子どもの節目である卒園式や入学式にはやはり着物で出席したい、と思うママもいると思います。とはいえ、準備が大変でなんとなくハードルが高いのも事実。先輩ママたちに聞くと、着物の割合は全体の1割程度のようですが、それでも2023年度の卒園式や入学式に着物で出席したママたちにその気持ちを聞いてみました。
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インター卒園式→私立小学校入学式
義母からの勧めで
卒園・入学ともに着物で出席しました
「日本舞踊の師範をしている義母からもし良かったら着物を着てくれないか、と声をかけてもらいました。インターの卒園式でしたが、日本人が多いからか和装のママが多く、一方、小学校は個性あふれる感じで、和装もいればカジュアルな方もいたので浮くこともなかったです。着物や和装小物は義母に選んでもらったもの。手持ちから選んだのは、着物にもしっくりきたハリー・ウィンストンのピアス。寒がりなので長襦袢の下にヒートテックを着たのですが、暖かくてよかったです」フェルナンダサユリさん・35歳(7歳の男の子のママ)
公立小学校入学式
長男の入学式の時に
長女の時は着物、と決めました
「長男のときは洋服で出席したのですが、その時にちらほらと着物のママを見かけて。とても華やいで見えて素敵だなと感じたので、長女の時は着物にしよう、とその時決めました。当日の準備には手間がかかりますが、信頼している着物興栄さんでネットレンタルにしたので洋服を探しに行くよりも決めるまでは時短になったと思います。自前の着物だとクリーニングに持って行くなど、終わった後にもやることがありますが、使用後にそのまま返却するだけ、というのがお手軽ですごく助かりました。今年は長男の卒業式がありますが、もちろん着物で行こうと思っています」平原美穂さん・39歳(12歳の男の子と7歳の女の子ママ)
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取材・文/佐野祐子