こうやって「カーボンニュートラル（以下、CN）検定」を受けてみることは、意識改革のきっかけ。日常で出会う物事に、あれ？これってどうなの？と疑問に思うようになりました。私は、環境に良い素材などクリーンなイメージのものを極力使うようにはしてきましたが、その商品が作られ、自分の手元に届き、廃棄、もしくは、リサイクルされる過程までは正直、考えたことがなかったです。私たちが何かを一つ買ったりもらったりして手に入れた時点で、すでに二酸化炭素（以下、CO₂）は排出されているということ。そして、捨てる時にもCO₂が排出されるということ。それを知って、一つのものを大切にしたり、買う前に一旦よく考えてみるようになりました。ボトルや袋を持参しての量り売りもそう。世界中で発生する大規模な山火事や洪水などのニュースを聞くたびに、この子たちが大人になる30年後、地球環境はどうなっているのだろう…と憂う母をよそにどこで習ってきたのか、一緒にお風呂に入っているとき私がシャワーを出しっぱなしで娘のお世話をしていると「ママ！ もったいないよ！」とお𠮟りを受けることも（笑）。検定を受けたことで、家庭でお湯を使ってもCO₂が排出されると知ったのでこれからは、より意識していきたいと思います。

私たちが日常生活でCO₂を排出しているのって、てっきりクルマが圧倒的に多いんだと思っていました。今、キャンプにハマっていて、クルマが切っても切れない家族の相棒のような存在になっている我が家が、地球環境にできることって、キャンプに行く回数を減らす……、電車で行く……（笑）。それだけが正解だとしたら、窮屈で楽しくないですよね。でも、今回の講座、そして検定で実は家庭から出るCO₂もクルマと同じくらいなんだと初めて知ったことでそれなら、我が家は、クルマで削減は難しくても、その分は家庭からの排出見直しで貢献できるかもしれない。そんな風に、それぞれの人が自分のライフスタイルに合わせて、これだったら無理なくできるなというアクションを見つけていけたら、細くだけど長く続けていけるのではないかと思いました。そのために必要なのが〝正しい知識〞と〝選択肢〞をよりたくさん持つこと。先ほどのクルマと家庭のCO₂排出量の件もそうですがイメージだけで決めつけていて、今回初めて知る事実が講座や検定のなかにはたくさんありました！あとは、最近なんで〝水素〞〝水素〞とよく聞くのかも分かりました。皆さんにもぜひ受けてほしいです。