「現代のビートルズ」とも評されるほど、世界的なトップアーティストとなったBTS。 新曲「Butter」もリリースされたばかりで、ますますBTSブームが盛り上がっています。「コロナ禍での在宅の日々の中でいつの間にか一番の癒しに」「子どもとMVを見ながら踊ったり、一緒に楽しめるのが好き！」などVERY世代のママたちにもファン（＝ARMY）が急増中です。BTSの魅力は楽曲やダンスパフォーマンスだけじゃなく、メンバーのキャラクターも魅力のひとつ。そこで「実はまだどれが誰なのかよくわかっていないけど、この流行に追いつきたい！」という人たちのために、ARMYライターが7人のメンバーを一人ずつご紹介。現在光文社サイトで受注予約受付中の写真集 ＜Dicon『BTS goes on!』JAPAN SPECIAL EDITION＞（現在受注受付中・6月中旬発送予定）の中から、VERY限定の先行ショットを初公開、インタビューも抜粋しながら、メンバーの魅力をお届けします！ ５人目は＜JIN＞です。

JINってこんな人！
VERY限定公開カット／『BTS goes on!』JAPAN SPECIAL EDITIONより

BTSのボーカルラインであるJIN（ジン）は、正統派なイケメンフェイスと高音ボイスが魅力です。コンサートなどで自己紹介する時のキャッチフレーズは「ワールドワイドハンサム、JINです〜！」。グループでは最年長の28歳(日本年齢)で、BTSの長男と呼ばれています。先に紹介したジョングク、V、JIMINとJINの4人が、BTSのボーカルラインになります。

年齢の話のついでに。JINが軍入隊の期限である満28歳に近づき、BTSの活動はどうなるのかがニュースになることも。しかし、2020年、BTSの活躍によって法律の改正案が可決され、韓国の国際的価値を高めた大衆文化のアーティストは満30歳まで入隊期限が延期されることになりました。通称“BTS法”と呼ばれていたりもします。法律を変えてしまうほど、BTSは韓国にとって大きな存在なんですね（ちなみに、メンバー自身は「韓国の青年として兵役は当然のこと、国からの召集があればいつでも応じる」と公表しています）。

JINが練習生になったのは他のメンバーよりもだいぶ遅く、大学の演劇映画学部に在学中の頃。通学中にスカウトされたのがきっかけです。もともと俳優志望だったため、ダンスや歌の経験はなし。そんな中で他のメンバーに追いつくために、とてつもない練習を重ねた努力家でもあるところは、インタビューにも表れています。

Q：ビルボードの歴史を書き換えている。どんな気分？ あるいは決心は？

JIN：僕がこんなことを享受していいのだろうかと思います。過分な愛に報いたいという気持ちが大きいです。さらに一生懸命やらなくては、という決心。

本人曰く、いまだにダンスがあまり得意ではなく（他のメンバーが上手すぎるんです）、それをネタにメンバーにからかわれることも。何かといじられるキャラですが、いつも大笑いでかわして、グループに明るさをもたらしてくれる存在です。ジンペン（JINのファン）によると、韓国では年長者が敬われる文化がある中で、長男だからと偉ぶることなく、あえてメンバーからイジられる存在でいる健気さが母性本能をくすぐるのだそうです。推しの世界は奥が深い、ですね！

 他メンバーの先行ショットはこちら！

取材・文／宇野安紀子