皆さんはいつどんな時に、お子さんと絵本を読んでいますか?寝かしつけの時間に、というママが多いのではないでしょうか。
新しい絵本探しって意外と悩んでしまうもの。「どんな絵本を読み聞かせている?オススメの絵本はある?」、お子さんとの思い出エピソードをVERYママモデルに聞いてみました。
鈴木六夏さん(15歳男の子と3歳の女の子ママ)
お気に入りの作家さんとの出会いは、娘にそっくり!からでした。
『ねぐせのしくみ』ヨシタケシンスケ(ブロンズ新社)
『ねないこだれだ』せなけいこ(福音館書店)
目で見て楽しい仕掛けのある絵本を6カ月頃から読み聞かせ始め、せなけいこさんの「ねないこだれだ」「おばけの天ぷら」をよく読んでいました。その後は冒険をせずに、長男のころから大好きな作家さんの絵本を集めています。
最近はヨシタケシンスケさんの絵本をよく読み聞かせています。ばあばが娘に「そっくりすぎて買わずにはいられなかった!」とプレゼントしてくれたのが出会いで大好きになりました。
\思い出絵本はコレ!/
お兄ちゃんが小さな頃から読み聞かせをしていて、今は娘に。2人とも大好きなのがこの本です。絵のテイストが好きというのも大きいですが、登場人物に人間味が溢れていてクスッと笑える心情が描かれているほっこり感が気に入っています。
神山まりあさん(4歳の男の子ママ)
私が読んでもらっていた、思い出の日本昔話をたくさん読んであげたい
毎晩就寝前、私がランダムに2冊選び読み聞かせをしています。特に息子は仕掛けのある絵本やクッキングをする絵本が好きで何度も読んでいます。英語の本はパパ担当。感情を込めて読んでいるので私が聞いていてもクスッと笑ってしまいます。
私が小さい頃に両親から読んでもらっていた日本昔話は、とても思い入れがあるので、毎年クリスマスプレゼントにして集めています。
絵本はお友達からのお下がりや学校からいただくことが多いですが、代官山の蔦屋書店へはよく行きます。
\思い出絵本はコレ!/
『Hooray for Fish!』Lucy Cousins
息子が大好きなこの本は、100回以上(!)読んでいます。この本には歌もあるので、四六時中この音楽が頭から離れませんでした(笑)。
辻元 舞さん(5歳と2歳の男の子ママ)
パパの読み聞かせは、効果音ばっかりで内容が入ってきません(笑)
『ねむいねむいねずみ』『ねむいねむいねずみのクリスマス』佐々木マキ(PHP研究所)
『ねないこだれだ』せなけいこ(福音館書店)
長男はとにかくじっとしなかったのであまりできなかったのですが(笑)、次男は本に興味があるようなので1歳頃から読み聞かせをしています。寝る前のオススメは「ねないこだれだ」と「ねむいねむいねずみ」シリーズで、絵も物語も可愛くて子どもも私も大好きな絵本です。表参道にあるクレヨンハウスによく行くのですが、子どもが気に入った本や私から見て絵が素敵な本、ストーリーが今の子どもたちの悩みに重なる本を選ぶことが多いです。
\思い出絵本はコレ!/
絵本があまり好きではない長男も、この本だけは大好きです(笑)。読み聞かせるとふたりともよく笑います。
牧野紗弥(10歳女の子・9歳と5歳の男の子ママ)
落語シリーズは子供の知識や興味を広げたくて選んでいます
1歳頃から読み聞かせを始めました。絵本を買うタイミングは特に決めていませんが、クリスマスプレゼントには本を必ず送っています。本人が好きそうな絵本を選ぶのが一番ですが、親として子どもの知識や興味を広げたいので落語シリーズを集めています。大型書店に行くと年齢がバラバラな子どもたちが思い思いの本を自分たちで選べるので、好んで行くことが多いです。
\思い出絵本はコレ!/
なじみのある場所なこともあり、子どもたちはこの絵本が大好きです。この絵本を読んで以来、秋刀魚を焼くと子どもたちは「めぐろの秋刀魚!!」と匂いを嗅いだりして大喜びをします。
青木裕子(5歳と6歳の男の子ママ)
まず知っておいたほうがいいと思う昔話を揃えました
世界名作アニメ絵本『イソップ物語』日本昔ばなしアニメ絵本『12支のはなし』(永岡書店)
ゆっくりと読み聞かせをしてあげられるのは寝かしつけのタイミングなので、0歳からいろいろな絵本を読んでいます。知っておきたい日本昔話の絵本や世界の名作は、合わせて40冊弱持っており、寝る前に読むのにちょうどいい長さ。しかも1冊400円程で揃えられるのでオススメです。
絵本を含めて本は何冊でも買ってもいい、ということにしており、読んでいない本がなくなれば本屋さんへ行って次の本を探します。例えば上の子は乗り物の絵本、下の子はお料理の絵本と本人が選んだものをなるべく優先。普段は六本木ヒルズにある蔦屋書店へ行くことが多いですが、都心から離れた本屋さんは子ども向けの本の品揃えが多く興奮します!
\思い出絵本はコレ!/
上の子が0歳の頃、読み聞かせをするのにどんな感じですればいいのか試行錯誤をしていた時、「だるまさんが」を読み聞かせたらすごく笑ってくれました。とてもうれしくて何回も読んだ思い出の一冊です。
取材・文/福島美菜