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【週刊おうち薬膳】黒米とひじきの和風ドライカレー(秋の妊活レシピ)

「夏の疲労回復レシピ」を3品ご紹介してきた9月ですが、最終週の今回は秋の「妊活レシピ」。夏の暑さから体を冷やしがちだった方も多いと思いますが、体を温める食材に注意を向けて、血の巡りをよくし体のリズムを整えていきましょう。

 

 

◉今週は「妊活」レシピ!

黒米とひじきの和風ドライカレー

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9月の最終週は「妊活」がテーマ。ポイントは4つ!

①血を作る
②血の巡りをよくする
③体を温める
④腎によいものを食べる

妊娠と体の栄養となる「血」は密接な関係です。血の状態を整えることで普段の月経リズムも整い不調の改善にもつながりやすくなります。栄養となる血をしっかり「作る」「巡らす」。この2つを普段の食事からも整えましょう。また、気持ちの良い巡りのためには体を温かく保つこと冷えると川も凍り動かなくなるように。寒い日は運動中の怪我が増えるように。冷えはあらゆるものの動きを鈍くします。
そして、体の中で「生命力」や「性ホルモン」をつかさどっているのが中医学では「腎」という臓になります。腎によい食材は黒米、黒豆、きくらげ、しいたけ、黒ゴマなど、黒い食材が多いのが特徴です。

 

腎によい黒い食材=黒い食材ということで、今週は黒米を使ったドライカレーをご紹介。具材に含まれる合びき肉も実は腎によい食材。カレーにはたくさんのスパイスが入っているので、体も温まります。隠し味のめんつゆで和風に仕上げるドライカレーはパパ受けも良さそう♪

◉材料(2人前)

合いびき肉…250g
乾燥ひじき…8g
玉ねぎ…1/2個
人参…1/2本
おろしにんにく、おろししょうが…各ひとかけ分
カレールー…30g
めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2/3
ガラムマサラ…小さじ1(あれば)
温泉卵…2個
かいわれ大根、小ねぎ(小口切り)、白いりごま…各適量
サラダ油…大さじ1/2

【黒米ご飯】
白米…2合
黒米…大さじ1

◉つくり方

【黒米ごはんを炊く】
洗って30分以上浸水させた白米2合に、大さじ1の黒米を混ぜ入れ、同量(水2合分+大さじ1)の水を入れ、早炊きで炊く。

 

【ドライカレーを作る】

  1. 乾燥ひじきは袋の表示通りたっぷりの水で戻す。戻ったらさっと洗い、ザルにあげ水気を切る。
  2. 玉ねぎと人参は皮を剥き、みじん切りにする。カレールーも刻んでおく。
  3. フライパンにサラダ油を熱し、おろしにんにくとおろし生姜を加える。香りがしてきたら合いびき肉を加え炒める。肉の色が変わったら玉ねぎと人参を加え、しんなりするまで炒める。①を加えさっと炒め合わせたら、カレー粉、めんつゆを加える。全体が馴染んだらガラムマサラを加え、仕上げに1分ほど炒める。
  4. 皿にご飯を盛り、カレーをのせる。中央をくぼませて温泉卵をのせ、かいわれ大根、小ねぎ、白いりごまをトッピングする。

つくり方のポイント

✔️カレーもご飯も冷凍保存が可能!余ったらチャック付の袋に入れ、厚みを均等にして空気を抜いて冷凍します

✔️汁気がないのでお弁当にもおすすめ!

今週のキー食材をおさらい

◆黒米…腎に良い、血を巡らす

◆ひじき…血を作る

◆合いびき肉(牛)…血を作る

◆合いびき肉(豚)…腎に良い

◆卵…血を作る

Nanako Saito

料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。
教室情報はInstagramにて。Instagram@nanako.yakuzen

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