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学童・塾弁【お弁当の簡単アイデア10選】隙間、詰め方、おかずetc.はこれで楽ちん!

夏休み中の塾や学童。頑張る子どもたちに美味しいお弁当を!と思いつつも、更新が難しいお弁当のアイデア。今回は、彩り次第でパッと華やぐお弁当の盛り上げ方を、大人気のケータリング「ドラ ザ フード」の松島さんが伝授!

困ったときは『彩りおにぎり』が活躍!

おにぎり弁当

Yoshie’s Point
ふりかけや乾物を使うと
簡単に見た目が華やぐ!

海苔で模様を作るよりも、混ぜごはんの素やふりかけに頼った方が味も決まるし彩り豊か。手軽に毎日違うバリエーションを作れるので、子どもも飽きません。小さなお弁当箱でできることは限られるから、形にも工夫が必要。俵型よりまんまる型の方が、意外と配置がしやすいです。

今回は「ゆかり×ワカメ」と「シャケ×白ごま」に。混ぜごはんの素、塩昆布、しば漬けなど、調味不要で旨みのあるアイテムを揃えておくと便利!

変形できるおかずは、固形おかずの配置が決まった後に置く。たまご焼き以外の黄色のバリエを知っておくと楽!

電子レンジで柔らかくしたカボチャを潰し、マヨネーズ適量を加えて和えるだけ。クミンを入れると大人の味に。おにぎりと同じ大きさに丸めて。

甘いパプリカは子ども弁当の救世主。薄切りにしたにんじんを型抜きして、レンジでチンするだけで特別感が。

こんな組み合わせもおすすめ!

「青のり×しらす」、「大葉×ほぐした梅干し」、「オリーブ×鮭フレーク」も夏におすすめの組み合わせ!

副菜は頑張らない!“のっけるだけ”で美味しいお弁当3選

焼き魚弁当

Yoshie’s Point
炊き込みごはんなら
隙間も気にならない

おかずを敷き詰めなくても具入りのごはんが救ってくれるので、余白が気になりません。ついでに旨みもUP! 夏はとうもろこしごはんもおすすめです。手軽に缶詰のコーンを使うのもアリ。タラや一口カツ、唐揚げなどがメインのお弁当の時もこの手法が使えます!

塩麹につけたゆでたまごはご馳走! お昼の時間までしずる感はそのまま。子ども用はうずらの卵で代用すると食べやすい。

米2合に塩(小さじ1)を混ぜて食べやすい大きさに切り分けたブロッコリー1個をのせて炊くだけで、芯まで柔らかいホクホクごはんの完成。

冷めても美味しいワンテク

米2合に対して酒を大さじ1程度まわしかけて混ぜると、時間が経っても風味豊か。さらにバターを加えれば、旨みが倍増します。

焼きそば弁当

Yoshie’s Point
目玉焼きをON!
屋台気分で子どももワクワク

焼きそば弁当の日に副菜ゼロでも寂しくならないコツは、大きめに切った彩り野菜を混ぜ込むこと。にんじん、ピーマン、コーンなどもいいですよね。目玉焼きはたまご焼きよりも簡単だし、実はお弁当にとっても便利。開けた時に、わあ!と喜ぶ声が上がるはず。

焼きそばの具材に彩りを加えてしまえば副菜要らず。赤ピーマンは焼きそばとも相性抜群です。緑色はドンとのせて。煮浸しにしたオクラはいい箸休めに。

時間が経っても、目玉焼きならずっとジューシー。子どもも大好きなたまごは、さまざまな調理法で毎日味方にしたい。

早く冷ましたい時は

お弁当は冷ましてから蓋をするのが基本。箸を容器の下に置き空気の通り道を作ると、冷めるのが格段に早くなります。

豚肉炒めのっけ弁

Yoshie’s Point
ザク切り野菜で彩りと
食べ応えの一石二鳥

生姜焼きやホイコーローなど、冷めても美味しい豚肉はお弁当にもってこい。冷ました(最低でも粗熱を取った)ごはんをお弁当箱に敷き詰め、おかずをのせてどんぶり風に。野菜は大きめに切り、汁までたっぷり盛りつけて。

炒めものの野菜は細かくしすぎないのがポイント。大きめの方が食べごたえ抜群で、彩りプラスにも一役。

味付けはガパオ風。けれど使うお肉は、ひき肉よりも豚コマの方が箸で摑みやすい。旨みも吸うので、ごはんの隅々まで美味しい。

ラディッシュの酢漬けを水玉模様のように散らすとかわいい。味付け濃厚な炒め物に、酢漬けのおかずはいい箸休めに。作り置きして2、3日は持ちます。

“隙間”を埋める「赤緑黄色の簡単副菜」6選

プチトマト代わりの赤色

ラディッシュの酢漬け

「朝作っても、食べる頃にはいい感じにしんなり」

酢(大1/2)、砂糖(小1/2)、塩少々を混ぜ合わせ、ラディッシュを薄くスライスしたものを加えてよく和える。

パプリカの焼き浸し

「そのままでも、具材としても! 使い勝手のいい差し色副菜」

パプリカ(2個)は縦にカットし、サラダ油で炒める。軽く焦げ目がついたら出汁(100㎖)、砂糖(小1/2)、醤油(小1/2)を加えサッと煮詰める。

ブロッコリー代わりの緑色

きゅうりとワカメのナムル

「きゅうりの種をとると水が出にくくお弁当向き」

乾燥ワカメ(10g)を水で戻し、食べやすくカット。きゅうり(1本)は縦半分に切ってスプーンで種をこそいでから細切りに(水分が出ないよう)。にんにくチューブ(小1/4)、ごま油(大1/2)、塩少々を加え、よく和える。

オクラの出汁浸し

「時短なら白出汁でも! 青菜に変えても美味しい」

出汁(300㎖)、酒(大1/2)、砂糖(小1/2)、醤油(大1/2)、塩少々を混ぜ合わせ、保存容器に入れる[a]。ガクをとって茹でたオクラ(10本)を[a]に漬け込む。

たまご焼き代わりの黄色

ゆでたまごの塩麹漬け

「Amazonで見つけたたまごカッターが便利です」

冷蔵庫から出したたまごを沸騰したお湯で8分ほどゆで、熱いうちに殻を剥いて塩麹で和え、2、3時間つけ置く(一晩つけたらより美味しい! おつまみの場合は6分半茹で、半熟を味わって)。
※お弁当に入れる時は、中まで加熱してください。

切り干し大根のカレー炒め

「子どもウケ抜群な洋風の味つけ」

切り干し大根(乾燥30g)を水で戻す[a]。胡麻油で[a]と水気を切ったツナ(1缶)を炒めたら、カレー粉(小1/2)、塩(小1/4)を加えて混ぜ合わせる。

Dora The Food主宰
松島由恵さん

料理家。建築業界で勤務後、ワインと食べ物好きが高じて退社、ドラザフードを開業。広告・雑誌へのレシピ製作、ケータリングなど食まわり全般で活躍。JSA認定ソムリエ、国際中医薬膳師。

撮影/川原崎宣喜 料理/松島由恵 取材・文/藤井そのこ 編集/太田彩子
*VERY2023年8月号「見た目が8割! お弁当の盛り方アイデア」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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