はシーズンやシチュエーションに合わせて真夏のファッションをご紹介します。
【目次】
7月の気候の特徴とおすすめの服装は?
まずは過去の7月の東京の気温を確認してみましょう。2026年7月のトレンドアイテムは?
*出典:気象庁ホームページ「東京(東京都) 2025年7月(日ごとの値)気温」(https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2025&month=07&day=&view=g_tem)より
上旬
2025年の梅雨明けは6月28日ごろと平年に比べて早かったこともあり、上旬から最高気温は30℃超えがベース。最低気温も25℃前後と高く、朝から暑さを感じる日々でした。一方、雨の影響で一時的に気温が下がる日も。服装は本格的な夏仕様にしつつ、急な雨や冷房対策としてブルゾンなどのアウターがあると安心です。撥水バッグや晴雨兼用シューズを活用して雨のストレスを減らせば毎日のQOLもUP。
中旬
中旬は、梅雨から盛夏へ切り替わるタイミング。2026年の関東甲信の梅雨明けは7月中旬ごろの平年並みと予想されています。最高気温が35℃を超える「猛暑日」も多いため、洗いやすく、風通しのいい快適素材が頼りになります。
下旬
最高気温35℃前後の日が続き、最低気温も25℃を下回りにくくなります。日が落ちたあとも熱の引かない熱帯夜シーズンに突入します。体感としては「朝から夜まで暑い」が当たり前になるため、快適性を重視した服選びが欠かせません。Tシャツやワイドパンツ、アメスリトップスなど動きやすく洗いやすいものがおすすめ。おしゃれをしたい日はリネンワンピースなど、体に張り付かない素材でリラクシーに決めるのが◎。
暑い日
何を着ても暑く、外にいるのがしんどい日。今年は梅雨明け後、平年より厳しい暑さが予想されていることもあり、7月後半はおしゃれも「涼しさありき」で考えたいところです。レイヤードなし、さらりと着るだけで気分の上がる花柄トップスや変型カッティングトップスなど1枚でちゃんと気分が上がるアイテムが活躍。日傘やサングラス、キャップなど紫外線対策もコーディネートの一部として取り入れて実用的な夏スタイルで乗り切って。
寒い日
雨きっかけで急に気温が落ちることもある夏のはじまりの時季。束の間の暑さを忘れておしゃれできるとはいえ、雨・湿気対策はマストです。半袖やノースリーブをベースに、シャツ、ブルゾン、カーディガンを重ねて、着こなしにも奥行きをプラスしてみて。足元は撥水ローファーやゴアテックスのスニーカーを選べば雨も気になりにくくて◎。曇り空の日こそ、ピンクやバターイエロー、シルバー小物など明るい色を効かせると、軽やかな気分に。
2026年7月のトレンドアイテムは?
一気に夏らしく!気分が上がる花柄トップス

撮影/清藤直樹
花柄トップスは、小さめ+ダークカラーを選べばシティになじむトーンになり、VERY世代も取り入れやすいはず。ヌキテパのトップスは可愛くなりすぎないジャスミンの花柄に、揺れ動くティアードシルエットが華やか。コットンボイル生地で、肌ざわりも気持ちいい。デニムを合わせてカジュアルに着たり、ジャケット合わせで大人っぽく着たりと、着回しも効くアイテムです。
シャツよりラクでTシャツより洒落る、ポロニット

撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
きれいめポロニットは、Tシャツより少しちゃんとしたいというシーンにぴったり。家で洗えて締め付け感やまとわりつく不快さもないうえ、プチプラブランドからも気の利いたアイテムが大豊作で、この夏は活躍間違いなし。衿付きでキッチリ感も出るので、ネイビートーンでまとめれば学校行事やしっかりめのオフィスシーンにも対応できる優秀さ。プリーツスカートと品の良いパンプスと合わせて夏の洒落コンサバスタイルにしても。
7月上旬のおすすめコーデ
<POINT>
例年の東京の梅雨明けは7月半ば。上旬は雨の日も多く、梅雨真っ盛りです。じめじめとして不快指数も高く洗濯物も乾きにくい日々…。心が折れそうになる雨の日にも負けない、撥水や速乾などの機能性アイテムが便利!
雨空でも気分が上がるときめき要素をプラス

撮影/土山大輔〈TRON〉
けっこう暑かったはずなのに、雨のせいで気温が急降下して肌寒くなる日もある7月上旬。気分も落ちてしまいそうだけど、そんなときこそファッションの力で少しでも過ごしやすくして笑顔でいたいところ。撥水ブルゾンで肌寒さと雨を防ぎ、ハンターのブーツで足元も盤石に。ドロストのギャザーでちょい甘ディテールなブルゾンと、薄いピンクのスカートを雨の日のときめき要素に。
雨の日だって快適に。着るだけでOKな撥水ワンピ軸コーデ

風通しのいいAラインのワンピースはジメジメした梅雨シーズンに頼れるうえに、撥水素材で雨にも負けない!ニュアンスのあるモカカラーならカジュアルな中にも洒落っ気をプラスできます。リラクシーなぺたんこサンダルとキャップで、ちょっとそこまでのおでかけコーデもいい気分で!
雨でもイケる!厚底のラバーサンダル×大人のショーパンコーデ

撮影/金谷章平
厚底のラバーサンダルとショートパンツなら、雨の日や突然の集中豪雨にも対応可能。水はねも気になりません。ボトムスがカジュアルなぶん、白トップスで甘めに盛って。
撥水素材のスカートできれいめ梅雨スタイル

撮影/金谷章平
カジュアルになりすぎる撥水アイテムコーデも、ふんわりシルエットのスカートならキレイめで新鮮味のあるスタイリングに。脚にまとわりつかないスカートのボリューム感は、じめじめとした湿度の日に快適という副次的効果も。華奢なサンダルも黒でまとめ、バッグは素材と色合いで夏らしさをちらりとのぞかせて。
まだちょっと冷えるかもしれない夜はカーデ肩掛けが安心

撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
20度近くまで下がる日もある7月上旬は、タンクトップ1枚だと心もとないかも。カーデやシャツを肩掛け、もしくはたすき掛けしておけば、気温変化にもばっちり対応できます。キャミソール×薄色デニムの淡色コーデに、ボーダーでちょっとだけポップに外しを。湿気のある日は髪の毛の浮きを抑えられるカチューシャを使ったヘアアレンジがおすすめ。
五分丈ニットで品良いカジュアルに

撮影/東 京祐
淡いピンクの襟付きニットとベージュのタック入りワイドパンツが織りなす、カジュアルだけど上品なワンツーコーデ。襟付きデザインが品良く見せてくれて、淡いトーンの組み合わせが優しげな印象に。ワイドシルエットのパンツもタックのおかげで程よいきちんと感をキープ。
ハイブラTシャツ一枚で格上げ

撮影/渡辺謙太郎
早くも争奪戦になっているのがハイブランドのTシャツ。デニム合わせではカジュアル顔になりすぎる夏のTシャツコーデも、ブランドの力でときめきとクラス感をプラス。グレーのニュアンスカラーを選べばヒールにも合う上品スタイルに。
7月中旬のおすすめコーデ
<POINT>
昨年はひんやりとした日もあった7月中旬。日々の気温差や、屋内での冷房による冷えなど真夏といえど羽織りものが必要なシーンも多いもの。タンクやキャミソールなどの夏インナーに、軽ジャケットやシースルーカーデなどとのレイヤードが活躍します。
ノースリセットアップで涼やかに!オールホワイトが夏空に映える季節が到来

爽やかなオールホワイトのセットアップ。リネンのやわらかな質感とビーサンでリラクシーなムードを演出しつつも、仕立ての良さでキレイなラインをキープしてどこかシャープなおでかけコーデに。バッグはパイル地エコバッグと、ロゴバッグのピンク二個持ちで遊び心のアクセントに。
ワンツーコーデだって即こなれる!ベロアTシャツ

撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
上品な光沢感が際立つベロアTシャツは、きちんと見えしつつもTシャツの気楽さをキープできる夏のお助け名品。淡いきれいめカラーを選べば顔まわりをパッと明るく見せてくれます。黒パンツの細いサスペンダーがやりすぎないアクセントに。
ワザありグレータンクで、洒脱なジャケットスタイル

撮影/金谷章平
黒のトリミングがひと手間かけたように見せてくれるグレーのタンクに、白のスカートと黒ジャケットを合わせた真夏のきちんとコーデ。上半身が暗めカラーなので、ボトムスに白を持ってきてもぼんやりとした印象になりません。シワ加工スカートで質感の違いを楽しむ遊び心も。
夏らしさを楽しむ!キャップとワンピは鉄板

撮影/金谷章平
夏らしさを楽しめて、おでかけにもご近所ワンマイルにも行ける、ほどよいユルさのあるコーデといえばキャップ&ワンピース。ストライプのワンピースに、白サンダル、白キャップと夏の日差しに映えるさわやかコーデです。かごバッグもプラスしてこの季節にしか楽しめない「らしさ」を楽しんで。
ヘルシーな肌見せがジュエリー代わり

撮影/須藤敬一
夏こそトライしたい肌見せコーデ。いきなり肌を出すのは勇気がいる……と思うけれど、背中開きのバックシャントップスならシーンによって上着で隠すこともでき、上品に着られます。肌見せトップスはアクセサリーで盛らずともセンシュアルな魅力が手に入るのもうれしいところ。ブラックトップスを選べば、さわやかカラーのパンツも夏らしくまとまります。
▶コーデ詳細はこちら
いきなり肩出しは難しい人は襟トップスで冒険を

撮影/遠藤優貴
タンクトップなどいきなりの二の腕全見せはムリ!という方には、目隠し効果のある変型トップスがおすすめ。大きめ襟ならワンアイテムで更新感も手に入り、かつ、気になる二の腕もカバー。ラブリーなピンクパンツ合わせで夏らしくテンション高めに仕上げて。
タンクトップのトレンドは今年も継続!

撮影/来家祐介〈aosora〉
プチプラで買えて、洗濯機で洗えて、今ドキ感が手に入るアメスリタンクは夏のマストアイテム。カジュアルながら肩のカッティングにより、さりげなくしなやかさも生まれます。デニムでもワイドパンツでもスカートでも、ボトムスを選ばずなんでも合わせられるから、複数枚あっても便利。
7月下旬のおすすめコーデ
<POINT>
最高気温35度以上の日も多く、ジリジリとした日差しに何もしなくても汗が。洗いやすくて涼しいアイテムが重宝します。トップスはカッティングが効いているものや、袖コンシャスなデザインなど、ワンツーコーデでもサマになるアイテムがおすすめ!
気軽に洗い替えできるトップスでゆるっと涼やかに

撮影/金谷章平
いよいよ真夏の7月下旬は、汗をかいてもサラッと気持ちいいインド綿のワンピースを、甘カジュアルに着こなしたい。風をはらんでドラマティックになびくピンクフレアでテンションUP。薄デニムとビーサン、キャップを合わせて甘すぎず仕上げるとこなれた印象にし、かごバッグで夏要素をプラス。家で洗えるワンピなら気軽に着られます。
構築的なデザイントップスならいつものグレーパンツ合わせもキマる!

大きくあいた袖口が特徴のショート丈トップスを選べば、いつものグレーパンツを合わせたシンプルコーデもひとひねり効かせた印象に。構築的なクセありシルエットは、派手色ではなく柔和なライラックカラーで取り入れるとチャレンジしやすい!大きめの揺れるピアスで顔周りは華やかに。
タンクワンピをビッグジュエリーでちょい盛り

撮影/金谷章平
リラクシーなタンクワンピにグルカサンダルのワンマイルコーデも、アクセサリーで盛ればおでかけ仕様に変身。パキッとしたリップと耳元のビッグイヤリングで、ベーシック以上に味付けできます。暑い夏だからこそ、体力を奪われないコンフォートさも優先させたいところ。
淡色コーデにハッピーカラーの差し色で夏らしく!

撮影/金谷章平
夏に着たくなる白や薄ピンクの淡色アイテムたち。のっぺりしがちな色合いだから、差し色に選んだのは鮮やかなゴールドやオレンジのハッピーカラーの小物たち。バッグとサンダルを別の色にすれば、差し色にも奥行きが出ます。
足元のボリュームでスタイルアップ

撮影/shu ashizawa〈S-14〉
リカバリーサンダルは、ふかふかの履き心地でいくらでも歩けると人気を広げ、もはや1人1足レベル。普段使いのご近所履きも今どきに。足元にボリュームを持ってくることで更新感のあるスタイルに仕上がります。
7月猛暑日のおすすめコーデ
白タンクにはドラマティックなスカートで

撮影/遠藤 優貴
シンプルな白タンクトップに合わせるなら、ボトムスはボリューミーにすると、白タンクの部屋着見えを回避できて、バランスが決まりやすい。ドロストコードを絞ればフリルのようなウエストまわりが華やか。さらりとした素材のスカートで風通しよく、猛暑日を少しでも快適に。
タンクのレイヤードでマンネリ打破

撮影/長谷川怜実〈S-14〉
真夏はワンツーコーデになってしまいがち。そんなときは、タンクのレイヤードにトライしてみて。定番の白黒だけでなく、レンガ色やニュアンスカラーを選んでカラーリングレイヤードを楽しむスタイルを頭にいれておけば、夏のコーデも脱ワンパターンに。
女友だちと遊ぶ日は、気分盛り上げカラーでとことん遊び心を

撮影/倉本侑磨〈Pygmy company〉
暑い日こそ違和感なくチャレンジできる目を引くピンクのグラデーションコーデは、女友達とおもいっきりはじけたい日にぴったり。「おしゃれしてる感」をバックアップしてくれる着映えボトムスは、シンプルなトップスと合わせるだけでも一気に華やぎます。ピンクリップでメイクも遊んで。
7月の涼しい日におすすめのコーデ
きれい色の透けニットで体温調節

撮影/遠藤優貴
ピンク、ブルー、ライムグリーンときれい色合わせのテンションが上がるコーデ。見た目に涼しげな透け素材ニットカーデは夏らしく、かつ体温調節できて持っていると重宝する1枚です。暑くなってきたらカーデを肩掛けすればOK。
夏の羽織りものに、透けシャツの選択肢

撮影/金谷章平
羽織りもの=カーデという常識に透けシャツの選択肢が急上昇。カーデよりも見た目が夏らしく、風通しも確保でき、たためばコンパクトになりバッグインも可能です。レモン色ワンピ×黄色サンダルのワントーンコーデに透け感のある白シャツで涼しげにまとめて。
梅雨明け間近の雨の日を快適に過ごせる夏コーデ
撥水アウターで天気の変わり目もばっちり対応

撮影/須藤敬一
天気の急変による雨は自転車ママの大敵。夏は梅雨に夕立にと急な雨に襲われることが多いので、晴れている日でも撥水アウターを持っておくと安心です。デザイン性の高い撥水アウターなら忙しい朝も急な雨もごきげんで対応できるはず。ポップなスマホポーチでさらにテンションアップ。
【アウトドア・オフィス・保護者会】シーン別!7月のコーデ
キャンプ・水遊びにおすすめの7月のアウトドアコーデ
アウターはバサッとビッグサイズがいまどき

撮影/佐藤航嗣〈UM〉
防水シャカアウターをバサッと羽織った夏のアウトドアコーデ。白T+ブルーデニムのいつものコーデに、ビッグシルエットの羽織りで洒落感をプラス。アウトドアにぴったりな防水透湿&ビッグポケットで水辺レジャーもどんとこい。さりげない首元のアクセサリーでおしゃれバランスをとるのがコツ。
ニュアンスカラーのアウトドアコーデが新鮮!

撮影/三宮幹史〈TRIVAL〉
紫やピンクなど、パキッとカラーが多くなるアウトドアコーデを、ニュアンスカラーでまとめる新提案。薄グリーンとベージュで大人っぽくまとまるから、きれいめ派さんもチャレンジしやすいはず。
7月の保護者会や園行事におすすめのネイビーコーデ
ジャケットを着られない季節にはベストが活躍

撮影/谷田政史〈CaNN〉
ジャケットを着られない夏シーズンのきちんと服は、ベストやジレがお助け役に。ネイビーTシャツも一気に保護者会仕様に変身します。湿気でまとまらない髪はカチューシャに頼ればきちんとシーンにも対応可能です。
黒紺コーデの差し色に浮かない青バッグを

撮影/谷田政史〈CaNN〉
こちらも暗色Tシャツ+ベストのコーデですが、白パンプスときれいめカラーのバッグで、青空に映える夏らしいさわやかさをオン。どんな服も上品トーンにしてくれるリネン混ベストを一枚持っておくと、行事や初めましてシーンに役立ちます。
冷房対策もばっちりなオフィスコーデ
シアーシャツで屋内外どちらもきちんと快適

撮影/須江隆治〈See〉
外は暑いのにオフィスは冷房ガンガンでつらい……という夏のお悩みを解消してくれるのがシースルーシャツ。長袖だからほどよく防寒でき、かつ風通しもよく猛暑の外でもしんどくないありがたい存在です。見た目の更新感もゲットできて、黒や白を選べばきれいめオフィスシーンにもマッチします。
頼れるツインニットでコーデいらず

撮影/金谷章平
夏バテ気味でパワーの出ない日にはコーデを組む必要のないツインニットが頼れる!ラメ素材を選べばシンプルなパンツやスカートと合わせてもコンサバな印象になりすぎずちょうどいいバランスに。アフター5や屋外ではカーデを脱いで開放的なおしゃれを楽しんで。
おしゃれに、そして快適に猛暑を乗り越えるコーデとは?
梅雨明けと猛暑とで、おしゃれを楽しむ余裕なんてなくなりそうになる7月。少しでも快適に過ごすために、さらっと素材やタンクトップなどを駆使し、この時季だからこその肌見せや透け素材などのおしゃれを真正面から取り入れて夏らしさを満喫して。湿気で髪がまとまらないなら、カチューシャやキャップに頼るのも手。おしゃれアイテムを賢く使って7月を楽しみましょう。
文/楢本美菜子
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