4月に入り、お弁当生活がスタートした方も多いのではないでしょうか。お弁当作りがより楽しく、より美味しくなるような役立つ情報をVERYwebで毎日更新していきます。【お弁当ネタ30日チャレンジ】企画の7日目です。
園生活とともにママにとってはちょっぴり憂鬱なお弁当生活もスタート。なかでも悩みの種はおかずのバリエーション。「赤・緑・黄」のマンネリ化を解決できる、丸暗記レシピを伝授します。今回は「緑」のおかずバリエーションをご紹介。赤や黄色を引き立ててくれる隙間の彩りといえば“緑”。ブロッコリーや冷凍野菜は水分が出てしまい、結果、残されることが多いけれど、味の変化球でお惣菜やおつまみにもなれる一品に!
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01:ロールキャベツサラダ
子どもの好きなツナマヨをサラダ感覚で食べやすく。火を使わずに完成できて、らくちん&断面のキレイさもお弁当に最適です。
【材料】キャベツ、豆苗、かつお節、ツナ缶、マヨネーズ
【作り方】キャベツ、豆苗をレンジでチンし、かつお節とツナマヨを混ぜたものを入れ、巻く。
02:ブロッコリーチキンピカタ
ブロッコリーを衣に仕込ませたピカタは野菜嫌いの子も美味しくいただけそう。万能ネギなど他の野菜でも代用可。【材料】鶏ささみ肉、ブロッコリー、卵、薄力粉、オリーブオイル
【作り方】粉をまぶしたささみを、ブロッコリーを混ぜた卵液にくぐらせ、オイルで焼く。
03:きゅうりとたくあんの金太郎飴風
超簡単ながら今回の撮影現場で人気No.1。たくあんと魚肉ソーセージの塩気をきゅうりが吸い、ほどよくしんなり。おつまみにも♡
【材料】きゅうり、たくあん、魚肉ソーセージ
【作り方】きゅうりの中心をストローで穴をあけ、たくあん、魚肉ソーセージを詰めて切る。
04:アスパラのきな粉あえ
ごま和えの変化球版。アスパラが茹で上がったら熱いうちにきな粉をまぶすことでぐっと味が染み込みます。青野菜なら何でもOK。
【材料】アスパラ、きび砂糖(砂糖なら何でも可)、きな粉、しょうゆ
【作り方】ゆでたアスパラを砂糖、きな粉しょうゆ少々と和える。
05:ほうれん草のちぢみ
卵焼き用フライパンに生地を流し込んで焼き、返して切るだけ。粉のもっちり感やたっぷりほうれん草で満足度も高め。
【材料】ほうれん草、卵、薄力粉、ごま油
【作り方】ほうれん草、卵、薄力粉を混ぜ、ごま油で焼く。
お弁当を残されないための3カ条
1.味が濃いものはひとつだけ
2.プチトマトとブロッコリーをそのまま入れ続けない
3.彩りをシリコンカップやおかずカップに頼らない
「冷めても美味しいように」と濃い味のおかずばかり入れると子どもは飽きてしまうもの。メインにひとつ入れたら副菜はなるべく甘味、酸味など最小限の調味料で味付けを分けるのがオススメです。プチトマトとブロッコリーに頼りがちな彩りは、食材だけでなく赤はケチャップ、黄色はカレー粉、緑は青のりなど、調味料で色を足すのもひとつの方法です。
赤・黄・緑のおかずがバランス良く配置されるとお弁当はこんなに鮮やかで美味しそう。あとは、子どもの年齢別や大人用に分量を調節すればOK。お弁当ハードルがグンと下がります!
\教えてくれたのは/
料理家・橋本彩子さん
11歳の男の子ママ。広告の料理&スタイリングや数々の女性誌で人気。食材の勉強も兼ねた料理教室を築地で定期的に開催。Instagram:@saiko_hashimoto
撮影/sono〈bean〉 調理・スタイリング/橋本彩子 取材・文/石川 恵 編集/磯野文子
*VERY2019年5月号「トマト、ブロッコリー、卵のスパイラルから抜け出せる お弁当の“彩り”一行レシピ」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。