陸上で〝中学時代はエリートだったのに大人になると伸びなかったりする〞のはどうして?
スポーツのなかでも特にストイックで〝己との闘い〞とも言われる陸上の世界で、わずか創部3年目で実業団女子駅伝日本一に輝き、オリンピック選手を次々に輩出――今もっとも注目される「日本郵政グループ女子陸上部」。髙橋昌彦監督の選手との向き合い方には、私たちの子育てに置き換えてもヒントになることがいっぱいでした。

髙橋昌彦監督
かつて、小出義雄監督のアシスタントコーチとして高橋尚子選手のシドニー五輪金メダル獲得などに貢献。その後、いくつもの実業団チームを率い、2014年に発足した日本郵政グループ女子陸上部の初代監督に就任。

牧野紗弥さん
VERYモデルであり、3児のママ。最近は〝夫婦別姓の事実婚〟に踏み切り、社会に課題を投げかけて話題に。高校時代は陸上部に所属し、400mの選手として活躍。
髙橋昌彦監督に聞きました
「選手がつまずいたとき、どう支え、どう導くと〝立ち直る力〞を発揮できますか?」
まだまだできると思わせてあげる声がけが大事
相手の心が開くまで、〝待つ〟ことを心がけています
僕がコーチとして携わらせていただいた小出義雄監督はQちゃん(高橋尚子選手)に対して毎日「金メダル取れるよ〜」と言っていた。例えば苦しい練習のときは「この練習をこなしたら金メダル取れるからやってみな」って声がけしていました。まだまだできると思わせてあげること。自信を持たせてあげること。これが大事ではないでしょうか。
好きな言葉は「塞翁が馬」負けも考え方次第でプラスに
うちの選手で、今回の東京2020オリンピックにも出場した廣中璃梨佳が、6月の最終選考会で優勝して代表内定をもらったのですが、思ったような記録が出なくてガッカリしていたんです。原因は脱水症状。だから廣中には「よかったね! 7月のオリンピック本番はもっと暑いよ。対策を万全にしようね」って。そしたら高校時代、インターハイでも4位が最高だった子が世界の舞台で7位に入賞しちゃった。鈴木亜由子もそう。昨年1月末の大ケガの影響もあって、オリンピックの結果(女子マラソン19位)は、鈴木の慎重さが仇になった。彼女は人生イチ後悔したんじゃないかな。僕は準備段階から勇気を振り絞って強気に行けていたらメダルも夢でなかったと思っているんです。でも、この経験を元に自分の一番弱い部分に気づきはじめているんです。だから2024年のパリがすごく楽しみ。
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日本郵政グループが今、目を向けていることは?

地球環境に配慮した企業活動の一環として、2019年から郵便配達業務で使用するバイクに電動二輪車を導入。また時代のニーズを読み、宅配ボックスがない場所でも置き配を可能にする置き配バッグ「OKIPPA」を発売。創業150周年を記念したグッズも数々登場。
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