ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」59
SNSの総フォロワー数が100万を超える仲良し夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufuが、VERY読者の料理の悩みを“ゆるっと”解決してくれる大好評連載。
今日はお餅を並べてピザ生地にはしません!もっと簡単で、子どもも高確率で好きになる、「もち明太ピザ」を紹介します。
年明け早々、大袋の1/3も消費していないくらいで飽きはじめる…とういう経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。最近では個包装のおかげで賞味期限も延び、冷凍もできるとあって、急いで食べなければならない印象が少しだけ和らいだ気もします。しかし、レシピのバリエーションの低さに、なかなか消費が進まないのが現状。そういえばお餅が冷凍庫に眠っている…と心当たりのある方は、冬休みの昼ご飯に、おやつに、お腹いっぱいになれる、楽しいピザ作りを親子で楽しんでみませんか?
<今月のお悩み>
おせちもだいたい食べ終わり、明日から仕事です。
でもまだ子どもたちは冬休み。トースターで焼いて食べるお餅は飽きちゃったし、本気で晩ごはんを作るのは、もう少し待って欲しい。
手はかからないけどお腹いっぱいになれる晩ごはん、お二人だったらなに作りますか?
年始はすき焼きって声も聞くのですが、我が家は年末にお肉派なので、そろそろ洋食が食べたい気もします。(40歳・10歳、7歳男の子ママ)
<今回の解決レシピ>
お餅とチーズをトッピング♪
のびーる、お餅とチーズに
生地とお餅のおこげがカリッ!
止まらない絶品ピザ
【材料(作りやすい分量)】
切り餅…2個
明太子…1本
ピザ生地…2枚
マヨネーズ…大さじ2
ピザ用チーズ…30g
刻みのり…適量
【作り方】
①もちを1cmほどのさいの目切りにする。
②ボウルなどに、マヨネーズ、明太子を混ぜ合わせる。
③ピザ生地に②を塗る。
④もちをのせる。
⑤ピザ用チーズをのせる。
⑥220℃のトースターで7〜8分ほど、もち、チーズが溶けるまで焼く。
途中焦げそうになったらホイルを被せながら。(トースターによって加熱時間は加減してください)
焼き上がったら刻みのりをのせる。
【POINT】
お正月に食べきれなかったお餅を使った簡単ピザ。子どもも大人も大好きな明太子×マヨネーズの組み合わせです。ピザ生地を用意して、のせて焼くだけでできあがり! 味のバリエーションはお好みにアレンジしても◎。
<解決するのは…>
ぐっち夫婦
美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方!仲良し夫婦のかけ合い料理動画も話題です。ご飯がすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。
今日はお餅の救済のため、明太子とチーズを使った簡単ピザを紹介してくれました。しかし!明太子は1本しか使用しなかったので、ちょっと残りますよね。もちろん明太子はそのままでも美味しいし、翌日の朝ごはんは明太子ご飯でもいいと思います。
ここで絶妙なタイミングで、ぐっち夫婦のInstagramに「たらことたまごの雑炊」が登場。(2022年12月26日)年末年始の暴飲暴食で疲れた胃にもしみますし、明太お餅ピザの翌日の朝にも最高です。ぐっち夫婦の公式LINEページには、食材検索機能もあるので、冷蔵庫の賞味期限が迫ったものから検索をして、リレーやしりとりのように食材を使いきる技を身に着けたいものですね。
<今回のゆるっとアンサー>
明太子×マヨ×お餅は
最強コンビ!
のせて焼くだけで
余ったお餅もごちそうに
夫:お正月明けのご飯ってちょっと迷うよね。
妻:まだのんびりしたい気持ちもあるし、でもちょっと洋風のものとかも食べたくなるよね。
夫:今回はお餅をのせたピザだね! 余ったお餅も使えていいね。
妻:お餅に飽きてきたときにも王道の組み合わせはやっぱりおいしいよね。
夫:市販のピザ生地を用意すれば、のせて焼くだけだから簡単にできるのもうれしい!
妻:お正月休みにお子さんと作るのも良さそうだね!
<ライターワタナベが作ってみた!>
材料は子どもの好きなものオンパレード!魚卵好きな子って多いですよね。海苔なんて、放っておくと永久的に食べますし、チーズもピザの上のチーズだけ食べた子どもを何度注意したことか。マヨネーズも鉄板ですし、もちろんピザ自体も大好き。
これはウケるに違いない。冬休みに入り、毎日のようにお友達がおうちに来たりうちの子がお邪魔したりという生活が続いていて、これなら低学年生や幼稚園児も楽しめそう!と、ピザパーティを開催しました。
お友達がホームベーカリーでピザ生地を作ってくれたので、今回はできたての生地を使用。混ぜたり、塗ったり、トッピングしたり、楽しい工程ばかりで、あっという間にできあがり。
明太マヨスパゲッティの味に、お餅とチーズがびよーんと伸びて美味しい!ピザって、案外軽すぎる説もありますが、しっかりお腹にたまり、しばらく「お腹空いた」と言われずにすみました。
この企画を担当しているライター・ワタナベは7歳女の子・5歳と1歳の男の子のママ+食にこだわりを持つ夫と湘南住まい、5人暮らし。
あけましておめでとうございます!我が家は3年ぶりにお正月に岐阜の実家に帰省しました。
年末から大雪が続き、除雪作業で「はたらくくるま」を運転するじいじの写真が「〇〇(孫)も乗せてやりたい」などというコメント付きで送られてきて、とっても楽しみにしていました。とはいえ、私も18歳まで雪国で育ってまいりましたので、雪の恐ろしさも知っています。一晩で車が埋まるなんてこともしばしば。大通り以外の小道は道路がなくなるなんてことも日常茶飯事でした。今年のはじめ、防災士の資格を取りました。防災というと、地震や噴火などをイメージしがちですが、雪や雨も降り続けると立派な災害に発展します。日頃からローリングストックや停電への備えをすることは、大きな災害への対策でもあり、安心感にもつながります。冬休み、時間のある方は、防災の見直しをするのもおすすめです!
取材・文/渡邊里衛 編集/井上智明
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