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性教育に抵抗を感じる初心者ママたちへ。今すぐはじめたい大切な理由【VERY2月号別冊付録】

 

「性教育は学校任せでいいと思う」「恥ずかしくて口に出しづらい」・・・。VERY読者にリサーチすると性教育に対して苦手意識を持っている人が大半でしたが、「小学校低学年から始めた方がいいかな、と思っている」「気になっていて色々とリサーチしている」いうポジティブな回答もあり少しずつ意識も高まっているようです。

VERY2月号(202117日発売)では、別冊付録として性教育の特集を組んでみました。そのタイトルは、『子どもたちへの伝え方、学んでいこう 性教育スタートはママのLOVE♡』。子どもの性被害の増加や、ネット経由での歪んだ性知識が子どもに直接届いてしまう今、親たちも知識を増やし、向き合うことが大切です。そのために、性教育は新しい時代に向かう子どもたちが幸せに生き抜くための、親たちからの“LOVE”のひとつといえそうです。

 

性教育質問

 

 

そもそも、どうして親は性教育に苦手意識を感じてしまうのでしょうか? 今回の特集に参加していただいた、『おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方』(KADOKAWA)の著者であるイラストレーターのフクチマミさんも、ご自身が子育てをする中で性教育の必要性を感じながらも抵抗感を持ってしまい悩んでいたそうです。やがてフクチさんが性教育について知識を深めていくうちに知ったその理由は、「日本では性教育=セックス・ポルノ」というイメージが強いことだといいます。「本来は『いのち・からだ・健康の学問』で、性的なトラブルを避け、適切に対処できる知識を持ち、自分の性や体に対して肯定的に捉えられる『自己肯定感の高い』人間に育つために必要な教育なのです」。

そう聞けば、ちょっと概念は変わるかもしれませんね。それでも多くの親達が子どもにセックスを伝えることに抵抗を感じてしまうことでしょう。「セックス以外にも家庭で幼児期から伝えられることはたくさんあります。たとえば『プライベートパーツ(口、胸、性器、お尻)は、他人が勝手に触ったり触らせたりするのはいけないこと』だと教えてあげることもそのひとつです」。

「性教育のベースには『人権』があるので、子どもだけでなく、親も学ぶことでほっとできる」、ともフクチさんは教えてくれました。「自分が尊重される存在だと学ぶことで、人生を幸せに生きる力になる。みんなが幸せになっていくための教育が、『性教育』なのです」。そう聞くと、恥ずかしい壁を乗り越えてみたくなりませんか? あまり固く考えず、できることからチャレンジしてみる!そんな気持ちで性教育始めてみてはいかがでしょう。

性教育のメリット
幼児期教えること

■この記事は、VERY2月号別冊付録「子どもたちへの伝え方、学んでいこう 性教育スタートはママのLOVE♡」よりPART1「性教育=性行為教育」と思っていない? 性教育は“子どもの心を健やかに育てる”ために大切なことなんです」より抜粋・編集したものです。

本誌では、フクチマミさんと、性教育初心者ママ代表としてモデルの牧野紗弥さんが対談ししながら、性教育の大切さや、おうちでどうやって性教育するのか対応方法などについて語っています。

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