七五三といえば、当日のお参りとスタジオでの前撮り撮影が主流でしたが、最近は愛知でも出張カメラマンにお願いしてお参りの日に撮影も一緒にしてしまう人が増えています。ママの準備も1度で済むから和装へのハードルも下がるそう。去年、出張カメラマンにお願いした先輩ママの体験談をご紹介します。

普段と変わらない、兄弟の自然な表情が撮れました

「息子たち揃って七五三だったので、スタジオで二人がじっとしているのはなかなか難しいだろうなと思い、写真家の吉永さんに祈祷中の撮影もOKな川原神社への出張をお願いしました」寺田紗央里さん・34歳（6歳と3歳の男の子ママ）

「普段のように兄弟で遊んでいる姿を写真にしてもらったおかげで、子どもたち二人ともいい表情をしていました。同行した私の両親も写真を撮らなきゃ！という焦りがなくて、気楽に過ごせたようです」

お参りと撮影を1日で済ませたくて同行撮影を依頼

「仕事で海外にいる夫と2日間日程を合わせるのが難しかったので、撮影とお参りを1日で済ませられるようphotoF21の深瀬さんにお願いすることにしました。岡崎の六所神社で撮影をしたのですが、駅からも近かったので東京から義両親が来てくれる際も便利でした」大橋麻世さん・34歳（6歳と3歳の男の子ママ）

「支度の最中から撮影してもらったので、イヤイヤ期の下の息子が着物を着るのを嫌がっている姿も残してもらいました。着物を諦めようかと思いましたが、今となってはそれもまたいい思い出になりました」

その日の情景を残しておけるから、いい記念になります

「マタニティや誕生日、入園式など記念の時にお願いしているlien photoのchihoさんにお願いしました。そのときの情景も一緒に写してもらえるので、後から見返したときにこの時こんなことがあったなぁ、とその日の記憶が蘇ります。七五三には両家の親も来てくれたので、もらったデータでフォトブックを作ってプレゼントしました」坂井このみさん・37歳（4歳の女の子と1歳の男の子ママ）

 

思い出の場所で撮影できるのは出張カメラマンだからこそ

「七五三撮影を希望していたスタジオはだいぶ前から予約が必須で、夫のスケジュールが直前まで決まらなかったため断念。それならば安産祈願からずっとお参りをしてきた場所で撮影をしたいと思いlien photoさんにお願いしてみました。外の撮影になるのでお天気など心配な面もありましたが、お腹の中にいた子がこんなに大きくなったんだ、ということを実感でき、感慨深いものがありました」園田里奈さん・35歳（7歳と5歳と3歳の男の子ママ）

取材・文／佐野祐子