ファッション大得意のスタイリストといえども、経験のなかった園ママスタイルには当初戸惑ったそう。今では新たな視点で楽しんでいるという、岩田槙子さんの母スタイルを紹介します。
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MAKIKO IWATA
岩田槙子さん 幼稚園・女の子ママ
ママになって初めてセレモニー服を着たのは娘の幼稚園の面接。その時はいつもの自分と違う〝きちんと感〟に戸惑って、全身「ザ」なブランドで固めて参戦、まさにコスプレ感覚でした(笑)。幼稚園が始まって母として参加する参観日や運動会などを通して、改めてTPOの大切さを実感。「きちんと」は大事だけど、自分らしさも大事にしたい。自分が着たい服を我慢しないでTPOに合ったスタイル、園生活を通じてそのちょうどいい塩梅を見つけられた気がします。私らしさを軸にした「母的オシャレ」が今、とっても楽しいです。
圧倒的に美しいシルエットでシンプルながら仕立ての良さが際立つワンピはマディソンブルーのもの。1枚完結の品のいいワンピは母行事に活躍必至! 合わせる小物やアクセ次第で甘くもモードにもなるから学校限定じゃない振り幅の広さも魅力。リトルリフナーのバッグにヘリューの靴で私らしさをプラスします。(すべて岩田さん私物)
スタイリスト岩田槙子さんの
普段着カジュアルも
清潔感&こなれ感あり
デニムの日も一張羅ニットで高揚感
よく褒められるBLAMINKのニット。ピンクの色味も、たっぷりの袖も全部がちょうどよくてデニムの日もアガります。
コーデ幅がぐんと広がるレイヤードが得意技
ブラウンのシャツワンピにツイードプルオーバーを重ね着。どちらもPlageのもので、レイヤードありきで購入しました。
たっぷりボリュームシャツワンピも定番!
思い切り長くてシルエットがきれいなシャツワンピが大好き。1枚でサマになるTEN × Ron Hermanは赤ストライプも所有。
カジュアル行事には
「カジュアル名品」を活用
運動会やバザーなど、体を動かすシーンには老舗フレンチブランドのトップスが強い味方。カジュアルだけど生地にハリがあったり、体のラインがきれいに見えたり…、そして大人の可愛げも。定番ものこそ素材やサイズ感はとことん吟味します!
セントジェームスはゆるっと
〝SIZE T6〟を指名買い
鎖骨がきれいに見えるセントジェームスの定番ボートネックはサイズ選びが肝! ジャストサイズのものより、ちょっと大きめのサイズ6がオススメ。程よく体が泳いで動きやすいし、お尻が隠れる丈で後ろ姿も抜かりなし! プルオーバー ¥10,800(セント ジェームス/セント ジェームス代官山店)パンツ(セットアップ売り)¥23,000(ロートレアモン)バッグ ¥10,000(トリコテ/アダム エ ロペ)シューズ ¥33,000(エンフォルド)
羽織って巻いて…、アニエス
カーデは季節で素材もスライド
秋冬はニット素材、春夏はコットン天竺のカーディガンを愛用。裏起毛のスナップカーデも可愛いけど、より体にしなやかに沿う柔らかさが好きです。ニット素材はボタンが金色なのもポイントになって素敵♡ アニエスベーのカーディガン プレッション(スタイリスト私物)ロングTシャツ ¥9,900(エイトン/エイトン青山)スカート ¥28,000(ドローイング ナンバーズ/ドローイング ナンバーズ 南青山店)バッグ ¥18,000(ヴィオラドーロ/デミルクス ビームス 新宿)ローファー ¥49,000(へリュー/エスケーパーズオンライン)
ママスタイリスト 岩田槙子さん
VERYをはじめ、多くのファッション誌やライフスタイル誌で活躍。学生時代から服が大好き、当時仲良しの友達に勧められたのをきっかけにスタイリストの道へ。「カジュアルこそ品を大事に」がスタイリングのモットーで、真似しやすいちょっとモードなカジュアルの名手。6歳の娘さんはこの春から小学校に入学。入学式ではきちんと感はキープしつつ、遊び心あり、スタンドカラーのADOREのワンピースを着る予定。
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スタイリング/岩田槙子 撮影/須藤敬一 モデル/辻元 舞 ヘア・メーク/シバタロウ(P-cott) 取材・文/北山えいみ 編集/藤田摩吏子
*VERY2021年3月号「【大特集】ママスタイリストさんたちの「普段着オシャレ」最高峰♡Part6」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。