3月のVERY児童館は、「モンテッソーリ流・赤ちゃんへの声がけのコツ」をテーマに開催!毎回好評のモンテッソーリ回、今回のゲストはVERYモデルのちぴちゃんこと、近藤千尋さんとモンテッソーリ教師のあきえ先生。安心感や自立に繋がる赤ちゃんへの具体的な声がけを1日の流れに沿って教えてもらいました。この日は特別に、モダンで可愛いハイチェアが大人気の「ストッケ」代官山のショールームから配信! ”0、1歳の赤ちゃんがいるママたちを応援したい”というVERY児童館の想いに共感してくださり実現した今回は、ストッケPRの後藤さんにも出演いただき、感度の高いママから支持の熱いベビーカー「ストッケ YOYO」とベストセラーのハイチェア「トリップ トラップ」をご紹介いただきました。
なんと参加者の方には「トリップ トラップ」が当たるチャンスも!
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自宅でも0歳からでも始められる!
モンテッソーリは“自立を育む教育”
「モンテッソーリ」教育については藤井聡太名人やGoogleの創設者が受けた教育という話もあり、耳にしたことはある人が多いかもしれません。「なんとなくは知っているけど、具体的な教育法は…」というちぴちゃんに、「『モンテッソーリ』は、イタリアで誕生した教育方法のひとつ。早期教育のイメージがありますが、基本は子どもの自ら育つ力を信じて、子どもの自立を育む教育法なんです。なので、特別な教具がなくても自宅で、赤ちゃんの頃から取り入れられます。毎日の声がけを意識するだけでも実践できます!」と、あきえ先生。
赤ちゃんの呼びかけに
押さえたい3つのポイント
まず最初に、あきえ先生から、0歳から1歳半くらいまでの、まだ話せない赤ちゃんへ声がけをするときに気を付けるべきポイントをモンテッソーリ教師の視点から教えてもらいました。
【①事前アナウンス】
「お姉ちゃんのお迎えに行くよー」や、「お散歩に行こうね」など、これからすることや移動先をちゃんと伝えてあげること。そうすることで、赤ちゃんの安心に繋がるそう。「大人でもどこに連れて行かれるかわからなかったり、急に抱っこされるとびっくりしますよね。」とあきえ先生。
【②実況中継】
赤ちゃんのお世話をすることに必死になって、例えばオムツ替えも黙々とした作業になりがちですが、「今、オムツを替えてるよー」など、ちゃんとオンタイムで伝えてあげる。そうすると、赤ちゃんも安心できるし、外の世界を知っていき、ものの名前などを認識できることに繋がっていくとのこと。
【③応答的に】
まだ会話ができない赤ちゃんへの声がけは一方的なものだと思いがちですが、ミルクを飲んだら「お腹いっぱいだね」と呼びかけたり、おうちで音楽をかけていたら「楽しいお歌だね」など、その時のことを赤ちゃんと共有するコミュニケーションも大切。応答的なコミュニケーションを通して、赤ちゃんは自分の反応にママやパパが応えてくれることを覚えていく。そう思うと、普段から赤ちゃんの反応をちゃんとキャッチして、声をかけるのを心がけたいですね。
朝起きてから寝るまで…、
赤ちゃんへの声がけ1日シュミレーション
次に、これらの3つの大事なポイントを踏まえて朝起きてから寝るまで、それぞれのシーンに合った声がけの具体例をあきえ先生に教えてもらいました。声かけ1日シュミレーションをおさらいします!
【朝起きて〜身の回りのお世話】
・目が覚めたら、カーテンを開けて優しく「おはよう」と声をかける
・「リビングに行くから抱っこするね」と事前アナウンス
・お着替え、オムツ替えの際に「お着替えしているよー」など実況中継
【遊びのシーン】
赤ちゃんが遊びに集中しているときは無理に声がけする必要なし。
赤ちゃんの様子を見守って、赤ちゃんが反応して欲しそうなときに声をかけてあげる
例)赤ちゃんがおもちゃを落として音が出たら…、
「上から落ちたね、音が鳴ったね」「たくさん挑戦したね、音が鳴ってうれしいね!」
→「すごい!」「天才!」というように、結果や才能を誉めるのではなくて、あくまでも行動したこと
、努力したことを褒めることがポイント
【お食事シーン】
・「ニンジンを食べるよー」など、ここでも事前アナウンスと実況中継
→いきなり口に離乳食を入れるのではなく、声をかけてから。
現物のニンジンを見せてあげたり、キッチンに椅子を入れて家事を見せてあげるのもオススメ
【お出かけシーン】
・「一カ月検診に行くよ」など、まずは行き先を事前アナウンス
・お出かけ準備を実況中継してあげる
→大きくなってきたら、オムツを自分のリュックにいれるなど、準備を手伝ってもらうのが◎
自分で準備をすることが自立に繋がる!
・「風が気持ちいいね〜」「桜が咲いているね」など、大人相手にも言いたくなることを赤ちゃんにも。
→赤ちゃんがじっと見ているものに反応したり、寝ていて起きたら、「〇〇に来たよ」など、現在地を教えてあげる
【おやすみシーン】
・「今から寝るお部屋に行こうね」といって移動(事前アナウンス)
→抱っこして部屋を移動、絵本を読む、灯りを暗くする…、など寝る前の流れをルーティン化することで赤ちゃんも安心して眠れる。
ベビーグッズも安心感や
自立に繋がる目線で選びたい
今回協賛いただいたストッケさんのアイテムは、「親子の距離を近づける」ことをテーマに作られていて、シミュレーションで登場したハイチェアやベビーカーも自立にも繋がる工夫が。
ハイチェア「トリップ トラップ」や、乳幼児ママに人気のベビーカー「ストッケYOYO 」は、赤ちゃんのときだけでなく子どもの成長や発達に合わせてスタイルを変えて長く愛用できるように作られています。「娘が離乳食を始める時に買った『トリップ トラップ』はすっかりリビングに馴染んでいて、大人も座れるから、私もたまに座っています! 赤ちゃんのうちから一緒に食卓を囲めるって素敵! 」とちぴちゃん。「ストッケYOYO」はそのコンパクトさと軽さにびっくり。「改札もすいすい通れそう! 赤ちゃんとのお出かけのフットワークが軽くなるから一緒にいろんなところに行けますね!」赤ちゃんの安心に繋がる、赤ちゃんとママとの距離を近づけてくれるベビーグッズは成長に応じてスタイルも柔軟に変化、子どもの自立をさりげなくサポートできる環境づくりの大切さも学んだ1時間でした。
■ VERY児童館とは…
コロナ禍で出産されたママたちと繋がりたい!応援したい! と始まった「VERY児童館」。お家時間が長くなっている新米ママのみなさんの、ちょっとした息抜きや気分転換になるようにと、毎月1回、Zoom機能を使ったオンラインイベントを開催。同じく子育て奮闘中のVERYモデルと、さまざまなジャンルの専門家をゲストに向かえ、ベビーとの生活にすぐ役立つ情報を発信します♪
取材・文/北山えいみ