ブロッコリーと焼きささみ
◎お弁当のおかずヴァリエに
〈作り方〉ブロッコリー(1/2株)を2分ほど塩茹でする。ささみ(120g)に塩と砂糖(少々)を振って15分置いて馴染ませてから、オリーブオイルで両面を香ばしく焼き色をつけ、冷めたら一口大にさく。すべてをボウルに入れてポン酢(大さじ2)と塩昆布であえる。
「ささみは下味を付けてからフライパンで香ばしく焼きつけることで茹でたブロッコリーとの食感にメリハリが出ます。和えるときにオイルを使わないのでヘルシーに仕上がるのも自慢です。」
クレソンの塩昆布サラダ
◎ドレッシング要らずで無限サラダ
〈作り方〉クレソンを太白ごま油(適量)であえる。塩を少々振り、塩昆布をお好みの量のせる。
「クレソンの爽やかな苦みと塩昆布のまろやかな塩気が相性抜群。オイルを絡めてから塩を振り、塩昆布で旨みを足すイメージで。クレソン以外にも春菊や白菜、キャベツなどもおすすめです。」
梅塩昆布おにぎり
◎梅干しが一層味わい深く
〈作り方〉お茶碗2杯の温かいごはんに、カリカリ梅の果肉(大さじ3)、塩昆布(適量)を混ぜ、クリームチーズ(1.5㎝角)を押し込みながら握る。
「塩昆布とカリカリ梅の鉄板の組み合わせにクリームチーズで濃厚さをプラス。海苔はもちろん、大葉で包めば爽やかさもとびきり。おやつにも飲んだあとの締めにもぴったりです。」
ごはんのお供にするだけでは
もったいない塩昆布の実力
旨みたっぷりのまろやかな塩味、食材と馴染みやすい細切り状の塩吹き昆布は調味料としてこそ活用したいもの。なかでもいち押しなのが花錦戸のまつのはこんぶ。すっぽんのスープで炊いた味わい深さと上品な塩加減が魅力です。また一緒に炊き込まれた山椒の実も爽やかなアクセントに。そのままサラダのトッピングにしたり、和えものの味付けにしたりと「あじしお」感覚で使えば、いつもの料理が格段にアップ。火を使いたくないこれからの時期、味の決め手になってくれるはず。
とにかく使い勝手抜群。ストックが少なくなると不安になるほど。
花錦戸「まつのはこんぶ」¥2,160(75g)
PROFILE
ライター
arikoさん
ファッションや食のライターとして各誌で活躍。驚くほど簡単だけど、センスある盛り付け、写真だけでも伝わるその美味しさを綴ったインスタグラム@ariko418はフォロワー18万人超え
撮影/福本和洋 調理・文/志摩有子 フードスタイリング/YUKO〈+y design〉 調理補助/コバヤシ リサ 編集/磯野文子
*VERY2021年9月号「夏の時短は、塩昆布頼み!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。