VERY September 2022

VERY

September 2022

2022年8月5日発売

780円(税込)

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「自分を下げてばかり」のママへ、SHELLYさん流の解決策は?

自分の子どもや夫が誉められたとき、思わず「そんなことないよ〜!」って言っちゃうこと、ありませんか?これを「代理謙遜」と呼んでいるSHELLYさん。「日本人らしい反応かもしれないけど、実は子どものためにも、夫婦のためにもならないのでは?」と指摘しています。今回は子どもだけでなく自分のこともつい謙遜してしまうママのお悩みに答えます!

Eさん(5歳男の子と0歳女の子のママ)からのお悩み

代理謙遜ももちろんですが、
自分のこともつい謙遜しちゃうんです

長男のルックスを「かっこいい、モテそう」と言われることがあるのですが「でも運動があまり得意じゃないからだめだよ〜」。2人目が生まれて、「2人目いいな〜」に「いや〜大変だよ」。自分の仕事を褒められると「産休明けるのが怖い」「忙しくて夫と衝突してる」など思ってもいないのにネガティブなことばかり口に出してしまいます。

その謙遜、
ポジティブをプラスしてみよう

代理謙遜から少し離れますが、復帰についてどう思うかは本当に人それぞれで、コミュニケーションが難しいですよね。私は産後1週間で「3カ月で復帰したい」と思ったけど、そうじゃない人もいます。1人目のときは特に「早く復帰したい、仕事が好き」って言いづらかったなぁ。今なら〝私の場合は〟と強調して素直に話せるかもしれません。それと同時に専業主婦の友人に、事情もわからず勝手に相手をうらやましがって謙遜する発言をしないよう意識していました。伝えていたのは、24時間子どもと一緒にいること、大尊敬しているよ、というポジティブな気持ち。2人目問題についても個人的にはポジティブな返しをしたほうがいいと思うな。普段は何でも話す間柄の友人でも、もしかしたら誰にも言わず不妊で悩んでいる可能性もあるし、私は「大変だけど、ありがたいよね」と話を終えるようにしています。あとは男の子のモテについても、これまた「Toxic masculinity(有害な男らしさ)」。女は料理くらいできなきゃ、って言われてカチンとはきても、「運動できない男の子はモテないよね」を流してしまう気持ちは残っていたりする。時代は変わっているし、謙遜に混じった違和感のある発言、ちょっとずつ減らしたいですよね。

ニット¥39,600(マルプラ)ピアス¥9,350(ソムニウム)

SHELLYさんから最後にメッセージ

子どもや夫=自分じゃない。
そう思えば代理で謙遜しなくなるはず

偉そうなことを言いつつ、私も代理謙遜しちゃうことあります。長女が優しいねと褒められたとき「人の妹ちゃんには優しいよね〜」とか本人に嫌味を言っちゃうこともあって、反省しているところ。代理謙遜問題で共通して言えるのは、子どもや夫を「一人の人として見よう」ということ。以前脳科学者の中野信子さんが、日本人は子どもを自分の延長と捉えている、と話されていて、なるほどと思いました。子ども(自分)のことを褒められると恥ずかしいし、文化として謙遜しているということなんですよね。それが、欧米と考え方が異なるところ。どちらが正しいということではないけど、代理謙遜問題では、自分の一部と思わないほうがいいと私は思います。子どもを謙遜しそうになったとき、これから頭の中でフラッグを立てていきたい。それで、「誰に似たんだろうね」「顔じゃなくて中身でモテてほしいな」とか、明るくうまく切り返して、みんなでちょっとずつ価値観をアップデートできたら素敵じゃないでしょうか? 以上、SHELLYがお伝えしました!

撮影/須藤敬一 スタイリング/野田さやか ヘア・メーク/高橋純子 取材・文/有馬美穂 編集/羽城麻子
*VERY2022年5月号「自分じゃないのに謙遜しちゃう「代理謙遜」癖ついてませんか?」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。

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