ポニーテールは定番アレンジだけれど、「大人に似合うか心配」という声も。品よく仕上がり、シンプルなのに垢抜けてみえるアレンジのコツをママ美容師が解説します！ いつものポニーテールがぐっと華やか、かつ上品になるから、卒入園などフォーマル行事にも活躍しそうです。

プロが作る「ポニーテール」は結ぶ位置とシルエットがポイント

高めのポニーテールは可愛いけれど、「子どもっぽい？」「ボサボサとおくれ毛が出て生活感が出てしまう」という悩みも。「大人のポニーテール」は、結ぶ位置とあえてくずすひと手間がポイント。あご〜耳の高い位置の延長上で結び、横から見た時に丸いフォルムになるよう毛束を引き出すとバランスよく決まります。耳にかかるようサイドの毛束を調整すれば、360度美しい高めポニテに。

HOW TO

1．32㎜程度の太さの͡コテで全体を内巻きに。根元の立ち上がりとくしゃっとこなれた雰囲気を出すために、頭頂部の根元にもアイロンを入れてふんわりとさせておく。真ん中、両サイドの3カ所を目安に。

 

2．ファイバー系のワックスとオイルを1：1で混ぜ、根元からもみ込む。

POINT
オイルだけではなくワックスを混ぜることでセット力がアップし、まとめやすくなる。

3．高めの位置でポニーテールにする。あとで髪を引き出してくずすので、ややキツめに結んでおく。あごと耳のいちばん上を結ぶラインの延長線上で結ぶのがゴールデンバランス。

4．ゴムをずれないように押さえながら、トップの毛束を少しずつ引き出す。ゴムの下側の毛も引き出しておくと横から見た時のシルエットがふんわり丸くなってきれい。

 

4．耳上の髪を少し引き出して耳にかかるようにすると、垢抜け感がアップ。

5．余裕があれば、前髪と顔まわりの後れ毛をアイロンで巻くとよりきれいな仕上がりに。

 

6．仕上げにポニーテールの毛束を少量取り、ゴムに巻きつけてピンで留める。

撮影／甲野菜穂美  取材・文／小林真理子