ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」63
SNSの総フォロワー数が100万を超える仲良し夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufuが、VERY読者の料理の悩みを“ゆるっと”解決してくれる大好評連載。
今日はふたりの得意分野でもある調味料マジックが炸裂。既製品のブレンド調味料を味方につければ、料理に自信のない方も、時間がなくて凝った料理は作れない…という人も、深みのある料理が作れるように!今日はその代表とも言える”めんつゆ”を使うことで、お砂糖やしょうゆなどをちょっとずつ入れなくても、バシッと味が決まるパスタを紹介してくれました!
菜の花やほたるいかなどの春の食材を使ってアレンジすれば、春休みのランチや来客メニューにも活躍しそうです♪
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<今月のお悩み>
めんつゆが好きです。めんつゆを入れると味が決まるので、なんにでも入れています。肉じゃがなんかの煮物はもちろん、ドレッシングに入れたり、ごま和えに入れたり。冷や奴にかけてもおいしいんですよ!(お友達にはバカにされますが…)でも、さすがに入れすぎかな・・・子どもの舌がそれに慣れすぎるのもどうなんだろう?と。とはいいつつやめられません。
めんつゆを使いつつ、ちょっといつもと違う味わいになるレシピがあったら知りたいです!(32歳、8歳女の子と6歳男の子ママ)
<今回の解決レシピ>
味付けは”ほぼめんつゆ”だけ!
「アスパラとベーコンの和風クリームパスタ」
【材料(2人分)】
スパゲッティ…180g
ハーフベーコン…2枚
玉ねぎ…1/2個
アスパラガス…3本
めんつゆ(2倍濃縮)…50ml
生クリーム…100ml
塩…適量
粗びき黒こしょう…少々
油…小さじ1
【作り方】
【POINT】
和のメニューとなりがちなめんつゆを、ちょっとオシャレに、生クリームを合わせたクリームパスタに仕立てました。春もすぐそこ、アスパラも入れて。ベーコンはえびにしてもOKです!
<解決するのは・・・>
ぐっち夫婦
美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方!仲良し夫婦のかけ合い料理動画も話題です。ごはんがすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。
ふたりのオフィシャルLINEがあるのをご存知ですか?
Instagramのリンクから簡単に登録できるのですが、食材名検索で多くのレシピが出てくる機能が便利すぎて、もう手放せません。どのレシピもハズレなしの安心感なので、冷蔵庫に残っている材料をベースに検索したら献立に悩むこともなし。春休みがスタートして、お昼ごはん作りも始まる・・・という方に、ぜひおすすめです!
<今回のゆるっとアンサー>
洋風料理のうま味足しにも◎
おうち洋食が落ち着く
家庭の味に変身!
夫:めんつゆは僕たちも使うよね。それだけで味が決まるのがやっぱり楽だよね。
妻:メインの味付けに使ったりちょっと足したり、いろいろな使い方ができて便利だよね。
夫:今回はクリームパスタに入れたんだね!
妻:めんつゆだと和食になりがちだけど、生クリームと合わせてクリームパスタにしてみたよ。
夫:洋風のメニューにも少し加えると、だしのうまみもプラスされて味が締まるよね。
妻:ちょっとだけ和風の味付けに寄せられるから、洋風メニューのときも使ってみてほしいね。
<ライターワタナベが作ってみた!>
「パスタの茹で上がる2分前にアスパラガスを入れるとか最高!」とワクワクしながら調理に取りかかりました。そのおかげで調理時間は10分以下で美味しい春ランチが完成。
今から1年と少し前、防災士の資格を取ってから、省エネでいかに美味しい料理を作れるかということにもこだわってきました。今回パスタに使ったのは、3分で茹でられるスパゲッティというもの。災害時、カセットコンロのガスをいかに最小限で使用しながら、あたたかい料理を作るかが腕の見せ所だと思っています。ぜひみなさんの自宅のローリングストックにも、こういった時短調理ができるものを備えてみるのもおすすめです!
この企画を担当しているライター・ワタナベは7歳女の子・5歳と2歳の男の子のママ+食にこだわりを持つ夫と湘南住まい、5人暮らし。
春のお花があちこちで咲き始め、上着を脱いで深呼吸をしながらお散歩するのが気持ちいい季節がやってきましたね! 湘南では、半袖半ズボンにビーサンの人たちが「待ってました!」と言わんばかりに海へ向かう姿を見かけます。私もなんだか冬眠から明けた動物の気分です。
先日、バスで同じ停留所で降りた親子の胸ポケットにブートニアが挿さっていて、おもわず「卒業式ですか?」と声をかけました。「そうです!」と18歳くらいの男性と、お母様が笑顔で仰るので「おめでとうございます!」と言いました。ふたりは声を合わせて「ありがとうございます」と満面の笑みで応えてくださって、なんだか胸が熱くなりました。私も約10年後にはこんな日が待っているのかな、と。お母様はきっと今までいろんなご苦労もあったんだろうなとか、反抗期はあったのかなとか、お弁当毎日作っていたのかなとか、息子さんの清々しい表情に、4月からの新生活にどんなワクワクを抱いてるのかなと、妄想が膨らみ、ひとり涙ぐみながら帰宅しました。
卒園や卒園を迎えるみなさん、おめでとうございます!
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撮影/須藤敬一(ぐっち夫婦)、取材・文/渡邊里衛 編集/井上智明