美容ライター・立花あゆさんが、今気になる〝キレイの達人〟を 毎月お招きしている連載「早耳BEAUTY」から、おすすめのコスメ情報をピックアップ。今回は、ヘアスタイリスト Dai Michishitaさんに「ケアするスタイリング剤」のお話を伺いました。
[ 今回のゲスト ]
ヘアスタイリスト Dai Michishitaさん
Dai Michishita
ヘアスタイリスト。2000年に渡米しNYを拠点に活躍。空気感のある絶妙なヘアスタイリングでモデルやスタッフにファン多数。妻はVERYモデル黒田エイミさん。4歳男の子パパ。
【COMMENT】
今はセット力より、〝崩れてもいい感じ〟が主流です
Dai Michishitaさんの〝ケアするスタイリング剤〟3選
Daiさんプロデュース
マルチに使える100%天然成分オイル
2年かけて作ったオイルは全身に使え、特にシャンプー前に頭皮に使うのがDaiさんのオススメ。13種類の精油を配合した香りが秀逸で、つけるたびに癒されます。つけてから乾かすとまとめ髪のあほ毛も気になりません。
Sun and Soil Healing バランシングオイルセラム ¥7,480(ザ・グッドシングス)
キラリと光る白髪をさっと隠せる
切れ毛や浮き毛も整えます
気になる白髪をひと塗りでカバーできるので、撮影に必ず持参。太くて毛足が長いブラシがクイックに塗りやすく、保湿オイルが潤いも与えてくれます。乾きも早いので服につくこともなく、生え際がキレイに整います。
スリーキングスティックフォーグレイヘアBLK ¥2,640(ジョンマスターオーガニック)
サラリとした頭皮用美容液を毛先にも
髪の少ない人にオススメ
髪が細い人や量が少ない人はスタイリング剤によってはペタンコになってしまうことも。頭皮に塗布した後、毛先にもつけることでライトな質感で髪のボリュームを潰さず毛先がツルンとしながら優しい動きが出ます。
ヘア リチュアル フォーティファイング セラム フォー ザ スカルプ ¥22,880(シスレー)
髪型をキープしすぎず
動きが変化する
スタイリングが今っぽい
立花 私たち世代が目指すべき今っぽいスタイリングって?
Dai ツヤと動きとちょっとの束感です。スタイリング剤選びは大事。
立花 スタイリング剤というと〝固めるもの〟というイメージがあります。
Dai 朝作った髪型を一日キープするのではなく、時間ともに変化するのが美しいし今っぽい。特に忙しいママはさっきの3つのポイントに加えて1本でトリートメント効果があるオイルや美容液成分が入ったものがオススメ。
立花 最近、年齢のせいか髪質が変化してきて。衿足の毛がチリチリしたり。
Dai 女性ホルモンの変化で髪にも変化が起こります。特に妊娠、出産で抜け毛、うねり、パサつきが出る人も。
立花 オイルってつけすぎると洗ってないみたいに見えたり、重すぎてペタンコになるものもあって難しい。
Dai 自分の髪質と量でオイルのタイプを選んでください。つけ方も大切です。最初に毛の中間から毛先部分にのみ内側からつけて、残ったものを前髪や髪表面につけます。オイルをつけてからひとつ結びにするとほどよい束感も作れて、疲れた感じに見えませんよ。
立花 私は髪のボリューム感を大事にしたくて、ふんわりさせてくれるスタイリング剤を愛用しています。薄毛や白髪など髪問題も増えてくるお年頃だからケアしてくれるものは心強い。
Dai 白髪をさっと隠してくれるブラシは1つあると美容院に行けない時もまとめ髪をした時にも便利ですよ。
ライター・立花の“超”早耳!
ボリュームのある髪型が
作れる泡タイプ
ドライヤーで乾かす前につけると、根元から立ち上がり、毛先は弾力が出てまとまりやすい。泡なので根元につけてもペタッとせず軽やかなのもポイントです。ターメリックやオタネニンジン根エキスなど独自の頭皮ケア成分も乾燥する季節に最適。
インヴァティ アドバンス ヘアデンス フォーム ¥4,180(アヴェダ)
◉美容ライター・立花あゆさん
Ayu Tachibana
ドラッグコスメからデパコス、美容スポットまでいいと聞いたらすぐポチり、予約するミーハー美容ライター。その人に合ったコスメを選んで送るCOSMETRO主宰。色気研究家。@ayutachibana
撮影/木村 敦 取材・文/立花あゆ 編集/井上智明
*VERY2022年2月号「VERY的早耳BEAUTY Third season」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。