FOLLOW US

  • 今日のコーデや撮影オフショットを毎日更新

    @veryweb.jp

  • 週3回VERY的トレンドまとめを配信中♪

    @oa-veryweb

  • 限定プレゼント情報も♡

    @VERY_web

  • VERYWEBの最新記事をチェック

    @veryweb.jp

母乳を助ける!レンチン♪海老と絹さやの豆乳茶碗蒸し|週刊おうち薬膳

「秋の便秘解消レシピ」を4品ご紹介した10月ですが、最終週の今回は、母乳育児中のママに向けた簡単レシピをご紹介します。中医学では、母乳は「血」と「気(体内のエネルギーのもと。押し出す力も含む)」が変化したもの。この両者が不足していると、母乳が生成されずなかなか出にくい状況につながります。そんな血と気、どちらも補いつつ母乳の出をよくする食材が、海老、絹さや(えんどう)、豆乳、卵。これらを使った、簡単茶碗蒸しをご紹介します。

◉今週は「母乳を助ける」レシピ

蒸し器不要!海老と絹さやの豆乳茶碗蒸し

2019/10/IMG_2332.jpeg

◉材料(2個分)

海老…2尾
絹さや…4枚
しいたけ…1枚
酒…小さじ1
無調整豆乳…75ml
だし汁…75ml
卵…1個
塩…ふたつまみ
しょうゆ…小さじ1/4

◉つくり方

  1. しいたけは軸を落とし薄切りにする。絹さやは筋をとり半分の斜め切りにする。海老は厚さを半分に切り背ワタがあれば除く。
  2. 飾り用の具材(海老半身×2、絹さや2本分、しいたけ2枚)をよけ、残りを耐熱皿に入れ酒を振り、ふんわりとラップをして600Wのレンジで20秒加熱する。
  3. 卵液を作る。卵をよく溶きほぐし、だし汁、豆乳と合わせる。茶こしでこす。
  4. 器に②の加熱した具材を入れ、③の卵液を静かに注ぐ。気泡ができていたら竹串などで潰す。ラップをして竹串で5~6ヶ所穴を開ける。
  5. 600Wのレンジで30秒加熱する。よく混ぜて、200Wのレンジで2分→1分加熱し、都度混ぜる。その後は飾りの具材が乗るくらいとろみがつくまで30秒ずつ様子を見ながら加熱する。
  6. 飾り用の具材をのせて、200Wで30秒ずつ海老が赤くなるまで加熱する。ラップをしたまま5分蒸らす。

このレシピのポイント

✔️茶こしで濾すひと手間で滑らか食感に。白身は少し残ってしまいますが、できるだけ卵液に入れましょう。

✔️急激な加熱が、茶碗蒸しで「す(加熱による気泡)」が入ってしまう大きな原因。後半は200Wで少しずつ、様子を見ながら加熱しましょう。

✔️豆乳はより豆の風味が生きる無調整のものがおすすめです。

今週のキー食材をおさらい

◆海老、絹さや(えんどう):母乳の出をよくする、気を補う

◆豆乳:母乳の出をよくする

◆卵:血を作る

2019/10/IMG_2330.jpeg
2019/10/nanako.jpg

◉齋藤菜々子プロフィール
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。
教室情報はInstagramにて。Instagram@nanako.yakuzen

この記事もおすすめ

MAGAZINE

January 2025

January 2025

2024年12月6日発売

1000円(税込)

【VERY2025年1月号 特別付録】

VERY1月号別冊付録

1000円(税込)