産後、いつの間にかできてしまった“香り”との距離。けれど時が経つにつれ“わたし時間”が増えると、久しぶりに香りを纏いたい気分に。そこで久々のフレグランスに指名したいアイテムをご紹介します。

少しお休みだった“わたし時間”を再開
背中を押してくれるのは、
金曜日のフレグランス

“おかえりフレグランス”の
はじめの一本

Diptyque

アンバーノートに、ジューシーなベルガモットとプチグレンが境界なく溶け合う。ふいに香る“意外性”に、心を摑まれるはず。
オードパルファン オー ナバティ 75ml ￥41,800（ディプティック／ディプティック ジャパン）

BYREDO

ほのかに甘みを帯びたカルダモンとローズペタルから始まり、ベチバーとスモーキーなシルクムスクが余韻を残す香りは、しなやかな女性像と重なる。
オード パルファン デザートドーン 100ml ￥38,170（バイレード ジャパン）

FUEGUIA 1833

軸となるパチョリは1970年代のミラノの空気を投影。アンバーのムスキーな香り、バニラオーキッドの甘美な一面はユーモア溢れる今のミラノ。歴史の交差を表した知的な香り。
ノクトゥルナ 100ml ￥40,700（FUEGUIA 1833）

Santa Maria Novella

人気のポプリの香りを再現。シダーウッドをベースにラベンダー、ローズマリーなどが心地よく調和。さりげなく、力強く印象を残す名香。
オーデコロン ポプリ 100ml ￥22,000（サンタ・マリア・ノヴェッラ・ジャパン）

LE LABO

気高くフレッシュで、柔らかで強い。ドライでリーフィーなブラックティーの葉を軸とした香りの奥行きが、官能的で病みつきになる。
テ ノワール 29 オード パルファム 50ml ￥30,800（ル ラボ）

JO MALONE LONDON

シダーウッドやヒノキが茂る森にいるようなアロマティックな香り。久しぶりのフレグランスも、気負いなくまとえそう。
ヒノキ＆シダーウッド コロン インテンス 50ml ￥22,880（ジョー マローン ロンドン お客様相談室）

撮影／嶌原佑矢〈UM〉　取材・文／藤井そのこ　編集／太田彩子
＊VERY2024年12月号「VERY BEAUTY 背中を押してくれるのは金曜日のフレグランス」より。
＊掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。