VERY5月号からカバーモデルになった笹川友里さん。たくさんのことに興味を持ち、いろいろな人に学びを求め、吸収しようと日々頑張っている姿は、応援したくなる!とスタッフからも支持多数。その、立ち止まらない、走り続けるささちゃんを、VERYが追いました。
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「VERY撮影の日はいつもダッシュでロケバスに駆け込んでくる!園送迎後、ママチャリで駆け込んでくることも」
ーby ライター 高橋志津奈
撮影の日は朝早いことも多いのでまだ小さいお子さんを育てながらの現場入りはそれはそれは大変だろうな思いますが、ささちゃんはいつだってきっちりの時間に来て朝から笑顔。慌てた様子でママチャリで現れることもありますが(笑)オシャレも忘れずスタッフにも気遣える本当に気持ちがいい子なんです。
アクティブな自転車スタイルでも透けでトレンド感ON!
お仕事で早朝から出かけるとき、シアージャケットを羽織れば即トレンドスタイルに。シアージャケット¥176,000(ジア スタジオ/ザ・ウォ-ル ショールーム)Tシャツ¥8,360〈SLOPPY〉レギンス¥15,400〈ASHER〉(ともにジャーナル スタンダード 自由が丘店)ピアス¥30,800(ブランイリス/ブランイリス トーキョー)バッグ¥669,900(デルヴォー)
「毎日の子どもたちのご飯作りは、15分で済ませているらしい」
ーby 編集 城田繭子
1歳児がいるので離乳食作りもあるとなると、毎日の料理が大変だろうなと想像しているのですが「下の子の離乳食と上の子のご飯は10日に1回頑張ってたくさん作って冷凍。平日の夕飯は15分で準備完了の時短が叶うんです!」とささちゃん。料理好きな面もあるのに、そんな話を聞いて、割り切りが今時っぽいな!と思っていました。冷凍の作り置き+子どもの好物の3択メニュー(卵かけご飯、納豆ご飯、うどん)で、子どもも大満足、ママも悩まない!というのがいいですよね。
ミリタリーJK×スカートの甘辛ミックスで感度高めに
甘すぎ注意報の白スカートを辛口ミリタリージャケットとトレンドのポロニットで甘辛ミックス。オシャレしてお出かけした日だってエコバッグは常に持参で時間があればすぐスーパーへ。ニット¥49,500(カオス/Chaos GINZA SIX)ミリタリージャケット¥93,500(マディソンブルー)スカート¥39,600〈RHC〉チェックバッグ¥53,900〈カミング オブ エイジ〉(ともにRHC ロンハーマン)バッグ¥84,700(ジア スタジオ/ザ・ウォ-ル ショールーム)ユニコーンチャーム¥21,780(guriguri)サンダル¥150,700(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)
「おままごとは苦手だって言っているけど、ちょくちょく公園に行って、一緒になってすべり台もしていますよ」
ーby 毋 笹川玲子さん
友里は家にこもるよりとにかく出かける派。寒くても夕方からでも隙間時間ができたら公園に連れて行って子どもたちが満足するまで思い切り遊ばせていて、子育てを頑張っているな、いいなぁって思って見ています。本人は苦手意識があるようですけど、おままごとのお付き合いは私もできますしね。公園でも見守りタイプではなく一緒にブランコでもすべり台でも遊んでいて、むしろすごいなぁって。いろんな仕事をもって、育児も頑張っている友里、私なりにフォローできたらいいなと思っています。
日差しが気になる季節、羽織り×Tシャツコーデをブラッシュアップ
ショート丈のシャツにレタリングTの定番コーデは、小物で遊び心を!ショートシャツ¥31,900(RHC/RHC ロンハーマン)ロゴTシャツ¥19,800(アンスクリア/アマン)パンツ¥39,600(ユニオン ランチ/リトルリーグ インク)サングラス¥50,600(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)ピアス¥31,900リング¥69,300(ともにブランイリス/ブランイリス トーキョー)バッグ¥64,900(ワイワイ/ロンハーマン)スニーカー¥35,200(ハァウ/ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店) [娘さん]ボーダーTシャツ¥8,800〈ロンハーマン〉ショートパンツ¥13,200〈ラングラー フォー ロンハーマン〉キャップ¥4,950〈ニューエラ〉(すべてロンハーマン)その他/スタイリスト私物 [ベビー]Tシャツ¥8,800パンツ¥12,100(ともにロンハーマン)その他/スタイリスト私物
「ラジオの日、会社の日、モデルの日。目まぐるしい忙しさだけどタフ!でも、スイッチオフの時の抜けがらなささちゃんもかわいいんです♥」
ーby マネージャー 栗生果奈さん
昨年からスケジュール管理を担当していますが、想像以上に忙しくて驚きました。先日イベントで意外な一面を発見。ご一緒したイベントで終了後に広い会場の床にコートとスマホが落ちていて、、えっ?と思ったら友里さんのものでした(笑)。気が抜けるとこうなるんだなと新しい発見でした。ポーカーフェイスの友里さんですが、もっと弱音を吐いていいんだよと言いたいですね。
気合い入れてジャケットスーツでもう一つの顔
堅苦しすぎないジャケットスーツがあればそれだけでちゃんと見える強い味方に。ジャケット¥99,000タンクトップ¥22,000肩がけしたニット¥47,300パンツ¥46,200(すべてオーラリー)メガネ¥55,000(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)ピアス¥36,300(ブランイリス/ブランイリス トーキョー)バングル¥193,600(ビジュードエム/ビジュードエム六本木ヒルズ)バッグ¥289,300(トッズ/トッズ・ジャパン)ローファー¥156,200(J.M. WESTON/J.M. WESTON 青山店)
それでも、お風呂の15分は
子どもに向き合いたい。
この時間だけは走るモードをオフ
ーby 本人
限られた時間の中で夕飯、お風呂、寝かしつけ。そうなると「ママ〜、聞いて!」も何かやりながら聞くことがほとんどです。だからお風呂の15分は全てを忘れて子どもたちと向き合うと決めています。もちろんずっと向き合ってあげたいけれど現実的にそうもいかないし、長くダラダラなんとなくよりも私はこの15分がかなりのお気に入り。だから「バスボム今日は2個入れたい!」と言うときも「いいよいいよ!やってみよ~」と一緒に楽しむことにしています。
外にも出られて家では脱げるそんな組み合わせが最高!
お家にいる時はさっと近所にも、隙間時間があればサクッと公園にも行けるシャツスタイルが大好き。汚れそうな時はささっと脱げて便利なんです。ストライプシャツ¥33,000(Uhr/ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店)シャツ¥38,500(マディソンブルー)Tシャツ¥16,500(デ・プレ)ハーフパンツ¥39,600(ユニオン ランチ/リトルリーグ インク)ネックレス¥357,500(ビジュードエム/ビジュードエム六本木ヒルズ)
そんなささちゃんと、VERYは駆け抜けたい!
黒でかわいいが理想的大人の選びを再確認
かっこいいもかわいいも両方欲張りたい人にぴったりな小花柄のジャケット。今季注目の小花柄をマニッシュに取り込んだら新鮮になれる春が待ってる!ジャケット¥99,000(キャバン/キャバン 丸の内店)バッグ¥312,400(アライア/リシュモン ジャパン アライア)
モデル/笹川友里 special thanks/笹川さんキッズ 撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉 ヘア/左右田実樹 メイク/島田真理子〈UM〉 スタイリング/石関靖子 取材・文/高橋志津奈 編集/城田繭子
“自分ポンコツだなって思ってるけど。やりたいことがたくさんあって、素敵な人が周りにいるからたくさん吸収して、バージョンアップしたいんです”
やっと「自分の色」が見つかったかも♡
「際立ったキャラはないけれど、だからこそ素敵な人を真っ直ぐリスペクトできる。それも“私らしさ”と認めてあげたいって思いました」。ジャケット¥143,000(ジア スタジオ/ザ・ウォール ショールーム)ブラトップ¥7,000(トゥ)チュールスカート¥46,200(HER.)フォース10 ブレスレット ホワイトゴールドバックル¥352,000ケーブル¥40,700フォース10 リング¥649,000(すべてフレッド/フレッド カスタマーサービス)パンプス¥8,990(ザラ/ザラ カスタマーサービス)
ドタバタの日々から教わった「ひとりで闘わなくていい」
山あり谷ありを3日おきぐらいに繰り返して「さすがに、風呂敷広げすぎた?」と思うことも。余裕なんてもちろんなく、やりたいことをもっと絞れていたらテンパらずに済んだとか、ミスも少なかったかもとか、ポンコツな自分に反省もしょっちゅうです。でも、こんなにバタバタだからこそ“ひとりで闘わなくていい”と気づくことができたと思っていて、子育ても仕事も誰かを頼れるようになった今は、安心感のなかで頑張ることができています。
頼れる人たちのおかげで世界が大きく広がった
アナウンサーは、9割方整えてもらったものを完全な形にしてアウトプットする仕事。自分が失敗したら全部を台無しにしちゃうと、プレッシャーを抱え込みがちでした。VERYモデルをはじめた頃も、プロではない私がみんなを困らせてしまうのではと不安で仕方なかったです。それでもフォトグラファー、スタイリスト、ヘア・メイク、ライター、エディターなどのプロフェッショナルな方たちが、いつもの私以上の私を引き出してくれて。そんな現場を重ねるなかで「ひとりで完璧じゃなくていい、もっと委ねる部分があってもいいんだ」と学ぶことができました。起業も家族も子育ても同じで、素直に甘えて、リスペクトして、足りないものを補ってもらいながらステップアップしていけばいい。私にはない実務経験と能力を持つ共同創業者、お互いの子どもを預かり合うことのできるママ友、子育てに力を貸してくれるおままごと上手な母、都会の忙しなさに疲れたときに癒してくれる姉、ドンと構えて散らかった心を整えてくれる夫。ひとりだったら広がらなかった世界が、力を貸してくれる人たちのおかげでどんどんと大きくなっていったのが今。「きっと、いつか、私にも補える何かがあるはず!」と割り切って頼れるようになったのは、年を重ねた図々しさもあるかもしれません(笑)。
テンパっている姿が私のキャラクター
カバーモデルの話をいただいたときは、こわくてしばらくは夫以外の誰にも言えませんでした。学生の頃からキャラがないのがコンプレックス、アナウンサー時代も「笹川らしく」と言われるたびに自分らしさが見当たらずに焦っていた私に務まるのかって。この特集を組んでいただくにあたり編集部からの事前取材があって、正直にいろんなことをお話しさせてもらいました。どんな内容になるのかなとドキドキしていたら「ひたすら走る、ささちゃんが撮りたい」とのリクエスト。本当にいつもの私!すごく肩の力が抜けました。毎日テンパってる姿でいい、それがVERYに必要とされている私のキャラクターなんだって。ありがたい♡成長のチャンスと、楽しみたいと思います!
アナウンサー、起業家、そしてモデルと、様々な顔をもちながら、プライベートでは5歳女の子と1歳男の子を育てるママ。溌剌とした笑顔と、持ち前のポジティブさでファン多数!
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モデル/笹川友里 撮影/酒井貴生〈aosora〉 ヘア/左右田実樹 メイク/YUMI ENDO〈eight peace〉 スタイリング/樋口かほり〈KIND〉 取材・文/櫻井裕美 編集/城田繭子 撮影協力/AWABEES
*VERY2025年5月号「走れ、ささちゃん!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品は販売終了している場合がございます。