VERY September 2022

VERY

September 2022

2022年8月5日発売

780円(税込)

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【相武紗季さん】夜の読書は『別世界へ行けるファンタジーが心地よいんです』

生活リズムも価値観も自分優先ではなくなったけれど、本当は誰にでもあるずっと変わらず好きなこと。やんちゃ盛りの2児を育てる女優・相武紗季さんは夜の読書時間で気持ちを切り替えていました。
※掲載中の情報はVERY2022年3月号掲載時のものです。

ママですが、これが好き!

女優・相武紗季さんは……
『夜の読書』が好き!

セーター ¥31,900(デミー バイ デミリー/RHC ロンハーマン)Tシャツ ¥11,000(SCOTCH & SODA/コロネット)ピアス ¥24,200(SIENA ROSE/シエナロゼ表参道ヒルズ店)ブランケット ¥12,100(ベアフット ドリームズ/サザビーリーグ)

ファンタジー小説と
ほうじ茶ラテで
心をゆるめています

出産してからは、より
別世界へ行ける本が好きに

 20時に子どもたちが就寝した後、リビングで15分ほど、まどろみかけるまで小説を読んでいます。よく読むのは、昔から好きなファンタジー。子どもが生まれてからシリアスな作品は重く受け止めてしまうことがあり、別世界へ行けるファンタジーが心地よいんです。とくに上橋菜穂子さんの作品は言葉や描写がきれい。子育てに追われていると自分の言葉がささくれがちなので、本の中では美しい言葉に触れたいと思っています。家族が題材ならマンガやエッセイで優しい気持ちになれるものを。瀬尾まいこさんの『ファミリーデイズ』はつい口うるさくしてしまった日に読むと、その穏やかな子育てに心が洗われ明日もがんばろうとなれる大切な作品です。読書のお供は、ほうじ茶ラテ。小鍋で茶葉を炒って、牛乳と甜菜糖を入れて煮立たせたら、濾してマグへ。作る過程も好きだから、ついでのキッチンリセットも負担なくこなせて良い循環に。実は子どもが2人になってからはほぼワンオペで、仕事と両立が難しいと感じ、仕事をかなり減らしました。時々向かう仕事へ、生活の流れのまま行くと気持ちに余裕がなくなるので、夜の読書の時間は、気持ちを1回リセットして、自分の感覚を取り戻す、私なりの切り替え作業なんです。ルーティーン化して、オンオフのスイッチを切り替えられるようにしています。

いい意味で吹っ切ることができた、
2人目妊娠中の連ドラ

 常に「大変」を更新中の子育てですが…もうだめかもと思ったのが、2人目妊娠中に連ドラに出演していた時期。1人目の時より体が疲れやすかったのに、上の子がいるから休めない。些細なことで怒ってしまうことも多くなりました。そんな時息子に「ママはニコニコしてたほうがいいよ」と言われ、そうだよね、怒っても仕方がないと肩の力が抜けて。笑顔で「ほら、片付けなさい」って言ってみたり、好きな洋服を買って気分を上げたり。仕方ないことに振り回されないようになりました。ちょうど今朝も撮影に向かう前、シッターさんと息子が公園に出かけている間にご飯の準備とお風呂に入って…と段取りしていたら、寝ていた娘が泣き始めるピンチ。シャワーを浴びながら濡れないように携帯を持つ手を伸ばしてウーバーを探して、出発30分前にご飯が到着。ウーバー最高!と前向きに乗り切ってきました(笑)。

上の息子とはミッション方式で
スーパーを回ります

 妊娠中からネントレの本を読み込んだほど、子育てにおいても知識は身につけておきたいタイプ。ただ実際に感じるのは、子育てって何が当てはまるか試す中でしか正解が分からないということ。例えば、スーパーでやんちゃな息子との買物が落ち着かないと友人に話したら、ジャンプ4回してお店入ろう!などミッションを与えるといいよと教わって、やるかな~と思っていたのですが、これが良かったんです。今までは追いかけたり、見失わないようにと気を揉んでいましたが、ミッションクリアを報告するために私のところへ戻って来るので、安心して買物ができています。知識やアドバイスは取捨選択せず、とりあえず挑戦する。そんな姿勢で過ごしていきたいです。

PROFILE
相武紗季さん
あいぶ さき・女優。ギャラクシー賞受賞のTBSドラマ「歌姫」のヒロインをはじめ作品の要となる役柄で、ドラマから映画まで多岐に渡り活躍。今は家庭を軸に2児の母として奮闘。

撮影/渡辺謙太郎 スタイリング/浜木沙友里 ヘア・メーク/千葉智子〈Rossetto〉 取材・文/高橋夏果 編集/矢實佑理
*VERY2022年3月号「ママですが、これが好き!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。

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