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11月スタートの「VERYカーボンニュートラル検定」に挑戦!【VERYモデル鈴木六夏さん編】

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日頃、ご家族と地球環境について話すことはありますか? 今や子どもたちのほうが、学校や習い事の場でこの話題に触れ、ママやパパに素直な質問をぶつけてくることも多いと聞きます。突然、地球環境やエコのことを振られて、フワッとした回答しかできなかったと反省するママもたくさん。でも、自分で本や資料を揃えて勉強するというのはなかなかスタートしづらいもの。そこでVERYではオンライン講座とテスト形式の検定で学ぶ『カーボンニュートラル(CN) 検定』を実施することになりました。たくさんの方のご参加をお待ちしております。その『CN検定』をひと足早くチームVERYのママたちに受けてもらい、その感想や、日頃のエコ意識、エコ活動についてお話を伺いました。今回は、VERYモデルの鈴木六夏さんです。

カーボンニュートラル

11月18日(木)、本格始動……の前に。
チームVERYがCN検定に挑戦!

No.2 VERYモデル鈴木六夏さん

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ガソリン車を選んだからって「×」ではない
大切に乗ることも地球を守る立派なエコ

編集部(以後、編)、六夏さん(以後、R)
お子さんと環境問題について話すことはありますか?
R
お兄ちゃんはもう高校生なのでSDGsなどについて話すことはありますね。でも、私も十分な知識がなく上手く説明できなくて、Youtubeで検索してみたら? なんて逃げちゃいました(笑)。でも今回CN検定を受けたことで、まだまだ学ぶべきことは多いですが、少し自分の意見などを話せるようになったかなと思います。4歳の娘は、まだ地球環境やエコなどは理解できないと思うのですが、お庭で家庭菜園をして植物が育っていく過程を見せています。野菜がスーパーで売っているのが当たり前だと思わないでほしいなと。海岸にお散歩に行ったとき、ゴミを見つけたら拾うようにしています。マイクロプラスチック(海に廃棄されたプラスチックが自然分解されず、波や砂、紫外線にさらされ、海中の小さなゴミとなったもの) を集めている方に声をかけてお話を聞くこともあります。他にも、ビーチクリーンをしているサーファーの方がたくさん。近所の海岸はとてもきれいなんです。近所の方々が示してくださっている自然との付き合い方が、娘にとって当たり前のこととして身についていってくれたらいいなと思います。
今回、六夏さんに、CN検定を受けてみない? とお願いしたとき、「私、ガソリン車に乗っているけど大丈夫?」って返ってきましたよね(笑)。
R
そうそう(笑)。ちょうど買い替えで納車を待っているときで、ガソリン車を選んだばかりの私が、環境問題を語るのは編集部的に大丈夫なの!? と確認しました。
ぜひ、クルマ好きの六夏さんの意見も聞きたかったんです。
R
私のなかで、環境的には、「ガソリン車は良くない」という意識が潜在的にあったんだと思います。きっと漠然と「電気自動車(以下、BEV) のほうが良いんだろう」と。しかし、欲しかった車種に、BEVやハイブリッド車の選択肢がなく、それに、自宅の駐車場に充電設備はない。周辺に充電できるところも知らなくて、今回は、乗りたい車種を優先しました。
きっとそういう人、多いと思います。
カーボンニュートラル
R
今回CN検定を受けてみて、「ライフサイクルアセスメント」という言葉、考え方を始めて知り、少し考え方が変わりました。「ライフサイクルアセスメント」は、何事も、それらが作られて、我々の手元に運ばれてきて、使って、処分するところまでで「どのくらいCO₂を排出しているのか」を考えなくてはいけない、ということなんだけど、これをすべてに渡って完璧に選択していかなければいけないと捉えると苦しくなってしまう(というか無理!) 、この中の一部なら私たちも環境に良い方をあえて選んだり譲歩したりできる。もちろんその譲歩を増やしていくことも大切なんだけど、ガソリン車を選んだからだめ、ではなく、アイドリングストップなど地球に優しい運転をする、大切に乗れば長く乗れる、処分するときは廃車にするのではなく中古で次の方に譲渡できる、など小さくても私にもできることがある。そう捉えると、他にもいろいろできることあるんじゃないかと選択肢が広がりました。すぐにBEVに買い替えたり、それこそ自給自足の生活なんてできなくても、それで「私にはできない」と諦めるのではなく、小さな積み重ねを皆がやれたら大きな成果につながりそうですよね。
本当にそうですね。私も、先日、モータージャーナリストの岡崎五朗さんに「環境問題も、一部の人しか達成できない100点を目指すより、皆で80点を目指した方が結局平均点は上がる」というお話を伺い、なるほどなと思いました。
R
環境に良いもの・良くないものを仕分けるのではなく、きっとどんなことにも、自分にできることがあるはずなんですよね。その点で言うと、もう1つCN検定で印象に残っていることなんですが、一般家庭でCO₂排出と言えば最初に思いつくのが「クルマ」だったんです。でも、実は家庭の生活からもクルマとあまり変わらないCO₂を排出しているという事実を初めて知って……ということは、日々の生活でも、減らせることがたくさんあるということですよね。
カーボンニュートラル
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自身のブランドは「受注生産制」
7年前よりお客様の意識が変わっていた

この春、ライフスタイルブランド『THE 9 SHOP』をスタートされましたね。そこでも気がついたことがあるとか。
R
『THE 9 SHOP』は〝受注生産〟にしているんです。もちろん無駄を減らしたいという気持ち、経営的にもメリットもあるからだったのですが、当初は、お届けが2カ月も先になる商品を果たして皆さん買ってくれるのだろうか? という心配がありました。でもその心配をよそに、多くのお客様が予約をしてくださり、「届くのが楽しみ」というお声も。7年前に子ども服ブランドを立ち上げたのですが、その頃には考えもしなかった価値観。〝受注生産〟という販売形態が浸透していることがわかりました。
ロンハーマンやシンゾーンといった私たちにおなじみのブランドさんでもセールの実施を廃止するなど、作る量を調整して〝無駄に廃棄される服を減らす〟などの動きがファッション業界でも見られるようになってきましたね。
R
そうですね。私も厳選してミニマムクローゼットに整えたとき、こんなにも私は買い物をしていたのかと驚きました。今は、トレンドに流されず、自分が本当に好きなものがわかってきたので、3呼吸は置いてみて、それでも欲しいものを買うようにしています。一方で、今回のCN検定を受けてみて、〝買わない〟とか〝量産型のコスパブランドは良くない〟というのもまた違うと思うようになりました。〝買わない〟を良しとしてしまうと、ではファッション業界はどうするの? と思うし、ファッションが好きな人は我慢をしたり、罪悪感を感じなくてはいけなくなる。コスパブランドは、買うのがダメなんじゃなくて、それを一人ひとりが大切に長く使えば立派なCNだと思います。
すごい! 六夏さん、もうすっかりCN的考え方が身についてますね!
R
生活スタイルや価値観は人それぞれですよね。エコも多様でいいし、ひとり一人ができる方法で長く取り組めたらいいですよね。

\カーボンニュートラル検定に向けた自習ができる!/

※外部サイトへのリンクです。

六夏さんのアクション

近所の海岸にはマイクロプラスチックを収集している方をよく見ます。海からは楽しい遊び場として恩恵を受けているので、私も子どもたちと気付いたゴミは拾うようにしています。この方は海でよく活動されている10000ピースプロジェクトの高田誠一さんです!
一何でもスーパーで気軽に買える時代だからこそ、果実や野菜の成長を見て、娘も食べ物を無駄にしないようになってほしいです。
一オーガニックコットンのブラウスと、廃棄タイヤをソールに使ったスニーカー。ファッションを楽しみながら、素材の循環についても考えていきたいです。
Profile

VERYモデル鈴木六夏さん

鈴木六夏さん

爽やかな笑顔で、本誌をはじめ、さまざまな分野に活躍を広げているモデル。プライベートでは、都内から湘南エリアに移住し、高校生の男の子と4歳の女の子、年の差兄妹の子育てに奮闘中。頻繁に行われる、お台所からのインスタライブも大人気。

環境のこと、自分の言葉で語れる
\申し込みは?講座内容は?/

撮影/木村 敦 スタイリング/坂野陽子 ヘア・メーク/川村友子 取材・文/嶺村真由子
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