新しい場所での初めての行事は晴れやかな気持ちで迎えたいもの。そんな思いから、2022年と2021年に入園・入学式に参列した名古屋ママは白やベージュを取り入れたスタイルが人気でした。特別な時だけでなく普段にも着られるものを、とスーツでなくセットアップが多かったのも特徴です。
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【2022年】入園式・入学式の白・ベージュセレモニーコーデ
春らしい白のセットアップで
はじめましての人にも好印象を
「3人目の入学式でしたが、上の子たちとは年齢が離れているので知っている顔も少なく、1人目のときと同じくらいの緊張感がありました。保護者は用意された椅子に座り、子どもとは離れて式に参加する形だったので、ビシッときめることよりも、隣に座った人が話しかけやすいような雰囲気を作ることのほうが大事かなと思い、ダークなカラーより優しげに見える白系のセットアップを着ることにしました」早川眞美さん・43歳(18歳の女の子と16歳と6歳の男の子のママ)
上下別で購入した服を
セットアップ風に合わせました
「2歳差の兄妹がおり、すぐにまた式典に参加することになるので、王道のセレモニー服を買って着回そうかと迷いました。でも、同じ幼稚園ですし、それぞれのときに別のものを着たいので、今年は式用に準備するというよりも式にも普段にも使えそうなものを1カ月前に用意しました。兄の入学式のときに、明るい色を着たママが多いなと感じたので、白のトップスとパンツをセットアップ風に合わせました」小川安理沙さん・33歳(6歳の男の子と4歳の女の子のママ)
ジャケットは一度きり、
と割り切ってプチプラで購入
「はじめての入園式なのできちんとジャケットを着て行こうと思ったのですが、買ってもなかなか着る機会がないので少しもったいないかも、と迷っていたら、インスタでしまむらのジャケットが式典に使えるという情報を発見。一度きりなのでお手頃価格で十分、私もそれを購入することにしました。親しみやすい色かなと思ってベージュにしましたが、周りを見てても明るい色のママが多かったので浮くこともなかったです」小川久美子さん・31歳(4歳の女の子のママ)
2022年の白・ベージュコーデの詳細はこちら
【2021年】入園式・入学式の白・ベージュセレモニーコーデ
先輩ママの話を聞いて、清潔感のある白をチョイス
「同じ幼稚園のママと卒園式に着られなかった着物を着ようかという話も出ましたが、自粛ムードは継続中だったので、洋服で行こうと決めました。同じ幼稚園から上がる子も何人かいる小学校で、学校の雰囲気の話は聞くことができたので、明るめの服で行っても大丈夫そうだなと判断し、Machattのセットアップを選びました。spick&span produce by8のコートを持っていきましたが、暖かかったので着ずに過ごせました」園田里奈さん(35歳/7歳と4歳と3歳の男の子ママ)
モノトーンで揃えてきちんと感を出しました
「カラーバッグも華やかでいいなと思ったのですが、やはり初めての式はきちんとした雰囲気が大事かなと小物もモノトーンで揃えました。ヴィトンのバッグとAkira Osakiのパンプス、MIKIMOTOのパールは卒園式と同じものを使い、エルメスの時計と長男の入学祝に夫にプレゼントしてもらったバングルを足しました。私はつけていきませんでしたが、コサージュやブローチをつけているママが多いなと感じました」
※掲載のエルメス、シャネルのアイテムは園田さんの私物です。ブティックへのお問合わせはご遠慮ください。
きちんとしつつ、かしこまりすぎないのがセットアップの強み
「『元気にのびのびと』という方針の幼稚園なので、あまりかしこまりすぎないようにしていこうと思っていました。プレから通っていて園やママたちの雰囲気もある程度わかっていたので、ジャケットはなしでネットで購入したグラマラスガーデンのセットアップのみに決めました。分散式で盛大に式を行うという感じでもなかったので、雰囲気的にもちょうど良かったかなと思います。私はパンツスタイルでしたが、パンツのママよりはスカートのママのが多かったです」片山友里江さん(34歳/4歳の男の子・2歳の女の子のママ)
ニュアンスカラーの小物で第一印象を柔らかく
「はじめましてのママもいるので、きつい印象にならないようベージュで統一しました。写真では写っていませんが、子どもの通園バッグの下にPRADAのバッグを重ねて持っています。足元はヒールなしでもきちんと見えるフェラガモのパンプス。アクセサリーの代わりに胸元にロエベのブローチを付けました」
上品さと華やかさを兼ね備えた春ツイードはハレの日にぴったり
「式典は幼稚園のホールで行いましたが、保護者は1名のみしか入れなかったため、門の前でパパに待っていてもらい、式後に家族で写真撮影しました。プレから通っていることもあって、先生にどんな感じの服装のママが多いかを事前に聞けたので、華やかなballseyのツイードセットアップにしようと悩まず決められて良かったです。聞いていた通り明るめの色を着ているママが多く、コロナ禍でも晴れ晴れとした気持ちになれる入学式でした」角谷彩香さん(32歳/4歳の男の子と1歳の女の子ママ)
感染対策で荷物が多かったので、大きめバッグで
「人が大勢集まる場なので、除菌シートや替えのマスクなどをしっかり持っていくために、バッグは大きめのCELINEのトートに。TASAKIのパールは子どもの節目の行事には欠かせません。ヒールの形がキレイなManolo Blahnikも、大事な場に履いていこうと思って用意したものなので、入学式に使えて良かったです」
オーセンティックなワンピ×ジャケットスタイルでシンプルに
「息子は公立の小学校に入学。当日は派手すぎず、地味すぎずのちょうどいい感じにしたくて、FOXEYのワンピースにef-deのジャケットを羽織りました。入学式はちゃんと開かれるのだろうか…という不安があり、式のために服を買おうという気持ちにはなれなかったので持っているものの中で相応しいと思ったものを着ることに。当日は人数制限ありの短縮された簡素な式でしたが、無事行われてホッとしました」鈴木かなさん(43歳/7歳の男の子ママ)
お守りのようなペンダントとともに入学式を迎えました
「ハリー・ウィンストンのペンダントと指輪に描かれたロゼットモチーフは新たな始まりや幸運の象徴を意味しているので、まさに入学式という場にぴったり。小学校までは徒歩だったので、歩きやすさときちんと感を兼ね備えたフェラガモのパンプスを履きました。バッグは卒園式と同じロエベを。コサージュは、なじみのお花屋さんに生花で作ってもらいました」
迷ったけれど、入学式はやっぱり「白」が正解でした
「着物も悩みましたが今年も次女の卒業・入学を控えているので、洋服を新調しておくことにしました。卒園式はネイビーにしたので、入学式は明るい色を着ようと探し、ラベンダー色のツイードセットアップと2択に。息子は公立小学校への入学なので派手すぎて浮いてしまったら嫌だなと思い、最終的にEPOCAの白ワンピースとジャケットに決めました。華やかさもあるけど、母らしい落ち着いた雰囲気も出せたかなと思っています」尾崎美沙さん(39歳/13歳と12歳の女の子・7歳の男の子ママ)
フレッシュな気持ちに合わせてオール白でまとめました
「せっかくの白スーツなので、小物もすべて白で統一しました。フレアなラインのワンピースにしたので、足元はプレーンなZARAのパンプスで引き締め。バッグとロングネックレスはシャネルで購入しました。ピアスは入学式に合わせて作った自身のブランドlimのものです」
※掲載のシャネルのアイテムはすべて尾崎さんの私物です。ブティックへのお問合わせはご遠慮ください。
取材・文/佐野祐子
公開日:2022.02.21
*本記事は過去掲載記事を元に再編成したものです。肩書きや年齢などは取材当時のものです。
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