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第1子妊娠で82キロ。ジムは挫折…働く母が育児中に20キロ痩せたダイエット

朝は軽め、昼、夜はしっかり食べていました

それから始めたのは、半年間の食事管理と、週1〜2回のトレーニング。食べることが大好きな私にとって、食事指導も組み込んだプログラムはとても効果がありました。たんぱく質・糖質・脂質をバランス良く摂取すること、食べないダイエットが良いわけではないことなどを教わりながら、日々の食事を見直していきました。私の場合、朝ご飯は軽めが生活スタイルに合っていたので、朝はプロテインか酵素ドリンク。昼ご飯は出社しているときは社食で和定食を選んでいました。夜は家族で食べるので、しっかりめのメニュー。玄米・鯖の塩焼き・味噌汁・簡単なサラダ・納豆などをよく食べました。コーヒーショップの甘いドリンクは脂質や糖質が多く含まれているものもあり、飲む場合は1週間に1度程度のご褒美にしていました。

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パーソナルトレーニングでは、毎食トレーナーさんにLINEで食べた内容を報告。食事や生活に対するアドバイスをもらいます。

育児中の食事管理…パックご飯や冷凍魚も活用

独身時代や、夫婦二人のときと違い、家族の食事を作る必要がある母親は、本当に食事管理が難しいと思います。自分だけ違うメニューを作るのも手間になる、だからといって、家族にもダイエット食を食べさせるわけにもいかない。そんな気持ちを、上手くトレーナーさんがくみ取ってくれたこともありがたかったです。主食はレンジで温めるタイプのパックご飯にして、息子は白米、私は玄米にしてみたり。魚料理をよく選んでいましたが、手がかかることはなかなかできないので、通販で買える冷凍の鯖や鮭の切り身を常備。下処理も不要で、フライパンで焼くだけなので、魚メニューを取り入れるハードルがぐっと下がりました。息子は焼き魚が好きだったので、ダイエット中でも一緒のメニューが食べられる機会が多かったことも続けやすいポイントでした。また外食のときこそ、和定食を選ぶチャンス。会社でのランチタイムでも、鯖の塩焼き定食や、豚の蒸ししゃぶ定食など、たんぱく質もしっかり摂れてバランスの良い和食の定食を中心に選んでいました。

 

子どもの食べ残し、ファストフード…食べたいときは?

子どもの友達家族と遊びに行ってファストフード店に入るなど、どうしても自分でメニューをコントロールできない食事もあります。そういうときは無理せず「食べるときは食べる」と決めていました。どうしてもカロリーが気になるときは、食前に飲むことで、「炭水化物」「糖質」「脂質」の吸収を抑える効果があるサプリメントなども活用していました。

もう一つ、育児中だとどうしても発生しがちな子どもの食べ残し。こちらに関してもトレーナーさんと相談し、余りものを食べるのもOK! ただし一日のうちでバランスをとりましょう、と決めて乗り切りました。先に書いたように、私の場合、朝ごはんを軽めにして、昼ご飯は自分一人でメニューを選べる環境だったので、朝と昼で調整していました。たんぱく質をしっかり摂る(ただし摂りすぎも良くない!)、一日のうちで脂質が50グラムを超えないようにすることなど、本当に最低限気をつけるべきことは頭の片隅において食事をしていました。

 

停滞期にはファスティングも効果大でした

停滞期には、トレーナーさんの指導の下、ファスティングを1回実施。準備食2日間、酵素ドリンクのみの3日間、回復食2日間の1週間コースでチャレンジをしたら、私の体質には合っていたようで体重も落ち、リバウンドもほぼせず。体重の減少幅が緩やかになったり、なかなか体重が落ちなくなったりすると、あきらめたくなりますが、このタイミングでファスティングを取り入れたことで、「まだ自分は痩せられる!」と自信がついたことも大きかったです。そして、せっかく落ちた体重を維持したい!という思いも働くので、ファスティング後も食事や運動に気を配るモチベーションにもなりました。もちろん、体重は常に順調に減少、とはいきませんが、細かいジグザグを繰り返しながらも、大きく捉えるとちゃんと右肩下がりになっている。体重推移のグラフは、短い期間の変化に一喜一憂せず引きで見ることを大切にしていました。そうすることで、停滞期に突入しても、少しリバウンドしても、大丈夫! 私はちゃんとやれている! と自信につながりました。

結果として、入会時75.7キロだった体重は、7カ月後に63.7キロに。体脂肪率も減り、「肥満」ど真ん中だった体型評価は、「適正」ゾーンに! スクリーンショットをして夫に送るほど、うれしかったです(笑)。タスク多めの日々の中で、上手くダイエットを進めるためには、「自分一人で頑張るのではなく、伴走してくれるプロの手を借りる」。結果として、私はこれが成功の秘訣だったように感じます。

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ギリギリ!「適正体重」になったときの写真。

細く・緩くでも「続けること」が大事だと実感

今、産後4年目。体重の緩やかな減少は止まり、現状維持のフェーズに入っています。まだ妊娠前の体型には戻れていないけれど、それでもダイエット習慣を「ゼロにしない」を合言葉に続けています。胃と腸を休ませる目的で、もう一度、ファスティングも取り入れてみるつもりです。

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シルエットが変わると、着たい洋服も変わってファッションも楽しめるように。

正直、育児中のダイエットは難しい。だからこそ…

産後のダイエットには、とにかく“痩せづらい理由”が多すぎます。時間の制約、食事の制約、そしてお金の制約。家事・育児・仕事をしながら痩せるには本当にパワーが必要です。正直言って、育児中の生活にダイエットが入り込む余地なんてない。あきらめるのも簡単です。しかし、同時に、私には“痩せなければならない理由”も、たくさんありました。

人間ドックで体重を見た医師に言われた「二人目を望むなら、まず健康的に痩せること」という言葉が忘れられません。「あなたこのままだと第二子の妊娠で90キロ超えるわよ!」と……。目先の体重減少だけではなく、子どもの成長を見続けるために、何よりも自分自身が健康でいる事が大切だと実感しました。その上で、公園遊びなど服が汚れることの多い育児中は、お手入れ簡単でシンプルな装いが多くなるので、プチプラのTシャツ×デニムでも様になるスタイルを手に入れたいという目標ができました。

仕事の状況や、子育ての環境の変化などで、ダイエットが最優先事項にならない日々が続きますが、最近では、30分間だけのトレーニングを週1で継続中です。育児中に1時間をねん出するのは難しいけれど30分ならなんとか続けられています。生活リズムに合わせて無理なく、でもダイエット自体をゼロにはしない。自分で自分をコントロールできて、ヘルシーな女性にはやはり憧れます。予定通りにいかないこともあるけれど、いつまでも健康に楽しく毎日を過ごしたいから、これからも頑張ります!

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たった30分でも、1週間に1回運動できている!と思うとモチベーションを維持できます。

文/秦 綾佳

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