ママ1年生、ワンオペ生活の息抜きは揚げ物すること

1人暮らしが長かったので料理は好きで、野菜ソムリエの資格を取るほど。離乳食作りも自分なりに試行錯誤していたけれど、それは余裕がある時だけ。忙しい時にはベビーフードにも頼りました。娘は4月から保育園に通っていますが、それまでは本当に自分の時間がなかった!夫の帰宅は19時過ぎ、夜勤もあるので今もワンオペ育児。私に余裕がない時は喧嘩になることも（寝ると忘れて引きずらないタイプの夫のおかげで、翌日には仲直り）。妊娠前はゴルフやバーでゆっくりワインを飲むことが趣味でしたが、ゴルフに行く頻度も減り、子どもが小さいと外食を逆にストレスに感じてしまうことも。産後は買物もネット中心になり、ママになると気分転換すら難しい（笑）。唯一の息抜きは、実家に子どもを預けている間に子どもと2人の時はできない揚げ物をすることでした。生み出した短い時間で何品作れるか、と無心で料理することがリフレッシュになっています。

実は整理整頓が苦手！ズボラに見えないオシャレ術とは？

性格は母親譲りで真面目・心配性だけど、整理整頓だけはちょっと苦手。時短も兼ねるズボラカバーのスキルはママになって、さらに向上中！

❝Tシャツ1枚でもサマになる
ひとクセデニムで楽して洒落感❞

頑張ってないけどオシャレに見える、が理想だからTシャツ×デニムは産前から変わらず大好きなスタイリング。足元はきれいめに見える靴できちんと感を出したい。
Tシャツ￥12,100（カフェ マウンテン／サードマガジン）デニムパンツ￥56,100〈リトコフスカ〉バッグ￥180,400〈スーザン・サツマリー〉（ともにアルアバイル）サンダル￥71,500（ヘリュー／ガリャルダガランテ 青山店）ピアス￥30,800（ブランイリス／ブランイリス トーキョー）イヤカフ￥33,000（エテ）

❝畳まず掛けっぱなしで完結！
手を掛けずに、楽してきちんと❞

苦手なのは洗濯物を畳んで仕舞うこと！その点、シャツはハンギングしたままで良いので手もかからず、きちんとした印象に見えて合理的！シャツ・パンツ・パンプスが一番自分らしくて落ち着きます。
シャツ￥44,000（デパリエ／デパリエ 伊勢丹新宿店）スウェット￥21,780パンツ￥29,700（ともにオブラダ／シンチ）バッグ￥74,800（デメリエー／マルティニーク ルミネ横浜）シューズ￥39,600（ピッピシック／RHC ロンハーマン）ピアス￥40,700（ete bijoux／エテ）ヘアバンド／スタイリスト私物

❝車通勤の日のスニーカーも
タイトスカートで楽して女っぽく❞

元ペーパードライバーですが、最近は地元での仕事は車で通勤も。スニーカーの日はカーゴスカートを。難しい合わせをしないでも今年らしく見えて、座ってもシワにならないところも優れもの。
スカート￥26,400（ウィム ガゼット／ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店）トップス￥31,900（ロエフ／エイチ ビューティー＆ユース）バッグ￥86,900（ヘリュー／アルアバイル）スニーカー￥31,900（オートリー／プラージュ 代官山店）サングラス￥20,900（ロンハーマン）ピアス￥35,200（ブランイリス／ブランイリストーキョー）バングル￥60,500（ガガン）

❝印象を整えてくれる
最愛かっちりフォルムバッグ❞

子連れの時も新幹線通勤の時もスニーカーやスウェットなどカジュアルアイテムが多いからこそ、もともと好きだったかっちりフォルムバッグが拠り所。頑張れない時も「きちんとキレイ」に。少数精鋭で長く使えるものに投資したいので、シャネルやボッテガを。ワンハンドルが美人顔のカフネも愛用。ショルダーとしても使えるものを選んでおけば、子連れや泊まりがけで大荷物の日も安心。

ママになってピアスデビュー！モデル業への想いを語る

育児とゲームの相性が良いと知り、産後ゲーマーに！
自由に動けないけど手持ち無沙汰な時間も多い子育て、ママ友から勧められニンテンドースイッチ デビュー。縦揺れで寝かしつけしながら「ファイアーエムブレム」をしたり、新幹線移動の時間潰しにも。
タンクトップ￥11,000（トゥディフル／ライフズ 代官山店）ピアス￥10,450リング[右手人差し指]￥33,000リング[右手中指・薬指]￥49,500（すべてガガン）イヤカフ￥29,700（コールムーン／ショールーム セッション）リング[左手中指]￥38,500（ブランイリス／ブランイリス トーキョー）抱っこ紐／スタイリスト私物

毎日すっぴんにスウェットで家にこもって気持ちも塞いでいた産後。家族みんなに背中を押されて仕事に復帰した時に改めて、この仕事が大好きだと感じました。10代から続けて山あり谷ありでしたが、自分には仕事が必要だと再認識。ママになって変わったのは、自分のことは自分で決めてもいい、と思えるようになったこと。これまで仕事で迷惑をかけないように、と自分以外を優先することが当たり前だったので大きな変化。実は昨年、ピアスも開けました。10代は俳優の仕事でNGだったので、そのままでしたが、撮影でピアスがつけられないことが気になっていて。開けるなら今、と独断専行。ふとした時に映る、子どもといる時の自分の横顔を好きになれました。VERYではママとしての生活感が求められたり、お芝居で役を演じるのとは違って『岡本あずさ』が求められるのがとても新鮮。誌面も自分と重なることが多く、パワーをもらえます。私も同じように子育てに奮闘するママを元気付けられる存在になれたら、と思っています。

撮影／渡辺謙太郎　スタイリング／岩田槙子　ヘア・メーク／アキヤマヒトミ　モデル／岡本あずさ、AYASE　取材・文／増田奈津子　編集／石川穂乃実
＊VERY2024年7月号「ネオコンサバママ・岡本あずささんを知りたい」より。
＊掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
＊掲載のシャネルのアイテムは岡本さん私物です、シャネル ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。