ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる！ 」105

 

SNSの総フォロワー数が100万を超える仲良し夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufu。YouTubeのチャンネル登録数も10万人を突破し、臨場感たっぷりの動画で、楽しく、わかりやすく、たくさんのレシピを発信中。
気づけばもうお正月。最近は三が日もスーパーはお休みのことも多く、年明けの献立を考えるのはなかなか気が乗らない…という方も多いのではないでしょうか。そんなときは、おせち用に多めに作っておいたおかずやお餅を使ったアレンジレシピを頭の片隅に。このレシピために年末、キャベツを冷蔵庫にストックしておくことをおすすめします！

 

＜今月のお悩み＞

お正月の料理作り、特に１月３日の晩ごはんに悩んでいます。おせちも食べ終わって、お餅にも飽きて、でもまだ、三が日。外食しようにも行きたいお店がやってない。できれば大量に作って次の日も食べられると最高！ そんな「お正月のママを救う！ 」都合のいい料理はありませんか？ （38歳・13歳男の子、8歳、6歳女の子ママ）

 

＜今回の解決レシピ＞

お正月用に作った筑前煮を

お好み焼きに大変身！

余りがちなお餅も加えて

ボリュームアップ！

【材料・２人分】

筑前煮…150g

切り餅…2個

キャベツ（千切り）…1/4玉（300g）

薄力粉…100g

卵…1個

水…100ml

顆粒和風だし…小さじ1

サラダ油…適量

 

＜トッピング＞

かつお節、青のり、お好み焼きソース、マヨネーズ…適量

 

【作り方】

①筑前煮の具材を刻む。餅は小さめの角切りにする。

 

②ボウルに薄力粉、顆粒和風だし、水、卵を入れて混ぜ合わせる。

 

③②にキャベツ、刻んだ筑前煮、餅を加え、全体が均等になるようにしっかり混ぜる。

 

④フライパンにサラダ油を少量熱し、生地を流し入れて形を整える。中火で片面を焼き、焼き色がついたらひっくり返してもう片面も焼く。

 

⑤火加減を調整しながら、餅がやわらかくなり、両面がこんがりするまでしっかり焼く。

 

⑤皿に盛り、トッピングをする。

 

＜POINT＞
お正月につくった筑前煮とお餅を刻んで入れた、もちもちの五目お好み焼き。味の染みた鶏肉や根菜がお好み焼き生地とよく合います。キャベツのシャキシャキ感と餅の伸びる食感もクセになるレシピ。トッピングをたっぷりのせて、家族みんなで楽しんでくださいね。

 

＜今回のゆるっとアンサー＞

お正月は楽しい＋新しい発想で！

根菜や鶏肉、お餅と
新食感のお好み焼きで
一口一口新鮮な発見が♪

 

夫：ゆっくりしたいお正月。でも、毎年、1月3日ぐらいからごはんに悩み始めるよね。

 

妻：おせちも食べ終わるし、お餅にもちょっと飽きてくるけど、もう少しお正月気分でゆっくりしていたい時期だよね。

 

夫：今回は、筑前煮入りのお好み焼き！ お正月用に作った筑前煮が具材になるんだね。

 

妻：味が染みた鶏肉や根菜が生地とよく絡んで、想像以上のおいしさになるよ。

 

夫：お餅も刻んで入れてるから、簡単にもちもち食感になるね。ボリュームも出て、お腹いっぱいになりそう。

 

妻：食べごたえがあるよね。一度にたくさん作れるから、次の日のお昼にも使えるよ。

 

夫：トッピングを家族でワイワイ楽しみながら、もう少しゆっくり過ごせそうだね。

 

<ライターワタナベが作ってみた！ >

筑前煮がお好み焼きに?! 子どもたちには何が入っているか内緒にして、「なにが入っているでしょうかクイズ」を決行。すると、お餅が時々びよ～んと伸びて、「チーズ！ 」「こんにゃくー?! 」「お肉も入ってる！ 」と大興奮でした。お餅も入っているので重めかと思いきや、小麦粉が少なめで意外と軽い。でも満腹感があって、味も深まって美味しい！ キャベツ以外の野菜も入っているので栄養面でも大満足ですね。お正月のさっぱり和風の味に飽きてきたころにソースたっぷりコテコテメニューはうれしいですね。

撮影／須藤敬一（ぐっち夫婦）　取材・文／渡邊里衛　編集／井上智明