ニュートラルで上品なベージュは、幅広いコーディネートに活躍する万能カラー。でも、「何色と合わせるのが正解?」「顔色がぼんやり見える……」と迷うことも。合わせやすいベーシックカラーから華やぎを添えるアクセントカラー、柔らかなパステルカラーまで、ベージュの魅力を引き出す新鮮な着こなし見本をご紹介します。
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ベージュに合う色と合わせるのが難しい色をチェック!
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ベージュは基本的にはどんな色とも合う万能カラーですが、そのなかでも合わせやすい色と、合わせるのが難しいとされている色があります。
ベージュに合わせやすい色は?
ベージュはなじみやすく使い勝手のよい定番色ながら、合わせる色によって印象が大きく変わるのが魅力です。主に合う色とされているのは、黒・白・ネイビー・ブラウン・グレーなどのベーシックカラー。カーキは淡い色ではなく、濃い色味のほうが合わせやすいとされています。
合わせるのが難しい色は?
基本的にはどんな色とも相性が良いベージュですが、淡いグレーや淡いカーキはコーデがぼんやりとした印象になってしまうことから、合わせるのが難しいと感じる人が多いようです。対策としては、明るいベージュにはダークグレーや深みのあるカーキを合わせてコントラストをつける、素材の違うアイテムを合わせるなど、メリハリを意識すると◎。
ベージュの服をおしゃれに着こなすコツは?
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ベージュをおしゃれに着こなしたいけど、肌がくすんで見えたり、「なんだかしっくりこない……」という悩みを持つ人もいるのでは。選び方やメイクのポイントを押さえて、センスが光るベージュコーデを目指しましょう!
自分に似合うベージュを取り入れて
ベージュは選ぶトーンによっては顔色が沈んだり、ぼんやりと見えてしまうことも。パーソナルカラーに合うベージュを選ぶことで肌なじみが良くなり、垢抜けた印象を演出できます。
パーソナルカラー別「似合うベージュ」の種類
- イエローベースのスプリングタイプ:明るいライトベージュ
- イエローベースのオータムタイプ:深みのある黄みがかったベージュ
- ブルーベースのサマータイプ:淡いピンクベージュや、白に近いミルクティーベージュ
- ブルーベースのウィンタータイプ:黄みのないクリアなグレージュ
デザインやシルエットで脱・地味見え
ベージュは控えめで落ち着いた色だからこそ、シンプルなデザインだと全体的にのっぺりと見えてしまうことがあります。トップスをベージュにするなら衿元が印象的なボウタイ付きやボリューム袖、立体感のあるシルエットのものを選び、華やかさをアシストするのがおすすめです。
ボトムスにベージュをもってくる際は、タックやプリーツが入ったものやシルエットに動きのあるデザインを選ぶことでこなれ感が高まります。また、きれいめコーデではテーパードパンツやタイトスカートでスマートに、カジュアルコーデではワイドパンツでラフに、よそ行きコーデではフレアスカートで甘さを出すなど、全体のテイストにマッチするシルエットを選ぶことも洗練度を高めるポイントです。
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血色感のあるメイクで明るい印象に
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ベージュの服は肌なじみが良いぶん、顔色がくすんで見える心配があるので、血色感のあるメイクを意識しましょう。特にリップは、顔の印象を左右する重要なポイント。ヌーディーなカラーよりも、ローズピンクやコーラル系、オレンジベージュなどをセレクトすると◎。肌の透明度が高まるプラム色のリップは、存在感がありながらもやりすぎに見えないからおしゃれ度がアップ!
撮影/nara〈vale.〉
ベースメイクはヘルシーな美肌作りを心掛けるのがおすすめ。保湿効果の高い下地を全顔に広げたあと、スティックファンデーションを顔の中心から斜め上に向かって左右対称に直塗り。指で伸ばすと自然なVラインが出て小顔効果が狙えます。指に残ったものを小鼻につけて赤みをカバーするテクニックで、ベージュコーデにぴったりな健康的な素肌感が生まれます。
【黒】でシックに引き締めてぼんやり見えを回避
軽やかなベージュジレにオールブラックでカッコよさを投入
撮影/須藤敬一
端境期のアウターとして活躍する、マキシ丈のジレ。端正ながらもベージュのおかげで柔らかな印象を引き出します。きちんとさを後押ししたい通勤や参観日では、ほかのアイテムをオールブラックにまとめてスタイリッシュに。優しさと強さを持ち合わせた、ベージュ×黒ならではの洗練コーデが完成します。
構築的な黒スカートでベージュの定番トップスとのコーデをモードに
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
ともするとぼんやりとした顔映りが気になるベージュトップスも、太め幅のリブ素材ならパッとおしゃれな表情に。黒のコクーンスカートでコーデに立体感とコントラストをつければ、優しげな印象をキープしつつ、メリハリのある装いに決まります。ブーツやバッグも黒で統一し、ベージュの魅力を際立たせるワザも。
透明感のある【白】で軽快&柔らかな雰囲気に
親子行事はチノパン×白スウェットでトラッドカジュアルに
撮影/田形千紘
黒パンやダークカラーでまとめがちな運動会では、ベージュのチノパンにスイッチするだけでこなれた今どきスタイルに刷新。タック入りだと動きやすさと洒落見えの両取りが叶いそう。一見カジュアルなスウェットも、白のハーフジップなら清潔感のあるきれいめスタイルに整います。
透けベージュトップス×白パンで爽やかな大人コーデに
撮影/須藤敬一
透明感のある大人っぽい雰囲気を楽しみたいときは、ベージュ×ホワイトの組み合わせがうってつけ。シアースリーブならベージュトップスでも脱・無難に。クリーンな白パンを合わせれば、ワンツーコーデでも手抜きに見えない好印象スタイルに決まります。
知的な【ネイビー】できちんとした印象をプラス
トレンチ×濃紺デニムで気張らず今っぽい通勤スタイルに
撮影/遠藤優貴
クラシカルなベージュのトレンチコートに濃紺デニムを合わせることで、きれいめを確保しつつ親しみやすい印象に。全身ゆるめの今どきバランスでもきちんと見せてくれる心強い配色です。オフィスシーンでは白シャツで凛とした清潔感をプラスして。
ラフな送迎スタイルもベージュ×ネイビーなら大人顔にまとまる
撮影/金谷章平
ベージュ×ネイビーの大人配色を活用すれば、力みたくない送迎コーデが簡単におしゃれ見え。カジュアル指数高めのスウェットパンツも、ネイビーのハーフジップ×ベージュアウターを合わせることでラフさが軽減します。
なじみやすい【ブラウン】で温かみを演出
同系色のブラウンは好相性!異素材で奥行きを意識すると◎
撮影/黒沼諭〈aosora〉
ともすると無難すぎてしまうベージュシャツですが、袖や裾の切りっぱなし加工ならグッと個性がプラスされ、装いに新鮮な風を吹かせてくれそう。フェイクレザーのブラウンスカートでグラデーションをつければ、同系色でも立体感のあるこなれスタイルが完成します。
トップスはピタッ&ボトムスはゆるっとでメリハリを
撮影/倉本侑磨〈Pygmy Company〉
ベージュのチノパンの軽やかさがブラウンTの落ち着いた色合いとのバランスを取り、ほどよいリラックス感が漂うスタイリング。着こなしが単調にならないよう、コンパクトなトップス×ゆるめパンツに革ベルトをキュッと締めて、メリハリを付けるのがポイントです。
小粋な【レッド】で上品な華やかさを楽しんで
レトロな赤ニット&フリル衿もベージュパンツとなら気負いなく
撮影/水野美隆
穏やかなベージュにエネルギッシュな赤を差すことで、コーデ全体がパッと華やかにアップデート。クラシカルな柄ニットから甘ブラウスの衿をのぞかせて上半身が甘めでも、ベージュパンツなら大人に仕上げてくれます。赤のポインテッドトゥでもう一歩遊び心を効かせて。
ベージュコートに赤カーデでリッチな存在感をプラス
撮影/倉本侑磨〈Pygmy company〉
寒くておしゃれへの意欲が低迷しがちな真冬は、赤が持つ前向きなパワーを拝借。顔色がくすんで見えることがあるベージュに、赤カーデを忍ばせることで血色感が出現。スウェットパンツでも手が込んで見えるので、忙しいママにありがたい組み合わせです。
【パステルカラー】で爽やかな好印象スタイルに
ピンクで優しげムードUP!ひと手間加えてセンスアップを狙って
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
キュートさを醸すピンクは、ベージュと合わせることで甘くなりすぎず落ち着いた上品コーデにシフトします。やわらかな印象同士なので、ボトムスINしたりカーデを肩掛けしたりと、メリハリをつけるのがカギ。バッグやシューズもベージュやブラウンでリンクさせると、コーデ全体が優しい雰囲気にまとまります。
ベージュパンツ×イエローシャツでフレッシュに垢抜ける
撮影/金谷章平
ベージュとイエローの組み合わせは、ナチュラルな雰囲気のなかにも明るく元気な印象を与えられるのが魅力。快活なイエローシャツがベージュパンツに自然に溶け込み、派手に見えないのがうれしいところ。さらにブラウンのベルトやシューズ、バッグがこなれ感を後押し。
ベージュ×ブルーが爽快かつ上品!ハーフパンツも大人っぽく
撮影/金谷章平
お久しぶりなハーフパンツも、ベージュの上品さを借りれば気恥ずかしさなくトライ可能。ブルーのビッグシャツと合わせることで爽やかさが高まり、春夏に似合うヘルシーなスタイリングに。インに着るTシャツとシャツの色を揃えれば、よりすっきりモダンな印象に仕上がります。
オールブルー×ベージュシャツで抜け感のあるスタイルに
撮影/金谷章平
夏らしさたっぷりな、タンク×デニムの上下ブルーコーデ。紫外線や冷房対策でプラスしたいシアーシャツは、きれい色と好相性なベージュシャツが清涼感たっぷりなブルーコーデに大人の落ち着きを添えてくれます。絶妙な透け加減が旬のエッセンスを投入してくれるのも◎。
【ベージュ】で優しげなワントーンコーデに
ジャケット×デニムのテイストMIXで気張らない母コーデが完成
撮影/金谷章平
母業の日は、頑張りすぎないけどきちんと感が出るベージュのワントーンコーデが頼れます。立体的なペプラムシルエットのジャケット×デニムに、まじめだけで終わらず、ちょうどいい抜け感が。配色バッグやバングルで華やかに盛り上げて、退屈見えを阻止するのがコツ。
デザイン性のあるジレでオールベージュがグッと今っぽく
撮影/金谷章平
のっぺり見えが心配なオールベージュは、衿付き、短丈、大きめボタンの技ありジレを加えて今っぽい立体感を出すと◎。カジュアル度が高めなパラシュートパンツがきれいめにシフトされるのもうれしいポイントです。インナーの黒Tをチラリと見せてコーデをキリリと引き締めて。
ベージュの【ジャケット&アウター】のおすすめコーデ
端正なノーカラージャケットが活躍
撮影/須江隆治〈See〉
白トップスに淡ブルーのデニムを合わせた、爽やかな組み合わせ。ベージュのノーカラージャケットを羽織ることでお仕事シーンに対応できる品の良さが加わり、送迎→通勤も華麗に横断できそう。ゴールドカラーのシューズとネックレスで、洒落感もしっかり確保。
ハレの日はベージュのジャケット&パンツをほんのりモードに
撮影/金谷章平
TPOをわきまえつつ自分らしさを楽しみたいママには、ベージュのセットアップが重宝します。ロングシャツをあえて出すという新発想も、白×ベージュが上品な印象をキープしてくれるので、安心してチャレンジして。
辛口素材のベージュブルゾンがモノトーンを格上げ
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
トレンドのエコレザーアイテムをきれいめママが取り入れるなら、ベージュのブルゾンが最適解。ノーカラー&コクーンシルエットならさらにハードになりすぎずデイリーに着回せます。白トップスで顔まわりは優しげにしつつ、黒パンツでコーデ全体を引き締めれば、スタイリッシュな都会派コーデに着地。
きれいめベージュの力でダウン特有のカジュアルさをセーブ
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
真冬でも送迎、通勤、公園と外にいる時間が長いママの救世主となるダウンジャケット。ベージュのノンキルトデザインなら、スポーティなムードが軽減してコンサバママも気軽にトライできそう。ニュアンスパンツとの組み合わせがのっぺりしないよう、黒Tでカッコよく仕上げて。
色の組み合わせでガラリと印象が変わるベージュを楽しんで
比較的どんな色とも合わせやすく、上品でやわらかな印象を与えてくれるベージュはママたちの心強い味方。「地味に見える」「顔映りがぼんやりする」というときは、ベージュと相性の良いカラーを取り入れて立体感や奥行を意識してみたり、メイクで血色感をアップしたりしてみましょう。配色によって印象が変わるからこそ、自分らしい着こなしを楽しめるのが魅力。ベージュに合う色をうまく活用して、おしゃれをもう一歩先に更新してみて。
文/小林 愛
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