「やりたい」と言ったから始めた習い事なのに、その日の気分で「今日は行きたくない」と言い出す子ども。そんな時、親はどう対応するのが正解?専門家の先生にアドバイスをいただきました。
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3歳男の子ママ
スイミング、絵画
Q.子どもは「今日は行きたい」「今日は行きたくない」というその場の思いつきや気分の波で習い事を嫌がる時があります。親としてはお金を払っているから安易に休んでほしくないのが本音ですが、子どもの気持ちをどう汲み取ればよいでしょうか。
A.「真意を読み取り感情に向き合ってあげて。(小川先生)
感情は本気ですが、語彙力は大人と同じではないことを忘れずに。眠い、遊びたい、など子どもの事情の背景をどう解釈してあげられるかがポイントです。
感情は本気ですが、語彙力は大人と同じではないことを忘れずに。眠い、遊びたい、など子どもの事情の背景をどう解釈してあげられるかがポイントです。
A.子どもの気持ちを尊重しましょう。(榊原先生)
行きたくないなら行かなくていい。思い出したように行くこともあるし、そのままやめたっていい。本人の行きたくない理由を受け止めてあげましょう。
行きたくないなら行かなくていい。思い出したように行くこともあるし、そのままやめたっていい。本人の行きたくない理由を受け止めてあげましょう。
教育家/見守る子育て研究所®所長
小川大介先生
教育家。子ども本来の力を見つけ出す「見守る子育て」を提唱し、講演、人材育成、文筆業と多方面で活動。
小児科医/お茶の水女子大学名誉教授
榊原洋一先生
医学博士。発達障害研究の第一人者であり、現在でも、子どもの発達に関する診察、診断、診療を行っている。
取材・文/八重沢友香子 編集/清水 環 画像/AC
*VERY2025年4月号「習い事スランプ期の向き合い方」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。