ファッション業界で活躍しているみなさんは、食卓もおしゃれ!まるで服をコーデするように料理の盛りつけも楽しんでいます。今回は、おしゃれも食も“今っぽさ”を知ってる人たちの器選びに注目。食器の素材や色のコーディネート術を教えてもらいました。
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陶器、ガラス、ウッドなど
あえて異なる素材の食器を
MIXさせると洒落た食卓に
@hirokoinaba
フリーランスPR
稲葉ひろ子さん
彩りがキレイだと美しく見えるので、グリーン、赤、オレンジ系の食材を意識。今回の〝蛍烏賊と菜の花のオイル蒸し〟と〝苺のサラダ〟のように旬の食材を使うのも大事。同じ料理も、あえて違う器に盛り付けるとリズムがつきます。
陶器だけでなく
ウッド素材を組み合わせると
和の食卓にリズムが出ます
@lacasita522
CITYSHOP
コンセプター/バイヤー
片山久美子さん
和食が好きなので、友人が遊びに来る時は和食率高め。地味にならないように、服のスタイリングやショップのディスプレイと同じ感覚で、食材と器で色や素材をMIXしてバランスをとっていきます。コロッケをのせているのはまな板として売っていたものを器として活用。急須はマリアージュフレール。芽ネギは料理が上品に見えるので、おもてなしの時によく使います。
食材とお皿の色味は
コントラストをつけるor
ワントーンにしてまとまりを
@ena1123
CLANEディレクター
松本恵奈さん
食卓のコーデは食材と器とのコントラストや調和を意識しています。サラダは食材のカラフルさが引き立つ黒い平皿に。カブの炒めものは山野邊孝さんの白の平皿に盛って白のワントーンの印象に。ミックスナッツやブルーチーズを散らすと味と見た目のアクセントになります。友人が遊びに来る時はワインに合うビストロ風の料理が多いです。
ガラスの器でテーブルに
抜け感を。トッピングには
ディルを使ってお店っぽく
@miyakotai
Lilas/HARDY NOIR
U by SPICK&SPAN PR
田井美也子さん
ガラスの器とグリーンをたっぷり使って初夏の雰囲気に。香草を添えるとオシャレになるので、ディル、ルッコラ、クレソンをよく使います。器を見によく行くショップは中目黒のSML。
撮影/須藤敬一 取材・文/栗生果奈 編集/髙田彩葉
*VERY2022年6月号「ファッションのプロたちの食卓盛り上げテクが知りたい!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。