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VERYこども遊び研究所 Vol.7「ポリ袋でパラシュート大作戦」

外出がままならないとき、お天気に恵まれないときは、おうちの中でいかに子どもを楽しませられるかが目下の課題。そんなママやパパを応援するおうち遊びのアイデアを、毎週ご紹介しています。
今週は、井出武尊さん考案のパパ遊び。ポリ袋が、面白いおもちゃに変身です!

 

 

<今週のパパ遊び> 

「ポリ袋でパラシュート大作戦」

 

どこにでもあるポリ袋と、いつもは捨てちゃうトイレットペーパーの芯。これを使ってパラシュートを作って遊ぼう。

 

 

ポリ袋には好きな模様を描く。使っているのは油性ペン。娘の今日の気分はハートを5個。なんか小さい。

 

 

トイレットペーパーの芯は、パラシュートで降りてくる人になる。なので顔や体を描く。腕は帯状に切った紙を貼ります。

 

 

ポリ袋の持ち手の部分に、人形の腕の先を貼れば完成。あっという間。右は娘の人形、左は父の人形。

 

 

 

遊び方は簡単。天井に向かって放り投げたり、椅子の上など高いところから落とすだけ。試しに軽くやってみると、なかなかいい感じ。

 

今日はこのパラシュート人形を使って、椅子の島に着陸大作戦!というゲームをすることに。ルールは簡単。1〜2m離れた場所からパラシュート人形を放って、先に椅子の上にのせることができれば勝ち。

 

続けているうちに、娘も感覚を掴んでくるのだけど、大人の本気にはかないません。

 

 

とっても簡単にできるからぜひお試しください。パラシュート作りに徹底的にこだわっても良いし、ポリ袋の大きさを変えたらどうなるか?トイレットペーパーの芯を別のものに変えたら落ちるスピードはどうなるかな?と想像して、親子で話をしながら色々試してみるのも楽しい。立派な主体的な体験学習だ。

 

ゲームの部分は、例えばフラフープがあれば、その中に落とせるかを競ってみたり、目標に対していかに近くに落とせるかを競うような遊びもできる。年齢に合わせて難易度を変えて遊ぼう。

 

もちろん、お庭などがあれば、屋外でやるのだって気持ちがいい。うんと高くに投げて地面に落ちるまでの時間を競うなんて遊びも楽しそうだ。パラシュートを落とさずにキャッチする。なんて言うのもいいね。

 

どこにでもある道具で、簡単にできるのに、意外と広がりのある遊びでした。

 

遊んでみた作品は、ぜひ#takeruide  #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてくださいね!

\教えてくれたのは/

◉井出武尊さん Takeru IDE
2004年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。子どもと遊びの企業にて多数のプロジェクトに携わり、15年以上にわたって子どもの遊具や遊び場のデザインを手がける。幼少期における表現活動の重要性を感じており、学校教育以外の選択肢を構築するべく広く活動中。2020年4月現在、4歳3ヶ月の“姫”と毎日遊ぶ様子がSNSを通じてママたちの関心を集めている。Instagram:@takeru_ide

写真・文/井出武尊

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