キャリアに迷った時、背中を押してくれるメンター。完璧なロールモデルじゃなくてもいいし、会社の先輩や元上司、働くママ友や身近な家族の場合も。いくつもの岐路を迎えるVERY世代。今回は、メンターに言われたひとことで復職後の悩みが減ったというママにお話を聞きました。
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人生やキャリアに迷った時、私には
頼れるメンターがいた!
一歩先を歩んでいる
親友のような先輩
田村さんとは会社の先輩後輩という間柄。私たちが入社したころは女性総合職が少なかったので、飲み会などで顔を合わせる機会が多く自然と仲良くなりました。ママになったタイミングも近かったので、仕事のことも育児のことも気軽になんでも相談できる相手。「メンターだな」と思うのは、会話を通じて、自分が本当は何を一番気にしているのか、どうしたいのかを必ず導き出してくれるから。田村さんと話してると、視界がさらにクリアになり、整理されます。ぼやっとした悩みや課題を言語化する力と、物事をフラットに捉えた上での行動力がすごいところを尊敬していて、私の生活に欠かせない相手。田村さんに言われ、心がけていることは「想像力を持つ」こと。トラブルが起きたり、仕事と育児でキャパオーバーになると、どうしても自分中心に物事を捉えてしまいがちだけど、そういう時こそ想像力を働かせる。何がうまくいっていなくて、どうしたら解決できるか冷静に考えるようアドバイスしてくれたおかげで悩みが減りました。圧倒的な共感力と一歩先の目線からのアドバイスに日々力をもらっていて、これからも背中を追い続けたい人です。
TIME LINE
2007年 新卒で総合商社に入社
2021年 産休、出産、育休
2022年 育休から時短で復職
復職を機に異動。限られた時間の中で新しい業務を学びつつ、どう成果を出していくのか、日々試行錯誤中!
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撮影/木村敦、イ・ガンヒョン スタイリング/坂野陽子 取材・文/金澤 結 編集/太田彩子
*VERY2023年3月号「メンターと呼べる人はいますか?」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。