「スウェットをキレイめに着る」というと、ヒールやスカートを合わせてスウェットを外しアイテムとして使う提案が多いですが、アクティブなお出かけや日々の送迎に使えるもっとカジュアルな着こなしも需要が高そうです。ゆるパンツやスニーカーやキャップなど、カジュアルなものと合わせても清潔感でキレイめに見えるコーディネート【10選】を紹介します！

ロゴスウェットは字体や配色で品よく着られるかを見極める

今年特に人気になりそうなロゴスウェット。数多くある中から選ぶポイントは、ベーシックカラーとキレイめなロゴ。片胸にロゴ、スウェットと同系色など、さりげないデザインも使えます。

白に近いグレー地にグリーンのロゴ。華奢な字体でママにも手に取りやすいデザインです。ブルーシャツをレイヤードすれば、レギンスにスニーカーのカジュアルも上品に。スウェットはグッドスピード、シャツはエイトン、レギンスはイレーヴ、スニーカーはプーマのもの。

今シーズンよく見かけるグッドスピードのスウェットは、アメカジテイストのグラフィックや、ヴィンテージライクな風合いながら、どこか今っぽく、キレイめに着られそうなデザイン。黒地に白のロゴスェットは、白タートルをレイヤードしてモノトーンにコーディネート。スウェットはグッドスピード、タートルはミースロエ、パンツはRHCのもの。

控えめな胸ロゴもおすすめ。ネイビー、白、黒でまとめたらシックで清楚なスウェットカジュアルが完成です。スウェットはエイチ ビューティー&ユース、パンツはギャルリー・ヴィーのもの。

薄いグレー地に白のロゴで、よく見ないとわからないという通なデザイン。このさりげなさなら、スウェットパンツを合わせても上品さを保てそう。トップスとボトムスのサイズ感にメリハリをつけることでだらしなく見えない工夫を。スウェットはALMAT、スウェットパンツはポロ ラルフ ローレン、サンダルビルケンシュトックのもの。

ミニマムなスウェットコーデも胸のポロマークで品格が出ます

小さいけれど圧倒的な存在感のあるポロマークはスウェットカジュアルの味方。部屋着的なコーディネートも小洒落た上品にまとまります。ジュエリーやバッグでさりげなく盛るとより◎。

グレースウェットにネイビーのワークパンツというカジュアルコーデは白Tのチラ見せやゴールドジュエリーで細やかに盛っていきます。スウェットはポロ ラルフローレン、パンツはディッキーズ、スニーカーはアディダスのもの。

スウェットのセットアップという一つ間違えるとパジャマな組み合わせは、ポロだからこそ成立するスタイル。足元はスニーカーだとラフすぎるので、ソックスとサンダルにして小洒落させます。スェット上下はポロ ラルフ ローレン、バッグはボッテガ・ヴェネタ、ソックスはMARCOMONDE、サンダルビルケンシュトックのもの。

無地スウェットは重ねたり巻いたりしてのっぺり見えない工夫を

無地スウェットはシンプルで使いやすそうな反面、ロゴ入りよりのっぺり見えて部屋着感が増す恐れも。重ね技でオシャレに着ることが重要です。今年らしい短丈がおすすめ。

シャツオールインワンの上半身を腰に巻きつけたスタイル。プレーンなスウェットも腰回りのディテールで凝ったコーディネートに。スウェットはエイチ ビューティー&ユース、オールインワンはニコラ ジェンソン、シューズはマルボーのもの。

白・グレーのシンプルなコーディネートにオレンジを効かせて。首元と腰回りにチラッと見えるくらいなら、明るい色でもやりすぎ感なく取り入れられます。スウェットはエイチ ビューティ＆ユース、タートルはユナイテッド トウキョウ、パンツはユニクロ、スニーカーはニューバランス、キャップはシンゾーンのもの。

上下スウェットのラフコーデを、黒・白・ピンクの配色で甘めにコントロール。白シャツをレイヤードすることで清潔感も出ています。スウェットはエイチ ビューティ＆ユース、シャツはポロ ラルフ ローレン、パンツはニュー オプティミスト RHC、キャップはアニー ビン、スニーカーはコンバースのもの。

スウェットにデニムだと普通すぎる気もしますが、デニムジャケットを腰巻きにすると一気にこなれたオシャレに。スウェットはビューティ&ユース、デニムパンツとデニムジャケットはサードマガジン、スニーカーはムーンスター、バッグはノマディスのもの。

いかがでしたか？＜スウェットの日はそれ以外をきれいめにする＞という固定概念がなんとなくありましたが、カジュアル流行りの今は全身カジュアルに少し意識するくらいでじゅうぶん着られそう。だらしなく見えない選びや組み合わせを知れば、スウェットのオシャレがもっと身近になります。

構成・文／井上さや

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