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節目にふさわしい『一生ものジュエリー』の選び方!<テニスブレス>の魅力を徹底解剖

1年頑張った自分への“ご褒美”に、節目となる年の“記念日”に「一生ものジュエリー」を購入したいけれど、何を選んでいいかわからない!という方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、審美眼を持つジュエリーライター・沼田珠実さんおすすめをご紹介。長年探していてやっと出合えたという“テニスブレス”の魅力について教えていただきました。

ずっと探していた
テニスブレスレット

ここ数年ずっと探していたジュエリーがありました。それはテニスブレスレット。このブランドの!という明確な希望はなく、いいものに出合えたら、と思っていたんです。テニスブレスレットとはダイヤモンドがぐるりと一周連なったブレスレットのことで、言わばエタニティリングのブレス版のようなデザイン。とてもシンプルなので、モチーフジュエリーにもパールにも合わせやすく、また装いも選ばず、プラスするだけで瞬時に手元を明るくしてくれます。ほかのブレスレットや時計と重ねるなど、アレンジもしやすいので、1本持っているととても便利なジュエリーです。
細いホワイトゴールドのテニスブレスを20年ほど前に買ったのですが、もう少しボリュームのあるものを探していました。かれこれ何年も。〝これ素敵~!〟と思っても、ダイヤモンドがぐるり一周というデザインだからしょうがないのですが、価格が高すぎて諦めることもしばしば。ダイヤモンドのそれなりの大きさと価格、両方納得できるものになかなか出合えませんでした。
昨年は私にとっての節目の年でしたので、漠然とテニスブレスレットか、ダイヤモンドのひと粒ピアスのどちらかを買いたいなぁと考えていました。が、結局これ!というものは見つからずじまい。そんなとき出合ったのがこちらです。特に何を買うというつもりもなく、知り合いに付き合ってふと立ち寄ったMIKIMOTOさま。まさか真珠のMIKIMOTOさまで出合うとは! 私も驚きでした。それまで散々さまざまなテニスブレスを見てきた私ですから、なんとなくの価格が想像できました。が、こちらは私の想定よりもかなりお安め! 総カラット数は5ctを超えるサイズ感でしたが、どうせ買うのなら大きいサイズが欲しかったということもあり、〝もう何年か探し、もう少し大きめを買うか?〟もしくは〝この出合いを大切にするか?〟(そう何本も買えないものなので、今買ったら、もうこの先テニスブレスを買うことはなくなると思ったので)で、数日悩み…そして決めました。

 

やっと出合えたテニスブレスレット[プラチナ×ダイヤモンド](MIKIMOTO)

〝このサイズ感でこの価格はかなりお値打ち!〟とお迎えしましたが、冷静に考えると今まで買ったなかでいちばん高額なジュエリーでした。そう思うと使うたびにドキドキします。〝パールといえば〟真っ先に浮かぶブランドのMIKIMOTOですが、これまでも現在も(この先も?)ダイヤモンドに相当力を入れているそう。日本を代表するメゾンであるMIKIMOTOの厳格な日本クオリティで選ばれ、作られているダイヤモンドジュエリーでしたら間違いありません。土台のプラチナの作りもそれはそれは美しいものです。

 

おすすめのコーディネートは

ダイヤモンドジュエリーと

coordinate】合わせたリングは、右手がポメラート。左手がTiffany。モチーフピアスはルイ・ヴィトン、ひと粒ピアスはノーブランド。時計はカルティエです。

手持ちのダイヤモンドジュエリーと合わせてみました。とてもゴージャスになりますね。ダイヤモンドだから、高いジュエリーだからと、しまっていてはもったいないです。私は普段使いできることが買う条件のひとつ。デイリーにどんどん使うつもりです。

 

パールジュエリーと

coordinate】合わせたリングとピアスはノーブランド。時計はカルティエです。

この日は浴衣スタイル&パールに合わせました。和装にも似合いますよね。リングもひとつだけというシンプルコーデに。花火大会に行ったのですが、手元の煌めきが目立ったようで、何人かに、ブレスについて聞かれました(笑)。

 

時にはテニスブレスのレイヤード

coordinate】合わせたリングはハリー・ウィンストン、ブレスレットはノーブランドです。

元々持っていたテニスブレスとは長さがぴったり! 重ね着けも可愛いです。こんな日は、エタニティリングひとつだけのミニマルコーデ。このエタニティもそれなりの大きさだと思っていたのですが、こう見ると華奢ですね。細いほうのテニスブレスはそんなに品質の良いものではなかったと思うのですが、並べてみてもそんなに輝きが沈まないので、逆に見直しました。今後も大切にしたいと思います。

 

私は、年齢が高くなるにつれて小さいものだと物足りなくなる性格なので、少しボリューム感のあるものをお迎えしましたが、大きさはお好みのものを。ただそんなにたくさん買うものではないので、大きさで悩んだなら大きめを買っておいたほうが、数年後あの時あれを選んでおけば!という後悔をしないかもしれません。

 

アイテムはすべて私物です。ブランド側へのお問合わせはお控えください。

 

ジュエリーを紹介したのは…
沼田珠実
ライター歴20年。ジュエリーページを数多く担当し、その審美眼と知識にスタッフやモデル、ジュエリーブランドのプレスからも厚い信頼を寄せるほど。私物ジュエリー術を紹介しているインスタ(@mami_my_jewelry)も話題。

*掲載中の情報は、過去誌面や過去記事を再編集したものです。

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