〝ある!ある!〟〝分かる!〟と、等身大の働くお母さんのエピソードが話題のあっちゃんこと前田敦子さんの子育てエッセイ。「YouTubeや動画、どうしてる?」というママ同士の定番の質問。あっちゃんはどう答えるのでしょう。
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前田敦子さん子育てエッセイ
32歳。お母さん、ときどき女優。
撮影/花盛友里
Profile
前田敦子/Atsuko Maeda
1991年生まれ。女優。2021年にVERY初登場。ハッピー感溢れる笑顔が話題に。プライベートでは4歳になる男の子のママ。
わが家のYouTube
&ゲームとの付き合い方
あくまで個人的な意見なのですが、YouTubeやゲームから学べることって実は意外とたくさんあるかもと思っています。息子が特に好きなのが実験動画的なYouTube番組。好奇心が旺盛な息子の「知りたい!」を満たしてくれる存在です。我が家ではお風呂に入った後、寝る前に息子が好きなことをして過ごすのがルーティン。そこで息子はYouTubeで見た実験動画を真似して再現するのが好きで、よく助手をさせて頂いてます(笑)。チョコレートを溶かして、冷凍庫で固める実験をしたときは、翌朝固まったのを確認し、満足そうに食べていました。他にも、地球グミで実験したり、ストローでイチゴのヘタ取りをしたり……息子が自分で興味のあることを見つけて、実際に試している姿はとても頼もしい。私が教えられないことを、YouTubeのおかげで自発的に息子が学んでいるのは、すごくいいなって思います。
ゲームに関してもそう。我が家では旅先で寝る前に一緒にやったり、お友達が来た時にもみんなでマリオカートをしたり、イベント的に楽しんでいます。ゲームって意外と頭を使うので、本人が一生懸命に試行錯誤する姿を見るのも興味深い。私自身もゲームボーイやニンテンドー64世代。この前は、私が強すぎて、息子は呆然としていました(笑)。
と、こんな感じでYouTubeもゲームも、ある程度時間は決めるけれど、ストイックに制限はしないようにしています。それは、時代の流れには抗えないと思うところも大きいのかもしれません。先輩ママのお話を聞くと年齢が上がるに従って、友達付き合いもあって、完全にシャットダウンすることは難しい。だったら、むしろ今から上手に付き合っていくほうがいいかなって。ちなみに、すべてにおいて私のやりたいことを尊重してくれた母からは、ゲームに関しても「やめなさい」と言われたことが一度もないんです。それも関係しているかもしれません(笑)。
あっちゃん’s photo
\息子が描いたピクミンです(笑)/
2人で協力して、この夏、ニンテンドースイッチの「ピクミン4」をクリアしました! 息子は何やらお気に入りピクミンを描きかき(笑)。わが家では、ゲームも親子のコミュニケーションの一つになっています。
Question!
あっちゃんに質問!コーナー
Q. 定番の子連れお出かけは?
(Y.Tさん)
A. 週末は大きな公園で
無限すべり台です(苦笑)
休みの日は息子の行きたいところが優先。定番は、車を走らせて郊外の大きい公園へ。彼は滑り台が大好きで、何度も何度も嬉しそうに滑るのをひたすら見守ります。気の済むまで遊んだら、くら寿司に寄って帰宅。ご褒美お出かけは、ディズニーランド。予約開始時間になったら、スマホと睨めっこして、必死でトイ・ストーリーホテルの予約を取っています!
前田敦子さんへの質問を募集します。tagvery@kobunsha.comまでお寄せください♪
取材・文/塚田有紀子 編集/翁長瑠璃子
*VERY2023年10月号「前田敦子さん子育てエッセイ」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。