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シンマイさん流「2022年の家計簿の振り返り方」とは?【お金連載】

撮影/倉本侑磨<Pygmy Company>

子育てを通して今まで以上にお金の大事さを実感するようになったけど、お金の使い方や貯め方なんて学校では教えてくれなかったし、みんなはどうしているの……?そんなママたちの悩みにこたえるべく、元外資系金融会社勤務、現在は社長としても活躍されているVERYモデル・申真衣(しんまい)さんに、毎月読者から寄せられたお金に関する質問に答えてもらうコラム連載。第16回は「今年のお金の振り返り」がテーマです。(過去の連載はこちらから)

 

【第16回】今月の質問

各ブランド値上がりのお知らせに、ついつい衝動買いが増えてしまった1年でした。無駄遣いを防ぐためにも支出は見返すべきですか?

 

日記を読み返す感覚で、今年の支出の振り返りを

 

いよいよ年末ですね。先日、毎年恒例の「今年の支出の見直し」を行いました。以前も話した通り、私はExcelで食費、交通費、被服費、医療費、交際費、趣味費、仕事関連費などの費目に分けた、詳細な家計簿をつけています。日々の支出管理に加えて、年初に各項目の大体の予算を決めておいて、年末にその結果を確認するようにしています。

「交通費なんて流動的なものを予算決めしてどうするの?」と思う人もいるかもしれません。でも前年の支出をもとに予算を立て、それを振り返ることで、思っていたよりタクシーを使っていたなどに気づくことも。「もう少し歩いたらよかったかな」と思うようなら、きっと翌年以降の行動が変わってくるでしょう。お金は有限。手持ちのお金を有効に使うためにも、余計な支出を減らしたいですよね。

「振り返るのが怖い」という気持ちがあるなら、それはお金を使うことをネガティブに捉えているからかも。同じ会社で同じだけお給料をもらっても、それぞれ使い方は違っていて当たり前。スマホマンガにたくさん課金してしまったけれど「今年もたくさんマンガが読めて楽しかったな」と思えれば、それで十分幸せではないでしょうか。

反省会をする必要はありません。家計簿アプリをつけている人なら、日記を読み返す感覚でぜひ今年の支出をチェックしてみてください。「あのときのジュエリー、こんなきっかけで買ったな」という程度でOK。その結果、もっと欲しいものがあるから転職しよう、副業をしてみようとポジティブな思いつきが生まれる可能性もあります。

撮影/佐藤航嗣

コート、ジュエリー、時計…
「大物買い」は年始に予算を取って、衝動買いを防ぐ

 

VERY世代で大きな支出といえば、被服費でしょうか。セールに行くと、つい割引率に目が行ってしまいがちですよね。衝動買いを防ぐためにも、予算を事前に決めておきましょう。例えば今年はコートを買わなかったとしたら、来年の冬に買うと決めて予算を取っておく。「マックスマーラのコートを買うために〇〇万円貯める」と決めたら、セールで気になったスウェットは我慢できるかも。憧れのコートが手に入れば、意外と中に着る服はなんでもよくなったりするもの。なんとなくいいなと思ったものより、1年間ほしくて待ち焦がれたものを手に入れるほうが満足度は高いはずです。今年は○歳になるから時計が欲しい、ジュエリーが欲しいなどの「大物買い」も、同じように予算を決めておくといいですね。

旅行費も大きな支出の一つ。年間の旅行費の上限を決めて、それをGW、夏休み、冬休みと振り分けてみましょう。どんな旅行をしたいのかによっても、予算の割り振りは変わります。夏休みにハワイに行って、あとはキャンプなどで予算を抑えるパターンもあれば、ちょっといい温泉旅館に何回か行きたいというパターンもあります。家庭によって好みはそれぞれ。家族でたくさん旅行したいから、自分にかけるお金を減らして節約するという考え方もあります。予算を決めることで、家計全体の支出のバランスを取る習慣が身につくと思います。

 

予想外に使わなかった「旅行費」。使ってしまったものは?

 

私個人の今年の振り返りとして、予想外に使わなかったのは旅行費でした。年初には「2022年はたくさん旅行したい」と思っていたのに、なかなか都合がつかなくて。来年は家族で海外にも行きたいので、予算を確保するつもりです。

予想外に使ったのは美容費。実は今年になって、医療レーザー治療を始めました。人前に出る仕事をしているので、もう少しちゃんとしなければと思って。来年は少しずつ試して情報を頭に入れ、今後の予算決めに生かしていきたいところ。決めているのは「ガッツリやらない」ということ。美容に対して少しでも時間とお金を使った自分に満足したいし、それを誰かにちょっとでもほめてもらえればうれしいという程度ですね(笑)。

また、今年の前半に自由診療で採卵をしたので、そちらに結構なお金を使いました。年齢的にも、来年に限らずこの先は健康への投資が徐々に増えていく予感がしています。

取材・文/樋口可奈子

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