食材に色が多い、使う器が多いなど、センス良くアレンジするのが悩ましいお正月の食卓。伝統的な器を使ったアレンジから、モダンな白、木のぬくもりを感じるアレンジまで5者5様のお正月コーデを参考に、新年の食卓を晴れやかに彩って。今回は、フードデザイナー・中本千尋さんのテーブル演出を拝見!
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伝統にとらわれず
毎年変えるお正月コーデ
2022年はモノトーンが気分です
フードデザイナー
中本千尋さんのお正月は
スパイスや洋風な食材を使った料理のアレンジが得意で、お節料理にも自分らしいアレンジをプラス。エスニックな料理に馴染む、型にはまらないスタイリングを毎年楽しんでいます。2022年はブルーグレーのテーブルクロスを使い、2021年とはガラッと変えてモダンな印象に。デザイン性のあるいびつなグラスや作家の違う土物の酒器を組み合わせることでスパイシーなスタイリングに。酒器を並べた黒い台は、エチオピアの珈琲の儀式で使われるもの。異国の雰囲気を取り入れて、遊び心も忘れません。
2021年はお重は使わず、ブラックのテーブルに1616/arita japanの底の深い大皿を。2020年はクラシカルなお重に、ビーツやスパイス料理で外国人の友人も楽しんでもらえる内容に。
フードデザイナー
中本千尋さん
【 profile 】
食から日々の暮らしを提案する『DISHes』や、季節を楽しむオンラインサロンを主宰。野菜やスパイスを使ったお節料理のアレンジが得意。
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撮影/三村健二 取材・文/黒崎梨緒 編集/磯野文子
*VERY2022年1月号「素敵なあの人の「お正月テーブルコーデ」を拝見!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。