撮影／佐藤航嗣〈UM〉
幼稚園や保育園、小学校の親子遠足が近づくと何を着ようか迷いませんか。動きやすさ重視でカジュアルに振りすぎてもOKなのか、どんなキャップやリュック、小物などがいいのか気になりますよね。春・秋の季節別のほか、雨が降りそうな日のVERY的親子遠足コーデもご紹介します！
親子遠足の服装で押えるべきポイント
基本的には決まりはないものだけど、あまりにも周りから浮きすぎていたり、リサーチ不足な服装で行ってしまうと、せっかくの親子遠足も楽しめなくなってしまうかもしれません。最低限押えるべきポイントを挙げていきます。
撮影／佐藤航嗣〈UM〉お外行事に最適な「キレイめカジュアルコーデ」8選！スポーティ過ぎないのが今っぽい より
テイストはカジュアルで
親子遠足は家族のイベントではなく、あくまで園が学校行事の1つ。華美な服装や革のブランドバッグなどは避け、カジュアルを心がけましょう。
動きやすさを重視
子どもと一緒に動き回って楽しむ行事だからこそ、裾を踏んでしまいそうなワンピースやボトムス、長い距離を歩くと疲れてしまいそうな靴など、動きづらいと感じる服装は、自分のためにも避けたほうがベター。しゃがむシーンも多いので、股上の浅すぎるボトムスや、背中が見えてしまいそうなほど丈の短いトップスも要注意です。
汚れに対応できる素材
遠足で訪れる場所は地面が土だったり、砂埃が立ったりと、防ぐことのできない汚れがつく場合も。汚れが目立ちにくいダークカラーやベージュ、グレーなどの色を選んだり、サッと砂埃を払えるシャカシャカ素材や、撥水加工が施してある素材だと急な雨にも対応できます。
両手が空くリュックや肩掛けトート
乳幼児との遠足は手を繋いだり、子どもの荷物を持ってあげたり、一緒に宝探しをしたりと何かと両手を使うもの。シャッターチャンスを逃さないスマホポーチに、両手が空くリュックや肩掛けトートなどがベターです。上着は脱いだらバッグにしまえる、かさ張らないものがオススメです。
足元はスニーカーやフラットシューズ
楽しい親子遠足ですが、一日を終えたときには、足が棒になった……！と感じるくらい疲労は足元からくるもの。遠足中に靴ずれや疲労で歩くのが辛くなるという最悪のパターンも考えられます。日頃から履き慣れたスニーカーやフラットシューズで、足元ストレスはなくしておきましょう。
親子遠足コーデのおすすめアイテム
頭に浮かぶカジュアルアイテムはあるものの、まずは何から揃えたら良いかと悩む人へ。親子遠足のコーデを作るアイテムをご紹介します！
デニム
撮影／川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
カジュアルの代表格であるデニムは、ハイウエストで裾にかけてゆったり広がるシルエットの足捌きが良いものを。深めのインディゴブルーは汚れが目立ちにくいのに加えて、きれいめな印象にもなり、遠足や運動会などの母行事にもぴったりです。
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スウェット
撮影／川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
一見スウェット見えしないビビッドカラーが新鮮。上下ともにゆるすぎないシルエット作りでラフすぎないカジュアルコーデの完成です。
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サロペット
撮影／有馬秀星〈MOUSTACHE〉、木村 敦
動きやすくて、簡単にシャレ見えできるのがサロペット！ 春夏はTシャツを、秋冬はニットをと、インナー次第で通年使えるアイテムだから、一着持っておくと便利です。
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薄手アウター
撮影／木村 敦
春・秋ともに動けば暑くなるけれど、朝や夕方、日陰に入ると涼しく感じる……。そんなときに1枚あると頼りになるのが薄手アウター。着なくなった時バッグにしまってもシワにならず、撥水素材だと小雨対応もできて便利！
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帽子
撮影／有馬秀星〈MOUSTACHE〉、木村 敦
日除けにもなる帽子も、親子遠足をアクティブに楽しめるカギに。キャップでもネイビー×ホワイトコーデなら、爽やかさときれいめ感を担保！
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スマホが入るミニショルダー
撮影／有馬秀星〈MOUSTACHE〉、木村 敦
リュックやトートのほかに必携なのがミニショルダー。シャッターチャンスを逃さないためにもスマホが入るサイズがおすすめ。改札を通る際の交通系ICカードやハンカチなどもさっと出せてメリットづくしです。カジュアルコーデにキラリと光る小物でアクセントを。
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春の親子遠足おすすめコーデ5選
入園後間もない5月や、新学年へ上がってすぐに開催のある春の遠足は、ほかのママからも親しみやすく好感度高めの服装で行きたいところ。そんな春の親子遠足におすすめのコーデはこちら。
撮影／有馬秀星〈MOUSTACHE〉、木村 敦
汚れるかもしれない日は、ガシガシ洗えてシルエットがキレイなアクティブウェアブランドのパンツで。ノンストレスな穿き心地は親子遠足の日にぴったり。斜めがけできるナイロンバッグはリュック感覚で持つことができ、丸みのあるシルエットで、優しげに見えるモノトーンコーデの完成です。
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撮影／金谷章平
ブルーシャツにネイビーのキャップとニットの肩掛けでまとめたコーデは、ママたちの好感度もばっちり。ブルーシャツの丈感がポイントです。下半身はグレーのスウェットとニューバランスで親しみやすさもプラスして。
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撮影／佐藤航嗣〈UM〉
ちょうど良い抜けが出せるシアーシャツは、Tシャツにパンツのワンツーコーデの強い味方。清潔感あるモノトーンでまとめたコーデにブロック配色のニューバランスを合わせて。
＊【運動会・遠足】キレイ見え『モノトーンコーデ』５選“カジュアル”でも好感度をキープするコツって？より
撮影／川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
デニムにスニーカーの鉄板コーデでも、明るい印象でシャレ見えできるのは“たまご色”Tシャツのおかげ。ベルトにひと癖ある主役デニムなら簡単にキレイめカジュアルが作れます。
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撮影／草間智博〈TENT〉
ジョグパンをキレイめに見せるため一役買ってくれるジレも活躍アイテム。オールホワイトコーデにIライン効果で引き締めてくれます。
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秋の親子遠足におすすめコーデ5選
日中は行楽日和の気候ですが、朝と夕方の冷え込みに注意したいのが秋の遠足。芋掘り遠足や軽いハイキングなど、春より内容のアクティブさが増すこともあるので、そんなときに選びたいコーデがこちら。
撮影／川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
シャカシャカ素材のジレは汚れにも雨にも強い一着。スラックス感覚で穿けるデニム合わせは、カジュアルなのにラフ見え回避できます。
＊秋のアクティブ行事に！【最旬のデニムコーデ５選】カジュアル見え回避のコツは？より
撮影／須藤敬一
秋にこそチャレンジしたい技が、スウェットの首元と裾からの白Tチラ見せ。ネイビーのワントーンコーデがぐっとこなれます。胸元のミニポロマークひとつで、学校行事に行けるコーデへ格上げ。
＊【きれいめスウェット】運動会、遠足…etc.秋の行事に！大人カジュアルな着こなし７選より
撮影／川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
洗える素材で挑戦したい、潔いオールホワイトコーデ。淡い色合いのボトムスは芋掘り遠足など汚れ必至の行事には不向きですが、それ以外ではホワイトデニムは頼りやすい存在です。キャップやサコッシュ、レオパード柄の足元であたたかみと程よいアクティブさをプラスして。
＊秋行事の『キレイめデニムコーデ』３選！今どきワントーンで品よくこなれ見えより
撮影／須藤敬一
ロゴスウェットにシャツを足したコーデは、親子遠足のアクティブさとキレイめの好バランス！ 丈が長めのシャツはレギンスの腰回りをカバーしてくれる役割も。
＊【きれいめスウェット】運動会、遠足…etc.秋の行事に！大人カジュアルな着こなし７選より
撮影／魚地武大〈TENT〉
一枚でシャレ感の出せるトレンチジレ。トレンチの定番である濃いベージュは、実は汚れが目立ちにくいカラーで遠足にも使えるんです。足元はマルチカラーのスニーカーでハズして、動きやすいのに上品なコーデに。
＊運動会やアウトドアにもジレが使える！【カジュアルコーデ５選】より
雨が降りそうな日のコーデ2選
服装を決める際に一番難しいのが、雨天決行だったり、途中から雨が降りそうな日のコーデ。雨が染み込まない足元や雨を弾く撥水素材のアウターから選んでみて。
撮影／三瓶康友
レインコート未満として雨のち晴れでも恥ずかしくないマウンテンパーカは風よけにも。ベージュとブラックのバイカラーなら大人のカジュアルスタイルに。美シルエットなスウェットに、足元はハンターのショートブーツで雨水の浸入を完全防備。
＊洒落見え【雨の日コーデ７選】パッと羽織れるシャカアウターが活躍！より
雨に濡れにくい厚底のスポサンも頼れる存在。レギンスでもスラッと見せてくれるからスタイルアップも叶います。モノトーンカジュアルにクロスボディバッグが差し色に。
＊【梅雨の足元事情】悩める“靴問題”を解決！雨でもシャレ見えするコーデ１７選より
アクティブさの中に“洒落見えポイント”をひと匙、がカギ！
親子遠足コーデは、子どもとの時間を思いっきり楽しめる動きやすさが大前提。そのうえで、キャップやボディバッグ、スマホケースなどを差し色にしてみたり、アクティブなモノトーンコーデにブロック配色のスニーカーを合わせてみたり。自分なりの“洒落見えポイント”をひと匙、加えてみてはいかがでしょうか。思い出に残る1日になりますように。
取材・文／与名本夏愛
※本記事は過去掲載記事を元に再編成したものです。
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