大自然のなかで思いっきり子どもを遊ばせたい!そう思ったことはありませんか?今、1〜2週間ほど国内の自然豊かなエリアに滞在し、地域の保育園に通う「保育園留学」が新しい選択肢として大注目。今回は保育園留学の生みの親に、誕生のきっかけや魅力を直撃します!
大自然に触れさせたい!がきっかけでした
実例「保育園留学」
という選択肢
interview

「保育園留学©」事業を行う
キッチハイク代表・
山本雅也さん
きっかけは、待機児童の娘のため。
保育の制度や園を血眼で検索し、数カ月後には親子で北海道へ
娘が1歳の頃通っていたのは、横浜のショッピングモールの一角にある保育園。外活動は時々ビル街を散歩する程度。この環境で長く過ごすことに違和感を感じ、1年ほど転園願いを出すも叶わず。そんなとき仕事で関わりがあった北海道厚沢部町の「認定こども園はぜる」を知ることに。WEB上で園舎を一目見て「ここに通わせたい!」と感じ、一時預かりの制度を使えば可能では?と閃いたんです。即、町役場の方に「保育園留学はできませんか?」とメール。園も親身に考えてくれ、2歳の夏に3週間はぜるに通園しました。これが我が社の現在の保育園留学事業の始まりです。実際に通ってみて子どもに向き合う主体保育に感動。その後、同園に正式に入園。家族で引っ越し、昨年本社を厚沢部町に移転しました。子どもたちが保育園留学で、異なる考えや暮らしがあると知り、親も「子どもの可能性を信じられる親」になれる。うちの子ってシャイだと思い込んでたけど積極的だったとか、走るのこんなに速かったっけ?などの声はよく寄せられるんですよ。
保育園留学©って?
「留学」は本来は海外で学ぶことを指しますが、ここでは、国内の自然豊かなエリアに1~2週間家族で滞在し、地域の保育園に通うプログラムのこと。暮らすための宿泊施設を拠点に、子どもは自然を感じる園の環境で思いきり遊び、親は有給やリモートも組み合わせて柔軟に参加。特に過疎地域にとっては、地域創生に繋がっています。なお、保育園留学は受け入れ自治体の一時預かり制度等を活用するケースがあります。また、保育園ごとにお休みのルールが異なる場合があるため、事前に現在通っている園へご確認ください。
取材・文/西原 章 編集/中台麻理恵
*VERY2026年7月号「実例・保育園留学という選択肢」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。









