卒園式・卒業式のセレモニー服として王道の黒ジャケット。できれば式後も活用できたら…という30・40代ママに向けて、季節やシーン別のおすすめコーデをご紹介します。今年らしい選び方や、こなれ見えする着こなしのコツにも注目を。
黒ジャケットの魅力と着こなしのコツは?
撮影/金谷章平 *甘すぎない【セレモニージャケット4選】ハンサム派も着映えを狙える!より
キリッと引き締まる「着痩せ力」
黒ジャケットは、色と構造の両方で細見えが狙えるアイテム。黒は明度が低く収縮して見えるカラーのため、着るだけで上半身が引き締まって見えます。肩まわりやラペルの直線が体のラインを整えて見せてくれるのも、ジャケットならではのメリットです。
ママの毎日に寄り添う「着回し力」
シーンを選ばず活躍する着回し力の高さも黒ジャケットの魅力のひとつ。端正なシルエットがどんな服ともなじむため、セレモニーや通勤のきれいめスタイルはもちろん、送り迎えや保護者会、園行事、習い事の付き添いなど、ママの幅広い予定にフィットします。モノトーンにもきれい色にも合わせやすく、柄物まで受け止めてくれるのも頼もしいところ。羽織るだけでスマートに締まり、“頑張らなくてもちゃんと見える”心強い一枚です。
オシャレに決まる「着こなしのコツ」
黒ジャケットは便利なぶん、合わせ方次第で重く見えがち。前を開けて軽く羽織ったり、腕まわりにゆとりを作ったりすると、抜けが出てこなれた雰囲気に。インナートップスに淡い色やシアー素材を選ぶと、黒の強さがやわらぎ全体のトーンに軽さが出ます。仕上げにアクセや小物で遊び心を添えれば、黒でも地味じゃない大人の黒ジャケットスタイルに。
【2026年春】今年らしいジャケットの選び方は?
「ビッグショルダー」でこなれる!
撮影/ISAC〈SIGNO〉*セレモニーシーンに頼れる【洒落見えジャケット】7選!計算されたシルエットが美しい◎より
肩に立体感のあるビッグショルダーは、シャープな印象を与えながらもほどよい抜けがあり、かっちりしすぎないのが魅力。黒のワントーンでも重たく見えず、羽織るだけで今季らしい空気が漂います。レーストップスや細身ボトムスを合わせれば大人の上品さが際立ち、ハレの日コーデにも自然になじむ仕上がりに。Tシャツやタートルなどの定番アイテムとも相性がよく、卒園式後のデイリーシーンにも取り入れやすい一枚です。
「クロップド丈」ならスタイルアップも
撮影/坂根綾子 *セレモニーシーンに頼れる【洒落見えジャケット】7選!計算されたシルエットが美しい◎より
ショート丈の黒ジャケットは、フォーマルな場ですっきりとした印象になるのが魅力。腰位置が高く見えるため、手持ちのボトムスに合わせるだけで全身がシャープにまとまります。上半身が重たく見えにくく、写真を撮られるシーンでもバランスよく映るのもうれしいポイント。式後も、“軽さのある黒ジャケット”としてデイリーに活躍します。
卒園式や通勤に!シーン別おすすめコーデ
【@卒園式】
エッジのきいた首元×異素材スカートで地味見えを阻止


撮影/須藤敬一
周りとかぶりがちなオールブラックコーデも、スクエアカットとフロントホックのジャケットのおかげでグッと垢抜けた印象に。立体的なスカートやパールのアクセサリーで、特別な日ならではの華やかさをプラスすれば、黒でも重たく見えず上品にまとまります。仕上げに明るいトーンのバッグを合わせ、全身を軽やかに整えるのがカギ。
ツイードジャケット×ボウタイで写真に映える装いに
撮影/渡辺謙太郎
ツイード×金ボタンの黒ジャケットが、モノトーンの装いにほどよいメリハリをプラス。首元のボウタイが顔まわりを立体的に見せてくれるから、写真に残る場面でも沈まず、品良く写ります。ゆるめシルエットパンツでも、短丈ジャケットのおかげで重心が上がり、スタイルアップと動きやすさを両立。
短丈ジャケット×サロペなら楽してきれい見え
撮影/ISAC〈SIGNO〉
座る時間が長い卒園式では、リラクシーなサロペットが心強い味方になりそう。ゆるめシルエット×ドロップショルダーのほんのりカジュアルなジャケットも、シャープな黒のおかげで式典にふさわしいきちんと感が備わります。暗く見えないよう、白トップスやパールネックレスをのぞかせて、顔まわりに奥行きをつくるのがポイントです。
【@通勤】
光沢ボタンならアクセなしでも華やかに
撮影/山岡大志
着るだけでコーデが決まる落ち感がきれいなジャンプスーツは、忙しいママの時短アイテムとしておすすめ。ノーカラーの黒ジャケットで端正なムードを加えれば、通勤にフィットする洗練スタイルに仕上がります。ネックレスをしなくても光沢のあるボタンがほどよい華やぎを添えてくれるから、会議や来客対応などきちんとしたい日にも◎。
ちょっぴりドキッなシアーニットを黒ジャケットで上品に
撮影/金谷章平
黒ジャケットにタートルを合わせた首元が重ためな装いも、シアーニットを選べば軽やかに。控えめな透け感ならオフィスにもなじみ、着込む季節でも抜けが生まれます。光沢のあるサテンパンツを合わせることで上下黒でも単調にならず、都会的な印象に。
“袖を通さず羽織る”ワザでオールブラックも気負いなく
撮影/金谷章平
黒のワントーンでも地味に見えないのは、ジャケットとジレを重ねた立体的なレイヤードのおかげ。Vネックの抜けが顔まわりをすっきり見せつつ、センタープレスが縦ラインを強調してくれます。ジャケットをさらりと肩掛けすれば、オールブラックの緊張感がやわらいでこなれた印象に。ラタンバッグを合わせ、軽やかな表情をプラスする小物テクも◎。
春夏におすすめ!黒ジャケットのシーン別コーデ
【@きれいめシーン】
ママ友ランチは、しなやかな大きめジャケットで気温差対策も体形カバーも
撮影/金谷章平
ノースリ一枚だと冷えるランチ会では、冷房対策用の羽織りとして黒ジャケットを選ぶのも手。腰まわりを優しく包むオーバーサイズを選べば、体のラインが出やすいコンパクトトップス×タイトスカートの組み合わせでも安心して過ごせます。シワ加工のスカートなら座りジワが気にならず、かっちりとした黒ジャケットコーデにほどよい遊び心をプラス。
懇談会には、きちんと感と抜けのバランスが絶妙な半袖ジャケットという選択肢も
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉
学校ママにとって、きちんと感と涼しさを両立できる半袖ジャケットは心強い存在。ウエストを結べるデザインが全体をシャープに整えてくれるうえ、レースパンツの甘さをほどよくセーブしてくれる効果も。黒だけど軽やかに映り、会食や懇談会にもフィットする好印象な装いが完成します。
【@カジュアルシーン】
子連れ外出は、ラフなデニムを黒ジャケットで品良くアップデート
撮影/生田昌士〈hannah〉
ブルーデニム×白タンクの気負わない組み合わせは、黒ジャケットを重ねるだけで洗練された大人顔コーデに更新。カジュアルなアイテム同士でも、ジャケットの端正さが入ることで“普通の服がちゃんとオシャレに見える”黄金バランスが完成します。白スニーカーで抜けをつくれば、週末の外出や子どもの送迎にもちょうどいい、頑張りすぎないスタイルに。
カフェには、カジュアルコンビをノーカラージャケットでキリッと引き締め
撮影/金谷章平
ともするとラフになりすぎるハーフパンツ×Tシャツに、黒のノーカラージャケットを羽織って行儀良さをON。衿がないぶん、首元がすっきりまとまり黒でも軽やかに決まるのが魅力です。差し色となるカラーキャップを合わせれば、街中でも自然になじむ週末カジュアルに。
友達とショッピングへ!黒ジャケットの包容力に頼れば冒険パンツも難なくクリア
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
【右】平成リバイバルで再注目のカプリパンツに挑戦したいけれど、取り入れ方が難しい…。そんなときは、オーバーサイズの黒ジャケットを味方にしてみて。ばさっと羽織ったり袖をまくったりとラフさを出すことで、こなれ感のある大人カジュアルに仕上がります。インナーにはロゴTを選び、あくまでも気取らないムードを楽しむのが今の気分。
秋冬におすすめ!黒ジャケットのシーン別コーデ
【@きれいめシーン】
会食コーデは、素材を変えてワントーンをのっぺり見せないのがカギ
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
ノーカラーのジャケットにシャツを重ねたオールブラックの組み合わせは、素材やシルエットの違いでほどよい奥行きが生まれます。太めロールアップのパンツが視線を下へ流し、モードなアクセントに。シルバーパンプスで明るさを足せば、秋冬のきれいめシーンにもフィットする洗練スタイルにまとまります。
保護者会では、心地良さもオシャレも叶えるフレアシルエットが新鮮
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
ブラウス見えするジャケットは、フレアに広がるシルエットが腰まわりをふんわり包み、気になる部分を上手にカムフラージュしてくれる一枚。体調がゆらぎやすい妊娠初期や、産後の体形が戻り切らない時期のきちんとシーンにも取り入れやすく、無理のないオシャレを楽しめます。スリムな黒パンツを合わせ、全体をシャープに整えるのがポイント。
友達とのディナーには、照れがちな短丈ボトムスを黒ジャケット×ポロニットで知的に攻略
撮影/渡辺謙太郎
いつもより少し気分を上げて出かけたい、友達とのディナー。ママ業では勇気がいるショートパンツも、黒ジャケットを重ねれば落ち着きのある大人仕様に導けます。ほんのりシアーな寒色ポロニットで黒の強さをやわらげ、顔まわりに明るさをプラス。バッグとインナーを同系色にして統一感を出すのもセンスアップの秘訣です。
【@カジュアルシーン】
ママ友宅へ差し入れへ。真面目な上半身に、ひと癖パンツと厚底ブーツで攻めのアクセントをON
撮影/柳原路世〈ende〉
黒タートル×黒ジャケットは、見た目のまとまりだけでなく防寒面でも頼もしく、秋冬の外出にぴったり。ベージュのチノパンと厚底スエードブーツを合わせれば、ほどよいラフさと今っぽい重心が加わり、コンサバに転ばない大人カジュアルへとシフト。レイヤードパンツをちらっとのぞかせる冒険的な遊び心も、懐の深い黒ジャケットが品良く受け止めてくれます。
アウトレットで買い物dayは、新鮮味がありつつカジュアルダウンも叶うカラーデニムで
撮影/嶌原佑矢〈UM〉
カラーデニムは、地味色でまとめがちな秋冬の装いに変化をくれる一本。黒ジャケット×ブラウスのきれいめな組み合わせにデニムならではの親しみやすさが加わり、軽やかな印象に。どんなテイストも受け止めてくれる黒ジャケットだからこそ、鮮度のあるカラーに手を伸ばす楽しさが広がります。
習い事の送迎は、レザーの迫力をデニムで中和し、日常に寄り添う着こなしに
撮影/金谷章平
ノーカラーのレザージャケットは、タートルを重ねても首まわりがもたつかず、秋冬らしいレイヤードがしやすい存在。レザーならではのほどよい緊張感が上半身を引き締めつつ、ブルーデニムで強さを引き算するのがポイントです。バッグはあえて黒ではなく深みのある色を選ぶことで装いに奥行きが生まれ、大人の余裕を。
VERY読者のリアル黒ジャケットコーデ
黒のワントーンは、素材のメリハリと肩掛けでアップデート
撮影/イ・ガンヒョン
ストイックに見えがちなオールブラックも、シアーニットを仕込むことでほんのり柔らかな雰囲気を獲得。三角バックルのベルトやミニバッグ、ポインテッドトウなど、小物でモードな表情を添えた細部へのこだわりが、黒の着こなしをセンスよく更新します。袖を通さず肩にふわっと掛ければ、全体に抜けが生まれ、こなれた印象に仕上がります。(上澤恵理子さん)
手持ちパンツを黒ジャケット×パールで式典スタイルに
普段から愛用しているハリのあるカーブパンツを、入学式にも活用。黒ジャケットでセットアップ風にまとめれば、セレモニーシーンにも違和感なくなじみます。仕上げにパールを重ねて、ハレの日にふさわしい華やぎをひとさじ。(正中雅子さん)
まろやかピンクを黒ジャケット×黒小物で辛口に仕上げる
撮影/イ・ガンヒョン
服装の自由度が高いインターの入学式では、優しげなピンクのセットアップも好相性。ゆったりとしたシャツ×ワイドパンツに黒ジャケットを重ねることで、色の甘さがほどよく引き締まり、式典にも寄り添うきちんとさが手に入ります。小物も黒で統一し、モードにまとめるのがポイント。(大森晴花さん)
ハレの日も日常も、黒ジャケットひとつでスマートに
黒ジャケットは、卒園式・卒業式のようなあらたまった場にも日常のワードローブにも寄り添ってくれる頼れる存在。合わせ方によって季節もテイストも軽やかに横断できるから、忙しい30・40代ママにこそふさわしい一枚です。気負わずにきれいを叶えたいときも、少し雰囲気を整えたいときも、そっと背中を押してくれるはず。式典はもちろん、その後の通勤やママ業、お出かけにも気軽に取り入れてみて。
文/小林 愛
*掲載の情報は、過去誌面や過去記事を再編集したものです。掲載商品はすでに販売終了している場合があります。









