「今年もよろしくお願いします」という気持ちを込め、年始の挨拶とともに渡すお年賀は、喜んでもらえるものをセレクトしたいですね。知っておきたいお年賀のマナーを解説するとともに、具体的なおすすめのギフトアイテムをご紹介。義実家や親戚、職場の方への気の利いたお年賀選びの参考にしてください。番外編として新年に会う友人へのプチギフトアイデアも!
「年始の手土産」しきたりやマナーは?
日本には、「年始の挨拶回り」というお正月のしきたりがあります。年始に歳神様と呼ばれる神様が各家庭に訪れ、家同士で挨拶をするのがルーツで、近年でも、日頃からお世話になっている人のところに直接出向いて、新年の挨拶をするという風習が続いています。
年始の手土産「お年賀」とは?
そんな年始の挨拶に欠かせないのが「お年賀」と呼ばれる手土産です。年始にふさわしい上質なものが人気です。その年の自分を印象付ける贈り物にもなるので、妥協せずにとっておきのギフトを選びたいものですね。
熨斗(のし)はつけたほうがいい?
お年賀の熨斗(のし)は、紅白蝶結びを用い、表書きには「御年賀」や「御年始」、「賀正」と入れるのが一般的です。手土産のサイズなどによって、短冊を用いることもできます。なお、1月15日を越えたら表書きは、「寒中見舞い」にして贈るようにしましょう。
気をつけることは?
先ほどもお伝えしたとおり、お正月の間会う機会がない場合は、先方に事情を説明し年賀の欠礼を伝えると丁寧です。早めに連絡をして、手土産は「寒中見舞い」として渡すと良いでしょう。
また、相手が喪中にあたる場合、事前に一言断りを入れ、先方の了承をもらったうえで、1月15日以降に「寒中見舞い」として挨拶に行くのが一般的です。
お年賀や年始の手土産を贈る時期はいつからいつまで?
松の内が基本。遅くても15日までに
年始の挨拶は、初詣などで家を空ける家庭が多い元旦を避け、2日以降、松の内と呼ばれる1月7日までに行うのが基本的なマナーとされています。ただし地域によって期間が異なり、関西方面では15日までとも。冬休みや休業中などで先方に会えない場合も、1月15日までをめどにします。
なお、1月15日を過ぎても挨拶に行けない場合は、大寒の終わりとされる2月4日の立春前までには「寒中見舞い」として渡すと良いでしょう。
渡すタイミングやマナー
毎年決まった日にちや時間帯がある場合以外は、先方の都合を伺ったうえで、負担にならないよう短時間で挨拶するようにしましょう。特に初めて年始の挨拶に行く場合は、多忙な年末を避けたタイミングで都合の良い日時を確認しておくのがおすすめです。
お年賀/年始の手土産の相場価格はどれくらい?
お年賀は一般的に1,000円~5,000円以内が相場といわれています。あまりに高価な贈り物をすると相手に気を遣わせてしまいます。相場内でのアイテムを選ぶようにしましょう。
贈る相手との関係性によっても異なります。目安は以下となります。
- 義実家:3,000円程度
お世話になっている度合いや会う頻度などによって気持ち増やしても。それでも相手に気を遣わせないよう、5,000円以内とするのがよさそうです。 - 実家:3,000円程度
日頃子どものお世話を頼んでいるは、感謝の言葉を添えて渡せるといいですね。帰省土産も兼ねて贈るならご当地のおいしいものもおすすめ。 - 親戚:2,000円~3,000円程度
なかなか会えない親戚は、年に1度の大切なご挨拶という気持ちを込めて。子どものお年玉をもらうことがわかっていて、こちらからお年玉をあげる年齢の子どもがいない親戚の場合は、お礼の気持ちを込めてあらかじめ多めに準備しておくと安心です。 - 取引先やお世話になった方:2,000円~5,000円程度
相手の人数が多い場合は、個包装で分けられるような配慮も忘れずに!
年始に喜ばれるギフトの選び方
年始の縁起の良い挨拶なので、上品で華やかな手土産が相応しいとされていますが、一番は相手が喜んでくれるかどうかです。年末のお歳暮から贈り物の多い季節。キラッと光るセンスを見せられたら大成功です!
相手の好みをリサーチ
これが一番重要です!嗜好や苦手なもの、日常生活で気遣っているポイントを押さえた手土産を用意できるとベストですね。
日持ちするものがベター
贈り物を多数受け取る人や、年始に旅行に出かける人もいるため、日持ちするものがベター。また、年始はふるさと納税が続々と届く可能性も…。冷蔵庫や冷凍庫を占領しない常温保存できるものだと安心です。
被りにくいご当地ものもおすすめ
定番の銘菓や干支菓子は間違いないですが、内容が被ってしまう恐れも。自分の出身地や相手の出身地にちなんだご当地ものや、おすすめのご当地商品がある場合は、ちょっと珍しいご当地グルメで差をつけるという手も。自分の出身地の商品を贈るのは、相手に自分を知ってもらえるきっかけにもなるのでおすすめです。
心を込めて選ぶ、年始の手土産おすすめ
数ある品の中から、なにを選んだらいいかわからなくなってしまうことも、きっと喜ばれる年始の挨拶に相応しい品々を過去にVERYやVERY webで紹介したギフトの中から選びました。
年始の挨拶におすすめの手土産【5選】和菓子編
まずは手土産の定番和菓子から。伝統的な和菓子こそ格式あるお店選びや洗練されたパッケージでセンスを見せたいところです。
とらや
「和三盆糖入 お汁粉」
撮影/渡辺修身
室町時代後期から続く、老舗和菓子店「とらや」。羊羹が有名ですが、かぶりを避けるためにもあえてお汁粉セットをセレクトするのも素敵です。「これは初めて!と喜んでくださる方も多いです」と、アパレルブランド「TEECH」ディレクター西村カナコさんも推薦。
和三盆糖入 お汁粉 3袋入 ¥2,149 (とらや)
*【喜ばれる手土産4選】人気ブランドディレクターがイチ押しする“スイーツ&パン”より
瑞花
「うす揚」
撮影/渡辺修身
新潟の米菓子専門店「瑞花」の職人が一つひとつ手で揚げ、味を付け、袋詰めまでおこなうという大人気商品「うす揚」。職場や親戚など、目上の方への贈り物にも最適です。「サクサクと軽い食感で、上質なお米の味も感じられ、年配の方から子どもまで食べやすいのが魅力!」と、森泉さん。
うす揚BOX 5袋入り¥3,240(瑞花)
*森泉さん「もらったら嬉しい」とっておきの手土産4選 より
おいしいご進物 柳ばし逸品会
「宴の華 小缶」
撮影/渡辺修身
「おいしいご進物逸品会」は、厳選した贈り物を集めたセレクトショップ。このお店のお墨付きというだけで安心感がありますが、なかでも人気の「宴の華 小缶」は、吹き寄せの包装から品があり、晴れやかな1年の始まりにふさわしい品。「素材を生かしたお菓子なので、体に気を遣っておられる方にもおすすめです」とギフトショップ「ギフトリエ」の大谷繭子さんも推薦しています。
宴の華 小缶 ¥3,672 (おいしいご進物 柳ばし逸品会)
*「5000円以内の手土産」4選|大谷繭子さんのセレクトは?より
和む菓子なか又
「わもち」
撮影/渡辺修身
新宿伊勢丹に都内唯一の店舗がある「和む菓子 なか又」。セレクトショップでポップアップを開催することもあり、スタイリストの縄田恵里さんも、銀座のエストネーションで知ったのがきっかけで贈り物にも使われるそう。「佇まいもモダンで洗練されていて、ファッション関係の方に差し上げても喜ばれます」(縄田さん)
わもち15個セット¥3,630(和む菓子 なか又)
*【おしゃれな手土産4選】人気ファッションスタイリストが厳選! より
紫野和久傳
「れんこん菓子 西湖 〈竹籠〉」
撮影/渡辺修身
京都の老舗料亭和久傳の味をおもたせに仕立てる「紫野和久傳」。なかでも「れんこん菓子 西湖」は、料亭で料理の締めくくりに出されていた、蓮粉と和三盆糖を練り上げたもちもちとした生菓子です。2枚の笹の葉でひとつひとつ優しく包まれ、桐箱や竹籠、重ね箱などに入っているので贈り物にぴったり。モデルの申真衣さんも、絶対外さない手土産として誌面で紹介しています。生ものなのですぐに食べてもらえることを確認できる相手に。
れんこん菓子 西湖<竹籠> 10本入り¥4,860(紫和久傳和久傳)
*企業役員でVERYモデルの申 真衣さん“絶対外さない手土産”4選より
年始の挨拶におすすめの手土産【8選】洋菓子編
和のものが続くお正月。「洋もの」が恋しくなった頃にもらうと嬉しさがひとしおかもしれません。自分のお気に入りの洋菓子や話題のスイーツも喜ばれます。
廣尾 瓢月堂
「B.T.B.SABLÉ」
「B.T.B.サブレ」は「無病息災」の縁起物として人気のひと口菓子「六瓢息災」で有名な「廣尾 瓢月堂」から、2022年に発売された新ライン。国産バターとトリュフオイルを使ったサブレに、オリジナルシーズニングパウダーと黒トリュフで仕上げた大人のサブレは、お酒にも合う味わいです。モデルの近藤千尋さんも「濃厚に香る黒トリュフ、サブレの甘さとしょっぱさ具合いが絶妙!」と絶賛しています。
B.T.B.SABLÉ 18枚入り¥2,160 (廣尾 瓢月堂)
*VERYモデルの“本当は教えたくない”手土産&グルメ3選【絶品サブレ、水炊きetc.】より
アンダーズ東京 ペストリーショップ
「アンダーズ チョコレート ライブラリー」
撮影/渡辺修身
虎ノ門にあるホテル「アンダーズ 東京」のペストリーショップで購入できる「アンダーズ チョコレート ライブラリー」。ヘーゼルナッツやピスタチオ、ジンジャー&レモンなど、11種類の板状のチョコレートの中から選ぶ楽しみも。フリーディレクターの渡辺由香さんも「まるで本棚のようなオシャレなデザインで、感度の高い方にもおすすめ」と紹介してくれました。
アンダーズ チョコレート ライブラリー(スモール) ¥3,100(ペストリーショップ/アンダース東京)
*【手土産】定番だけど、定番じゃない!人と差がつく「チョコレート」より
NUMBER SUGER
「クラシックキャラメル」
撮影/渡辺修身
種類ごとにナンバリングされた、薫り高い無添加のキャラメルが有名な、キャラメル専門店の「ナンバーシュガー」。ファッション関係者からの支持も高く、贈り物や内祝いにも人気です。箱のリボンは縁起の良いゴールドや冬に合うシルバーなど、5色から選べます。SEAデザイナーのRIEさんは「とろける優しくて濃厚な甘みに感動し、私も手土産に利用しています」とのこと。
NO.1~NO.12までの全12種類が1粒ずつ入った12PCS.BOX ¥1,490(numbersuger)
*SEAのデザイナー・RIEさん「必ず喜ばれる」センスのいい贈り物4選より
シヅカ洋菓子店
「No.1 SHIZUKA BISCUIT」
撮影/五十嵐 洋
「シヅカ洋菓子店 自然菓子研究所」は、環境にも配慮した原材料と、シンプルな工程、素朴で優しい焼き菓子が人気のお店。ヨーロッパの田園風景を想起させるように6種のビスケットが美しく敷き詰められた、別名「しあわせ(自合わせ)のお菓子」がこちら。洗練されたデザインの缶も素敵で、センスを発揮できる手土産として、VERY2023年5月号「WISH LIST これがほしいのど真ん中」でも紹介しました。
No.1 SHIZUKA BISCUIT ¥5,768(シヅカ洋菓子店)
*ホムパに最適【話題の手土産4選】オシャレで美味しい“最旬スイーツ&ワイン”!より
NATIVO
「フォンダンカカオ」
撮影/渡辺修身
美食通が通うイタリアンレストランの「ナティーボ」にて、テイクアウトやオンラインで購入できるフォンダンカカオは珍しい手土産としてもおすすめ。ペルーのアマゾンで丁寧に栽培された無農薬カカオを贅沢に使用した小麦粉不使用のスイーツは、美味しいものが好きな人に贈りたい。「ホロ苦くお酒も効いているので大人用の手土産に最適です」とスタイリストの岩田槙子さん。
フォンダンカカオ¥3,240(NAVITO)
*【人気ママスタイリストが選ぶ手土産4選】オシャレで気が利いてるものって?
REGALEZ VOUS
「カヌレ」
撮影/渡辺修身
パリ最古の老舗レストランのシェフパティシエを務め、世界のセレブに愛されてきた佐藤亮太郎シェフの味を楽しめる「レガレヴ」は、鎌倉にあるデザート専門レストラン。店頭のみで購入できるカヌレは、外はしっかり固めで中はもっちりのクラシックタイプ。自称“無類のカヌレ好き”という料理家のみつはしあやこさんが「今や一番お気に入りのカヌレ」と称するほど。ギフトで渡した方が鎌倉のお店に足を運ぶようになるほど人を惹きつけるという説も!?
カヌレ1個¥300(REGALEZ VOUS)
*鎌倉で探す『喜ばれるお使いもの4選』人気料理家・みつはしあやこさんが厳選!より
MARIE BELLE
「ホットチョコレート
(アズテック)」
見た目も美しいチョコレートで人気の「マリベル」はニューヨークのチョコレートブランド。京都と大阪にも店舗を構えています。最高級のチョコレートバーを削ってパウダーにしたホットチョコレートは、温かいドリンクを楽しんでほしい冬に贈りたいギフトにぴったり。モデルの森泉さんは数種類のフレーバーのなかでも、「ベーシックで飲みやすい『アズテック』は目上の方に差し上げたりもします」とギフトとしても愛用されています。
ホットチョコレート アズティック、ヘーゼルナッツ他 各¥2,900(マリベル)
*森泉さん「もらったら嬉しい」とっておきの手土産4選より
CACAOTHIE GOKAN
「カカオサンド」
撮影/相澤琢磨、五十嵐 洋
大阪・北浜の人気洋菓子店「五感」が手掛ける、チョコレートブランド「カカオティエ ゴカン」。チョコレート専門店が作る贅沢なチョコレートサンドは、ビターな大人の味で、甘いものが苦手な人にも喜ばれます。アソートボックスは異なる8種のフレーバーが楽しめるところも魅力。
カカオサンド8個入 ¥3,456 ※味は季節によって変更あり(CACAOTIER-GOKAN)
*いくつ知ってる?「大阪の手土産」5選!県外ゲストに渡したい名品を関西ママが厳選より
年始の挨拶におすすめの手土産【6選】グルメ編
お菓子はきっとたくさん届くはず。あえてお菓子以外のお茶やグルメなどを贈って印象付けるのもありですね!
ZA YOU ZEN
「冬塩-雪-b」
撮影/市原慶子
美容液オイルなどのスキンケア商品や暮らしが豊かになる食品や雑貨を販売する「coyori」から発売されている「za you zen」の四季の塩は、春・夏・秋・冬で違った味わいに驚かされるはず。その中で、冬が旬の大根や人参など素材の旨みをグッと引き出してくれる「冬塩ー雪ー」を贈ってみるのはいかがでしょう。料理家の松島芳江さんも「料理が苦手だという人にこそ、使ってほしい」と、ギフトとしておすすめしてくれました。
ZA YOU ZEN 冬塩-雪-b¥1,580 (za you zen/coyori)
*【手土産・ギフト名品4選】人気料理家が「人生で一番買っているお菓子」とは?より
CURRY MASON
「ビーフトマトカレー」
撮影/市原慶子
こだわりのレトルトカレーを開発する36チャンバーズ・オブ・スパイスが監修した、内容量200gに対してビーフの量が125gも入った、贅沢なレトルトカレー。Uhrディレクターの濱中鮎子さんのおすすめ品で「グルメな友人たちに食べてほしくて、家を訪れるときに持参します」とエピソードを語ってくれました。
CURRYMASONのビーフトマトカレー 2PCS ¥1,600(TSUNOKAWAFARM)
*【手土産4選】ママディレクター濱中鮎子さんが『逸品レトルト』を持参する理由より
KOTOSHINA
「有機緑茶2種セット」
撮影/市原慶子
全ての化粧品の商品に有機緑茶成分が配合されている京都発のオーガニックスキンケアブランド「KOTOSHINA」から発売されている、ほうじ茶と玄米茶のお詰め合わせ。白地にロゴのシンプルな風呂敷で包まれた佇まいは、凛としていてお正月にもぴったりです。風呂敷で包むギフト包装も素敵で、海外の方にも喜んでもらえると、ロンハーマン ディレクターの根岸由香里さんもおすすめしています。
有機緑茶2種セット ギフト箱入・風呂敷包み¥5,724(KOTOSHINA)
*【喜ばれるギフト4選】ロンハーマン根岸由香里さんが『ママにはコスメ』を選ぶ理由より
酒徳昆布
「生なりセット」
撮影/渡辺修身
明治45年創業の伝統の技と味を、ごはんのお供にできる嬉しいセット。パッケージもオシャレで上品だから、贈り物に最適です。ネットでの購入は4種の中から3種を選びアソートにすることができます。皮膚科・内科医の友利新さんが「しっかり昆布の素材を感じられるやさしいお味で、息子も大好き。老若男女に喜ばれると思うので、義両親や目上の方に贈るのもおすすめです」と紹介してくれたギフトです。
生なりセット3品入¥2,700(酒徳昆布)
*「3000円以内の手土産」4選|友利 新さんのセレクトは?より
喜一郎
「喜一郎ギフト2」
撮影/渡辺修身
うま味調味料専門店の「喜一郎」の、白ご飯に合う銘品の詰め合わせは、年末年始の食事で疲れた胃腸にやさしい味わい。モデルの鈴木六夏さんは「ふりかけが美味しくてリピート中。2歳になる娘も、しっかりめの味付けとカリカリの食感が楽しいのか、このふりかけがあるといつも以上にごはんをよく食べてくれます」と絶賛。
「のりあられ」、「おにぎり塩」、「喜一郎だし」、「イリコチップス」、「29スパイス」が詰まった、喜一郎ギフト2¥3,456(喜一郎)
*「6000円以内の手土産」4選|鈴木六夏さんのセレクトは?より
子どもの食卓
「天然羅臼昆布とかつお節のだしパック 」
「やさしい万能ダレ」
撮影/渡辺修身
ママ目線のこだわりをつめこんだ、白砂糖、化学調味料、保存料、着色料不使用のダシや調味料を販売する「子どもの食卓」。子どもも大人も大満足の本格派と話題で、VERY読者にも愛用者が多く、ギフトにも喜ばれています。「とにかく、美味しいっていうのがいい!体にも優しいお出汁や調味料は、毎日のご飯を作るママパパもちょっと気分が上がりますよね」と「TEECH」ディレクターの西村カナコさんのお気に入りとして紹介しました。
「天然羅臼昆布とかつお節のだしパック 」20包 ¥2,930、「やさしい万能ダレ」 10包 ¥962(子どもの食卓)
*【喜ばれる手土産4選】人気ブランドディレクターがイチ押しする“スイーツ&パン”より
2024年の干支をモチーフにした今年の手土産7選
開けたときの歓声が目に浮かぶ、干支や縁起の良いモチーフのある、年始限定ギフトは要チェックです。馴染みのある和菓子店や洋菓子店の味であれば、安心して渡せるので選びやすいポイントでしょう。2024年の干支は「辰」。十二支の中で最も縁起のいい干支とも言われるだけに、開運ギフトとしても喜ばれそうです。
とらや
「小形羊羹5本入 干支柄化粧箱」
老舗和菓子屋「とらや」の代表商品、羊羹。干支「辰」を描いた期間限定パッケージの小型羊羹と化粧箱です。広い空をゆったりと飛ぶ龍の姿に、穏やかな新年を過ごしてほしいという思いが込められています。
人気の小倉羊羹『夜の梅』2本、黒砂糖入羊羹『おもかげ』2本、抹茶入羊羹『新緑』1本の詰め合わせ¥1,620(とらや)
※販売期間:2023年11月20日~2024年1月中旬予定(なくなり次第終了)
まめや金澤萬久
「金かすてら[干支・辰]」
古都・金沢に本店を構える「まめや金澤萬久」。金箔を贅沢に使用した「金カステラ」は、萬久の長年の人気商品で、お祝い事に贈られることの多いお菓子です。干支「辰」の荘厳美麗な姿の切り抜きカットが入った[干支・辰]金カステラは、輝く金で年始のご挨拶にぴったりです。 龍が舞うオリジナルデザインの掛け紙を掛けてもらうことができます。
プレーン&干支¥3,348(まめや金澤満九)
豊島屋
「鳩サブレー 干支缶 」
鎌倉の銘菓といえば「豊島屋」の鳩サブレー。毎年楽しみにしている人も多い「鳩サブレー干支缶」は、コレクターも多く、お菓子を食べ終えた後も大切にとっておきたくなると人気です。お馴染みの4枚一バックも「鳩サブレー干支バージョン」が発売されます。ママ友などに渡しても喜ばれそうです。
「鳩サブレー干支缶」8枚入¥1,944 「鳩サブレー干支バージョン」4枚入¥615(豊島屋)
赤坂柿山
「招福多福2」
だるまと干支だるまが描かれた、愛らしく縁起の良いパッケージが素敵な「招福多福」。おめでたい鶴亀せんべいや、ぽち袋に入った「ぽちおかき」など、お年賀にぴったりの縁起ものづくしです。富山の薬売りが子どもたちに配っていた四角いサイコロ型の紙風船が一緒に入っているので、子どもがいる家族でも楽しめるお年賀です。
干支だるま「招福多福2」¥1,620(赤坂柿山)※販売期間:2023.12.1~2024.1.15
カタヌキヤ
「たつどしパンダ3個セット」
ていねいに幾重にも焼き重ねられた平焼きバウムクーヘンに、絵を描いて切れ目を入れた可愛い商品が人気の「カタヌキヤ」からも、期間限定の「たつどしパンダバウム」が登場。定番の「こどもパンダバウム」、「パンダバウム」をセットにして、限定デザインのパッケージに詰められています。「繁栄」を意味するとされる市松模様を背に、パンダと辰が仲良く空の旅をする、お正月らしいデザインです。
パンダバウム3個入¥1,728(カタヌキヤ)
まいあめ
「お年賀箱」
日本の伝統「組み飴」の技術を用いて、昔ながらの材料と製法で、職人が1粒1粒丁寧に作る「まいあめ」は、メッセージ性のこもったかわいい飴が特徴で、内祝いなどにも人気です。辰をデザインした干支の飴をはじめ、赤富士や福笑いなど縁起の良い飴がランダムで計20個入った見た目も華やかな「お年賀箱」は、紅白の包装も素敵で価格もお手ごろ。友人などへの気を遣わせない贈り物にもぴったりです。
お年賀箱¥1,000(まいあめ)※絵柄やお味の選択はできません
銀座 菊廼舎
「冨貴寄 開運干支缶」
銀座で100年を超える歴史を刻み続けている「銀座 菊廼舎」の格式高い伝統和菓子 「冨貴寄」。2024年の干支「辰」が宝玉を手にした姿が描かれた干菓子や、鯛、招き猫、 松・竹・梅のほか、新春にふさわしい打ち物や金平糖など、福が集まった「冨貴寄 開運干支缶」はお正月のご挨拶にぴったり。お世話になっている人や義理の両親などへのお年賀にも最適です。
「冨貴寄 開運干支缶」¥2,160(銀座 菊廼舎)
さりげない手土産にぴったりなプチギフト5選
わざわざ挨拶というほどではないものの、その年初めて会うタイミングでさりげなく渡したいプチギフト。日頃のお礼や「今年もよろしくね」「今年も一緒に頑張ろうね!」という気持ちを込めて、気を遣わせない1000円程度で選ぶのがおすすめです。
ノワ・ドゥ・ブール
「サブレ・ブール」
撮影/渡辺修身
素材の風味を生かしたつくりたての焼き菓子が有名な「ノワ・ドゥ・ブール」。伊勢丹新宿店・三越日本橋店・三越銀座店のみでしか手に入らないサブレは、プレミアム感も抜群。年始に会う約束があったらまとめて購入しておいて、さりげなく渡せると好印象間違いなしです。 WRAY代表の谷内侑希子さんも「ほんの気持ち程度ですが、お茶時間をほっとできるひと時にしてほしい」と手土産としておすすめしています。
サブレ・ブール5枚入¥702(noix de beurre)
*【手土産4選】WRAY代表・谷内侑希子さんの『見た目もオシャレで美味しい逸品』って?より
茅乃舎
「厚焼き玉子のもと」
撮影/市原慶子
出汁ブームの火付け役でもある「茅乃舎」の東京限定商品「厚焼き玉子のもと」は、築地で親しまれている江戸前の本格厚焼きが簡単に作れると人気。こちらもWRAY代表の谷内有紀子さんのおすすめ品。「お弁当作りにも便利で、地方に行く際や上京した友人に渡しても喜ばれます」とのことです。帰省した際の地元の友達へのお年賀にもぴったり。
厚焼き玉子のもと 5袋入¥540(茅乃舎/久原)
*【手土産4選】WRAY代表・谷内侑希子さんの『見た目もオシャレで美味しい逸品』って?より
Kenka
「オリジナルスモークナッツ」
撮影/渡辺修身
タイソンズアンドカンパニーのフードラボが提供している素材を生かしたオリジナルフレーバーナッツは、3種類のナッツにローズマリー・ハチミツ・バター・ブラックペッパーを絡めてスモークしたもの。年末年始に食べ過ぎてしまったという友人へのギフトにも喜ばれそうです。ライターの白澤貴子さんが「無塩のナッツが一番美味しいと思っているのですが、これだけは別。止まらなくなるので小サイズを」と言うほどの味。
オリジナルスモークナッツ100g¥930(T.Y.HARBOR Brewery)
*“賞味期限5時間”衝撃的旨さの大福って?ライター白澤貴子さんの『絶品手土産』4選より
銀座ウエスト
「ダークフルーツケーキ」
撮影/市原慶子
洋菓子の老舗「GINZA WEST」のロングセラー商品「ダークフルーツケーキ」。ブランデーとラム酒に果実を長時間漬け込んで焼き、金色の紙で包んだ大人のお菓子に懐かしさを感じる人も多いはず。パートナーとの晩酌スイーツにと渡しても喜ばれそう。「お酒好きの親戚や友人が集まる日の定番。人生で一番買っているお菓子」と料理家の松島芳江さんもヘビロテしているそうです。
ダークフルーツケーキ8個入¥1,180(GINZA WEST)
*【手土産・ギフト名品4選】人気料理家が「人生で一番買っているお菓子」とは?より
NODOKA
「煎茶パウダー」
撮影/渡辺修身
30年以上自然栽培の歴史をもつ静岡の日本茶農家をパートナーに持つ「NODOKA」は、ニューヨーク・ブルックリンで創設されたオーガニック日本茶パウダー専門ブランド。一切農薬・化学肥料を使用せず、自然栽培で育てられた茶葉が粉末になっています。お正月らしさもある和のプチギフトにセンスが光ります。「粉末なので、アイスで飲んだり、マフィンにいれたり汎用性もあります」とソーシャライトの翁安芸さんが紹介してくれたアイテムです。
オーガニック煎茶パウダー¥1000~(nodoka)
*「2000円以内の手土産」4選 | 翁 安芸さんのセレクトは?より
新年のご挨拶に、喜ばれる「お年賀」を
新しい年のご挨拶とともに渡すお年賀。喜ばれることうけあいな人気の商品は売り切れ必至です。予約できる場合は、ぜひ早めに!年末年始にバタバタしないよう計画的に揃えられるといいですね。
取材・文/渡邊里衛
※商品はすべて税込価格で表示しています。本記事は過去掲載記事を元に再編成したものと新たに取材をして掲載をしたものが混在しています。掲載商品の価格は本記事公開時のものです。