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青山祐子さん「ChatGPTで感じたAI(人工知能)と子供の知能の将来」

AIが急速に進化する将来、子供達にはどんな力が求められるのでしょうか?AIの技術で人間のように自然な会話ができるChatGPTは、私の子供達も学校や家で使い始めています。

6歳の娘「What’s your name?」

AI「名前はないので、好きな名前で呼んでください」

娘「Hi Robot!  Siriもそこにいるの?」

AI「Siriを知っています。でも私には体も、Siriのような仲間もいません・・・」

娘「Make me laugh!」(おもしろいこと言って)

でもAIのジョークがつまらなくて「おもしろくない」と言うと、

AI「Sorry.どうして?それは普通の感情なの?詳しく教えて」と生まれたばかりのアトムと会話している感じ。

しかし、膨大なデータを元にした質問には数秒で見事なコメント返ってきます

例えば、AIが進化する将来に備えて、子供たちに必要な能力は?と質問すると以下の答えが返ってきました。

1. コミュニケーション能力:AIが進化するにつれて、人間同士のコミュニケーション能力はますます重要になります。子供たちは、他者と効果的にコミュニケーションを取る能力を身につけることが不可欠です。

2. 創造性:人間独自の創造性は、AIがまだ追いつけていない分野です。子供たちは、問題解決やアイデアの発想などを含めた創造的なスキルを身につける必要があります。

3. 表現力:AIが進化するにつれて、情報の収集や処理はますます容易になるでしょう。しかし、情報を表現するスキルはまだ人間によって必要です。子供たちは、文字や図形、音楽など、様々な形式で意見やアイデアを表現する能力を身につける必要があります。

4. プログラミングスキル:AIはプログラミングによって制御されます。子供たちは、プログラミングスキルを身につけることで、AIと共存するための基礎を築くことができます。

5. ホスピタリティ:AIが進化するにつれて、ヒトとAIの生活の共有がますます重要になっています。子供たちは、相手を気遣い、包容的で対人関係の良いスキルを習得する必要があります。(緑はChatGPT 解答より)

簡潔で的確な答えにあっぱれ。論文にAIが使われても見分けがつかず、テストの成績判定が難しいと先生が困るのも納得です。時代の変化に合わないテスト内容や、評価方法がAIの存在で変化せざるを得ない状況になっていると感じます。

AIが指摘した能力が育つ教育を子供達に経験させたい思いが強くなります。

11歳の長男は、学校で地球環境を守るための「Persuasive letter」を作成中です。自分の考えをまとめ、相手を説得する論文は小学3年ごろから毎年取り組んでいる課題です。

先生が用意した環境問題に関わる研究データに加え、今年はChatGPTにも知りたい情報を聞いて自分のアイデアをまとめています。地球上の木は1日に何本の伐採されている?化石燃料に変わる地球に優しいエネルギーについてなど、気になる情報はAIがすぐに教えてくれます。しかし、AIが示す数字や情報は、どの調査機関のデータかが明らかにされず、インターネット情報と同じように間違いもあります。

大切なのは、今起きている問題をより正確に把握した上で、解決するためにどんなアイデアを創造できるのか。そして、自分の考えをどう伝えれば人の心を動かせるのか。子供達が豊かな発想で意見を交わしています。

そんな中、香港で海の環境保護活動をしているゴーストネットハンターのハリー・チャン氏が息子の学校に来て、30年以上続けている海の清掃活動について語りました。

ゴーストネットとは魚を取る網のこと。捨てられたり、切れたりした網が海底に何十年も放置され、たくさんの魚やイルカが絡まって死んでいます。海底に絡まった網をハサミで取り除く作業は、ダイバーにも網が絡まることがありとても危険です。

流れ着いたゴミも海の生物に危害を及ぼし、被害が増え続けています。

ハリー・チャン氏は子供達一人一人が自然環境に関心を持って、海を綺麗にするために行動し続けることが大事だと訴えました。ビデオや写真を見せながら実体験を語る彼の説得力は、息子の心に強く訴えるものがあったようです。地球環境保護という壮大なテーマですが、身近なところで、できることから取り組み続けることが、皆んなの環境保護への意識を高めているのです。

長男は、海を守るために自分達が今から始められることを考え、プラスティックゴミを出さない工夫をビデオにまとめました。

課題の「Persuasive letter」の仕上げはこれからですが、自分で問題解決法を考え、人の心を動かす説得力を育てる教育は、AIの進化に関係なく、今も将来もとても重要な能力の一つ。日本にも取り入れたいですね。

 

土、水、植物、虫による完全エコシステムの環境を作りました。 太陽の下でずっと環境バランスが続きます。
☆インスタグラムはこちら
https://instagram.com/yuko.aoyama.curiookids?igshid=YmMyMTA2M2Y=
☆今年10月、母校の筑波大学は創基151年、開学50周年を迎えます。YouTube で久しぶりの大学訪問を配信中です。

 

最後に、CURIOOkids(キュリオキッズ)は、日本の子どもたちにも世界で戦える力を養って欲しいと願って始めた、 IT、デザイン、起業家精神を英語「で」学ぶ子供の教室です。

世界20カ国に拠点を広げ、4月には福岡市に3校目となる高宮スタジオがオープンします。

春に新しい習い事をご検討中ならキュリオキッズ!

今なら特別体験レッスン実施中です!(参加無料)

https://go.curioo.co.jp/ja-jp/lp/workshop?utm_source=VERY&utm_medium=Blogs&utm_campaign=202303

 

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☆インスタグラムはこちらから

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ベトナム校の生徒が福岡の教室に来て一緒に学んだり、環境保護を考えて作ったエコバックを英語でプレゼンテーションする大会を開催したり、子供達は毎日色とりどりのカリキュラムでとても楽しそうに学んでいます。

夏には海外生徒との交流イベントとして、日本やアメリカでサマーキャンプを予定しています。

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