東京から思い切って軽井沢に移住した4歳と2歳男の子ママ。ワンオペが増えても、常に笑顔でいられる理由って?移住にまつわるお話を伺いました。
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都心から完全には切り離さないくらいがちょうどいい。
我が家はただいま、
子育て移住トライ中!
夫は毎週新幹線通勤。
ワンオペは増えたけど“ご機嫌ママ”
になれて、子どもも楽しそう
東京→軽井沢
会社員・古山茉莉乃さん
(4歳と2歳男の子ママ)の場合
私自身、自然が大好きで、都内で暮らしていた頃も公園の目の前に住み、仕事や子育てのリフレッシュに散歩をする日々を送っていました。ただ、どこか物足りなさや窮屈さを感じていて。「心も体も豊かに過ごせる場所がもっと他にあるかも?」「子どもたちには感性の土台を作る幼児期こそ、のびのびと過ごしてほしい」そんなことを夫と何度も話し合っていた頃、軽井沢の森の中にある幼稚園にご縁があって入園できたことが、移住の後押しになりました。
独身時代から「いつか子どもができたら通わせたい」と思っていた幼稚園だったので、迷わず引っ越しを決意。唯一気がかりだったのは、夫の出社と私のワンオペ。夫は週2回の在宅勤務を除き、基本的には出社しているため、私は週3日、完全にワンオペになりました。ただ、蓋を開けてみれば同じ園に通う家庭の8割以上が移住者で、親同士で助け合いの文化が既にできていたのです!ママ友がお迎えに行ってくれてそのままお風呂に入れてくれていたり、一緒に食事をとることも。みんな近しい教育意識を持っているから、価値観が合いやすくすぐに仲良くなれました。
大人になって本当に仲の良い友達と呼べる人ができるなんて想定外でした。軽井沢駅の方に行けば、雰囲気の良いレストランや施設も多くあるため、都内が恋しくなることもあまりありません。肝心の子どもたちは本当に楽しそうで。毎日が夏休みのようだと言ってくれています。大雪の日でも外で遊ぶ姿は逞しく、風邪もひきにくくなりました。私も美しい自然の中でゆったり過ごせているため、いつも笑顔で過ごせています。
撮影/五十嵐洋 取材・文/島田有香 編集/本間万里子
*VERY2025年2月号「我が家はただいま子育て移住トライ中!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。