撮影/須藤敬一
親子でのリンクコーデを楽しみたいけれど、全身はコーディネートも難しくハードルが高い……。そう感じる人にオススメなのが、スニーカーのリンクコーデ。服よりも気恥ずかしくなくチャレンジできるし、ママと息子、パパと娘など性別を問わずに家族でリンクを楽しめるのも魅力なんです。ベビー&キッズスニーカーの選び方から、親子でおしゃれにリンクできるスニーカーをご紹介します!
親子でお揃いスニーカーを楽しむポイントは?
どこまでお揃いにするかがカギ。同じブランドの全く同じモデルがあればベストですが、大人とキッズで同じモデルの作りがないものもあるため、ブランドだけ揃えたり色違いにしてみたりと楽しみ方は千差万別。
お揃いにできるブランドから探す
撮影/沼尾翔平
大人とキッズで同じモデルがあるスニーカーはそれだけで統一感が抜群!服のコーデがシンプルだとより足元が際立つため、デニムにTシャツやスウェットスタイル、ワンピースなどもオススメです。
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同じブランドの色合わせでもOK
大人とキッズとで同じモデルのつくりがない場合は、「同じブランドの白スニーカー」などブランドと色だけ合わせる方法でもリンクコーデが完成します。特にベビーサイズはモデルが少ないので、乳児とのリンクを考えているママは色合わせで考えてみてもいいかも。
ブランドを揃えるだけでもチーム感が!
撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
例えば、コンバースのオールスターでハイカットとローカットを親子で履くなど、親子で同じモデルのつくりがなくとも、ブランドを揃えるだけでチーム感が!これならママがすでに持っているスニーカーに、キッズ用を買い足すだけでお揃いが叶いますよね。
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お手本コーデ親子SNAP
New Balance/高木奈央子さん(長男4歳)
撮影/イ・ガンヒョン、杉本大希、沼尾翔平〈関東分〉、安井利恵(スタジオシン)、高橋俊詞
NIKE/内山麻絵さん(長男1歳)
撮影/イ・ガンヒョン、杉本大希、沼尾翔平〈関東分〉、安井利恵(スタジオシン)、高橋俊詞
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キッズ&ベビーのスニーカーの選び方
これからスニーカーデビューという乳幼児ママが特に気になるのは、子どものスニーカーの選び方。キッズならではの足の特徴やサイズの選び方などに気をつけながらお気に入りを見つけましょう。
乳幼児の足の特徴
足の骨がやわらかい
赤ちゃんの足は骨の配列ができているだけで、実は軟骨状態。成長するにつれ、カルシウムが蓄積され少しずつ骨が形成されていきます。
足幅が広い
赤ちゃんの足は、実は人生で最も足幅が広い状態。成長するにつれて余分な脂肪が取れて細くなり、筋肉がついて大人の足へと成長していきます。
3歳頃から土踏まずが形成
赤ちゃんの足裏は平らで土踏まずがありません。土踏まずは、全身を支えて弾みをつけたり、緩衛するのにとても重要です。土踏まずの形成には、3~7歳の時期に足裏がしっかり曲がる靴を履いて歩くことが大切です。
サイズの選び方
大きめを選ぶのはNG
子どもの成長は早いからと大きめの服を買うような感覚で靴を選んでしまうのは危険。子どもにとって1cm大きめの靴を履くのは、大人が2cm大きめの靴を履いているのと同じ感覚なんです。大きすぎる靴で歩こうとすると無理な力が入って足が疲れてしまい、子どもがお出かけや外遊びを嫌がってしまうことも懸念されます。
シューカウンセラーがいる店舗で測ってもらうと安心
靴専門店や百貨店の靴売り場には、シューカウンセラーが常駐しているところも。靴はブランドによってもサイズ感が異なるから、プロに測ってもらいながらいろいろなブランドのスニーカーを試せると安心です。
足のサイズ計測用紙をダウンロードするという手も
スニーカーや靴ブランドのサイトに、足のサイズを家で測れる計測用紙がダウンロードできるものも多くあります。忙しくて試着に行けなくても、オンラインで安心して購入しやすく便利なのでぜひ活用して。
親子コーデできるおすすめスニーカー10選
New Balance
ニュアンスカラーと
ビッグNロゴの327はきれいめ派に人気
スウェードとメッシュのニュアンスカラーにビッグNロゴを配した327は、これからの季節はベロアのワイドパンツ合わせなどもオススメ。きれい目派にしっくりハマるデザインでありながら、70年代のレーシングシューズをアレンジしたひねりの利いたデザインは無難で終わらないリンクコーデに。
アイコニックな996なら
シーンを選ばず親子でお出かけできる
ニューバランスの顔とも言える996モデルなら、公園で思い切り遊べて、お出かけ服にもマッチする品が。インファントバージョンは、よちよち期にぴったりなクッション性と屈曲性を高めたソールで安定性を担保してくれているのも安心です。
996について詳しく解説!
CONVERSE
レッドが人気のハイカットは
モノトーンコーデのアクセントにもぴったり
オールスターのハイカットの人気カラーであるレッドのリンクは親子で元気いっぱいな印象に。大人用は日本国旗の日の丸をイメージしたレッドのアッパーのMADE IN JAPANモデル。テープとシューレースは生成りで落ち着いた印象に。キッズ用は持ち手の大きいファスナーと、つまみやすい広めの踵テープで、自分で着脱がしやすいのがポイントです。
クマの耳やしっぽがキュートなボア素材
大人用はスタイルアップできるソールがうれしい
秋冬らしいふわふわのボア素材のローカットが新登場!大人用は通常より10ミリ高いソール設計とゴールドのハトメでカジュアルになりすぎず上品な印象に。キッズ用はベルトの耳や踵のしっぽなど、クマの特徴を落とし込んだデザインで男女問わず喜んでくれること間違いなし。ワンベルトでサッと脱ぎ履きしやすいのもポイント。
Onitsuka Tiger
メタリックのリンクなら
スニーカーが苦手な甘派ママも挑戦しやすい!
カジュアルになりすぎるからとスニーカー迷子の甘派ママも、モノトーンと相性のいいメタリックなら遠足や運動会なども自信を持って履けます。キッズはストライプがキラキラになっているのもときめくポイント。面ファスナーのベルトで着脱が簡単なのもうれしいポイント。
VEJA
フランス生まれのシンプルなデザインに注目度が高まっているVEJAから、ボンポワンとのコラボモデルが今年も登場。クロムフリーレザーとスエードを用いた「V-10 CHROME FREE LEATHER BONPOINT」は、両ブランドならではの優しい配色とスタイリッシュな佇まいが魅力。フリース素材を用いたベビー用も展開しています。ママやパパはVEJAのV-10シリーズでリンクコーデを楽しんで。
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le coq sportif
トリコロールのつまみが
子どもの「自分で履きたい!」欲を刺激
お手入れが簡単なレザーをアッパーに用いることで、定番の「モンペリエ」シリーズがより履きやすく。キッズ用は、踏ん張りに考慮して前足部にはラバーを配置し、アッパーは足当たりが優しいソフトな合成皮革を使用。履き口が大きく履かせやすいうえ、トリコロールのつまみを持って自分でも着脱しやすいので、子どもも満足できる一足になりそう。
NIKE
「これさえあればいい!」と言う人も多い
名品白スニーカー
普段パンプスやローファーに手が延びるママも、スニーカーといえばこれと言う人も多いエア フォース 1。程よく足元にボリュームを持たせられるから、カジュアルになりすぎないのが魅力です。オリジナルモデルの耐久性とクッション性、履き心地をそのままキッズ用にも再現。乳幼児からお揃いを楽しめます。
急いでいるときでも
するっと履かせられる
イージーオンなエアマックス
じっとしていられないキッズの足に合わせて作られたキッズ用のエア マックスは、シューレース構造全体が持ち上がって開口部を広げるため、急いでいるときに足をバタバタとされても簡単に履かせることができるんです。懐かしい!と言うママパパも多いエア マックス、大人用は自分好みにカスタマイズもできて、リンクコーデもこだわりのデザインも楽しめます。
adidas Originals
サッカー少年の夢を叶えたような
快適でスタイリッシュな白スニーカー
FIFAワールドカップブラジル大会が開催された1950年にフットサル用としてリリースされたSAMBAは、程よいボリュームとミニマルなデザインですっきり履きこなせるのが特徴です。キッズサイズも一日中快適に遊べるソフトなソックライナーを内蔵し、サッカー少年も満足の一足。
足元のリンクコーデを楽しんで
服に比べて親子やファミリーでリンクしやすいスニーカー。ひと口にリンクと言っても、まったく同じシリーズで合わせたり、ブランド合わせの色違いにしたりなど、パターンはさまざまです。歩きたてのよちよち期から、子どもがママのサイズを追い越してもスニーカーのリンクはずっと可能だから、成長に合わせていろいろ試してみて。
取材・文/与名本夏愛
*本記事の一部は過去掲載記事を元に再編成したものです。肩書きや年齢などは取材当時のものです。
*掲載中の情報は公開時のものです。商品は販売終了している場合があります。