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“カジュアル上手”な小柄ママが『黒い靴を一足も持っていない』理由

これまでVERYで何度か取材させていただいた、ファッションディレクターの小島令子さん。醸し出す雰囲気が素敵なのには理由があり、ファッション経験豊富な彼女ならではの持論が、服の選びや着こなしにちりばめられています。この連載でひもといていきながら、一緒に学んでみませんか♪

ファッションディレクター
小島令子さんのカジュアル塾 vol.1

黒の靴は
スタイル良く見えない!?

「シンプルな表革の黒い靴を、一足も持っていないんです。〝何にでも合う〟という固定観念がありますが、小柄な私には素材と色が重く沈んだ印象になってしまうし、ワードローブの大半を占めるカジュアルな雰囲気の服には質感が合わないということに気がついてしまって。この冬また気分で活躍しているDRIES VAN NOTENのカラーブーツは、まさにそれと対照的な存在。奇抜に見えて、ベロアならではの起毛感で陰影がつき、意外にも落ちついた印象に。レザーより軽やかで全体的にスタイルアップして見えるから、シーズンごとに買い足すほどのお気に入りです。私はヴィンテージデニムと合わせることが多いけれど、キレイめコンサバな黒パンツに合わせても抜け感が出て〝よくいる人〟になるのを回避できます。例えばいつもとちょっと選ぶ色を変えてみる。一歩前に出る感覚でカジュアルを楽しみたいですね。ちなみにパンツ丈は、短めのアンクル丈で足首を締めるか、逆に足の甲が隠れるくらいのロング丈でつま先まで繫げるかの二択がショートブーツにはおすすめです」

色違い、ヒールの高さ違いで5足揃えているDRIES VAN NOTENのベロアブーツ。レザーにはない独特の光沢が、モードな佇まい。

REIKO’s Coordinate

パーカスタイルに
クロコ風ブーツが艶をプラス!

TOPS:Champion
OUTER:Vintage
BOTTOMS:Vintage
SUN-GLASSES:Oliver Peoples

ヴィンテージのリーバイス501に、リアルミリタリーのキルティングコートを合わせたボーイッシュなコーディネートも、足元に色と光沢があるだけで俄然女性らしくシフト。アンクルちょい上丈の切りっぱなしデニムと明るいブラウンのブーツはコントラストがつきにくく、同色でなくともスタイルアップして見える好例です。お団子ヘアとパーカの大きめフードで重心を引き上げて。

◉この記事の講師は

小島令子/REIKO KOJIMA

モードかつリアルなカジュアルスタイルが素敵とVERY誌面に登場するなり注目の的に。ヴィンテージショップでのバイヤー経験を生かし、2022SSよりセレクトショップk3のオリジナルブランドk3&co.のディレクターに就任。2児の母、身長156㎝。

撮影/魚地武大〈TENT〉 取材/遠藤彩乃 編集/藤田摩吏子
*VERY2023年1月号「ファッションディレクター 小島令子さんのカジュアル塾」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。

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